いや〜、九月になっても暑いですね。
本番の夏はキンキン中だったのに・・・。

アニメ版の「釣りバカ日誌」は打ち切りになってしまいました。
時期が遅すぎて、アバレンジャーの効果が発揮できなかったようですね。
製作会社の違いで映画版とのタイアップもできなかったし・・・。
最近は原作を無視して突っ走った話が多いと思ったら、おしりが見えてたんですかね?


さて、またアバレンジャーから。

恐竜やの新メニューはピーマン入りカレー。
らんるちゃんは納豆に続いてピーマンが嫌い。
幸人は貝が嫌い。ホタテなのに。
その二人でも食べられる介さんの調理。いったいどんな手を使ったんだろう?
だいたい、新メニューの名前が出なかったけど?くれぐれもトリノイドみたいな名前にはし
ないでね。
このカレーの具が伏線になっているとは・・・。
リジェのキスによって次元の扉が開いてたんだ・・・知らんかった。
ラッコピーマンの口癖は「○○まんぴ〜!」やばい。
アスカの夢に現れる新戦士。爆竜はトリケラやカスモシールドンと同族?
この世界の最強生物は、やはり女子高生・・・。ちなみにアダルトの世界では女子校生と表
記されます。
顔についたラッコの手で携帯を使うラッコピーマン。かわいい。
変なマニアのらんるちゃんは、仲代先生の車を記憶していた。
嵌めるつもりが使用法を熟知していたラッコピーマン。やりますね。
アバレキラーのアバレモード!トゲトゲ・・・。
走るより飛んだほうが遅いアバレキラー・・・。
「古人曰く、七転び八起きブラ」やっぱりネタ切れか?
ますます強くなる敵にあせりを感じるアバレンジャー。さて、どのようなパワーアップを果
たすのか?



で、ファイズは第33話「真理、死す」です。・・・えぇっ!!?まさか、死んだらオル
フェノクで覚醒とか??

○アバンタイトル
「俺が君を助けたのは、君を守るためじゃない!俺の手で君の命を奪うためだ!!」
「?!」
「そうすれば、俺は完全に人間の心を捨て去ることができるから!」
「なに?・・・嘘・・・そんなの嘘!!あたしは知ってる、あなたは優しい人だって!!」
「嘘じゃない!!」
振り向きざまに変化して、彼女の腹にパンチを叩き込む!!

病院で出会った巧と勇治。
「君のせいで、園田さんが・・・」
「ああ。それがどうした?」!「お前には関係ないだろう。オルフェノクであるお前にはな
・・・」
「!・・・場所を変えようか?」

干潟で闘うホースとファイズ!

真理ちゃんの意識は回復しない。

○干潟
お互いに剣を抜き、斬り結ぶホースとファイズ!
「君だけは、君だけは許せない!君は俺を裏切って、園田さんまで裏切った!!」
「ああ。俺も俺が許せない。お前らオルフェノクを信じようとした自分がな!」

二人の戦いを見物する北崎。
「へぇ〜。リキ入ってんだ。いいね・・・変身!」『Standing by』『Comp
lete』
二人の間にデルタが乱入!ホースに殴りかかる!
ファイズはデルタに斬りかかる!「邪魔するな!これは俺たちだけの闘いだ!」
「そうだ!」ホースの剣がデルタの背中を襲う!
「やだなぁ・・・マジになっちゃって。いいよ、勝った方を僕が倒すから」
ファイズエッジがホースを下からすくい上げる!飛ばされたホースは変身が解ける。
ファイズも力尽きて変身が解ける。
「あ〜あ、だっさいなぁ・・・」デルタも変身を解く。「ばっかみたい。・・・なんか、飽
きちゃった」
ベルトを見つめる北崎。

○西洋洗濯舗
巧はベッドに伏せていた。
そこへ啓太郎があわてて飛び込んできた。真理ちゃんの事を聞かされたようだ。
「・・・いったい何があったの?どういうこと?」
「どうもこうもない」雅人も現れた。「話した通りだ。乾君はオルフェノクを信じようとし
た。そして真理が犠牲になったんだ」
「ほんとうなの?どうしてそんなことに・・」
「最低なんだよ。この男は!」

人のこと言えるのか?

○緑ヶ丘病院
サイドバッシャーで病院へ向かう雅人。
『もしもし、あぁ里奈か。流星塾の仲間を集めてくれ。大変なんだ。真理が!』

病室では啓太郎が付き添っていた。だが回復の兆しはない。

○バー・クローバー
店にはアンラッキーな面々が集っていた。
「捨てちゃったんだ・・・」
「捨てた?!デルタギアを??」
「うん。何かもう、飽きちゃってさ・・・。ベルトなんか無くっても、僕にはオルフェノク
としての力があるからさ・・・」
「何と言う事をするんです。せっかく手に入れたものを・・・。教えてください。いったい
どこに捨てたんです?」
「そこのゴミ捨て場に」
琢磨君は早速階段を駆け上がり、夕立が降る中をゴミ漁り。
「ベルト・・・ベルト・・・」
通りすがりの親子連れに白い目で見られても気にしない。

「バカだなぁ、琢磨君も」
デルタギアはケースに入って、北崎の横のスツールの上に置いてあった。
「でも、これに飽きちゃったのは本当なんだよね・・・あげるよ、君に」ケースを澤田の所
に置いた。
澤田はケースを開けた・・・。

前回盗もうとしなければ、貰えたかもしれないのに・・・。琢磨君・・・哀れ。

○緑ヶ丘病院
雅人が呼んだ流星塾の生き残り(まだいたんだ・・・)の里奈ちゃん・太田・三原の3人が
お見舞いに来た。
三原(ゴーゴーファイブのグリーンだって)はバイトがあるからと、早々に帰ろうとする。
「だって、俺がいたってどうなるものでもないし、それに関わりたくないんだ、こういう事
・・・」
「関わりたくない?どういうことだ?」
「忘れたいんだ。流星塾のこと。俺・・・ただ普通に生きていたいんだ」
「お前、自分だけよければそれでいいのか?!」
「よせ。君の気持ちも解かる。行けよ。君の自由だ。好きにすればいい」

○公園
「そんな落ち込むこと無いって、たっくん。真理ちゃんのことだもん、きっとすぐに元気に
なるから!」
啓太郎は巧を励ましていた。
「そうだよ絶対!絶対に元気になるって!!」
巧はファイズギアのケースを啓太郎に渡した。
「昨日ずっと考えてたんだ。俺にはファイズである資格は無い。だから、こいつはお前が預
かっといてくれ」
「・・・そんな・・・。たっくんのせいじゃないって!そんなに自分を責めること無いって
・・・」
「啓太郎・・・俺は・・・」
涙を流す巧・・・。

○オルフェノク・マンション
勇治は結花ちゃんの手当てを受けていた・・・。
「まだ痛みます?」
「いや、もう大丈夫だ。ありがとう」
「そうそう、そういえば昨日海堂さん、大活躍だったんですよ!ね、海堂さん!」
「なに、また俺様の英雄物語が聞きたいのか?よし、話してやる、というよりまずはこれを
見ろ、これを!」
彼の持つ新聞の一面には、『ビル火災から子供を救った英雄』の文字が躍る。
「目も眩むような大火災だった。一寸先も見えない白煙の中、俺様は命を捨てる覚悟で尊い
人命を救助したんだ。
どうだ、凄えだろう!えぇ木場」
「・・・本当だ。見直したよ海堂」
「海堂さん火事に巻き込まれて、それでまた髪の毛が真っ黒になっちゃったんですよ。ね、
海堂さん」
「そうそう、真っ黒に焦げちゃって・・・って、んな訳あるかい!真の英雄になった俺様
に、そんな小細工なんざぁ必要ないんだよ!」
そこへ海堂の携帯が鳴る。だがなぜか、怒って切ってしまった。
「昨日助けたガキが福祉センターに保護されてて、俺様に会いたいんだと・・・」
「何故会いに行かない?」
「うん。俺様はガキが嫌いなの」

そうそう、ガキはガキが嫌いなんだよね。・・・俺もか。

○緑ヶ丘病院
啓太郎は雅人にファイズギアを渡した。

その後雅人は巧と、真理ちゃんの主治医と面会した。
「どういうことですか、真理の体が普通じゃないって?」
「いや、普通ではないというよりは、園田真理さんの体には、かつて特別な治療が施された
形跡があるということです。
以前彼女は、大きな病気か怪我をしたことがあるはずです。その時現代医学では考えられな
い治療を受けて、彼女は命を取り留めている。
何か知りませんか、そのことについて?」
「どうなんだ?何か知ってんじゃないのか、お前?」
「・・・いや、別に・・・」
「彼女は今、非常に危ない状態にある。我々の力でどの程度のことができるか・・・あまり
自信が無いというのが正直な所です」

診療室を出た巧は、雅人を問いただした。
「おい、どういうことなんだよ?え!お前本当はなんか知ってんじゃないのか?真理が以前
受けた特別な治療って何なんだよ!
真理にいったい何があったんだ!」
「知らないなぁ。たとえ知っていても、君にはいう必要は無い。君には関係の無い話だから
な!」

外に出た雅人を里奈ちゃんたちが待っていた。
澤田と連絡が取れたのだという。

真理ちゃんの病室のモニター室にさりげなくMacが置いてあったりする。

○堤防
雅人・里奈ちゃん・太田そして三原も澤田に会いに来た。
「君まで来るとは思わなかったな。いいのか、家に帰らなくて?」
三原の返事は無い。
その時、デルタギアを持って澤田が現れた。
「本当なの、澤田君?本当に、あなたが真理を?」
「今の奴に話しかけても意味は無い。もう人間じゃないからな!」
「人間であるということが、そんなに大事なことなのか?それにある意味では君たちだって
人間じゃない」
「なに?なに言ってんだ、お前?」
「何も知らないということは、幸せなことだよ」
「黙れ!貴様は俺が倒す!」
澤田は持っていたデルタギアのケースを雅人たちのほうへ投げた。
「これは・・・デルタギアか?」
「あげるよ君に。別に君以外の誰が使ってもかまわない」
「何のつもりだ?」
「今のままじゃ、あまりに僕が有利だからね。勝負したいんだ。君たちと。真理だけじゃな
い。君たち全員の命は、僕が貰う!」
「何のためにそんな・・・」
「嫌いなんだよ君たちが。みっともない・・・失敗作のクセに、肩を寄せ合って生きてるな
んて」
「嫌だ!俺は関係ない!俺はもう流星塾とは関係ないんだ!」
「悲しすぎるんだよ。君たちの存在は。この次会うときまで、戦う準備をしておいたほうが
いい」
哀れな仲間を残して、澤田は去っていった。

○西洋洗濯舗
テーブルの上に三つのギアを置いて眺める雅人。
カイザフォンを使って澤田に電話する。
「澤田か、闘う準備なら、とっくの昔にできている。ケリを着けよう。二人だけでな」

ドアの影から見ている巧は、何を思う?

○スマート・ブレイン本社
澤田は村上社長に召喚されていた。
「どういうつもりです?デルタギアを自分から手放すとは・・・どうしました?何か思惑が
あるなら教えてください」
「べつに・・・」
「ふざけるな!」
村上社長は変化した!
頭が半透明で中には青いバラの花が光っている。そう、これがローズ・オルフェノク!村上
社長の正体だ!
右手から青い光弾を放ち、澤田を吹き飛ばす!
すぐさまジャンプして変化した澤田の前に立ち、襟首を絞り上げる。
「ラッキークローバーの新メンバーとして、私はあなたに多大な期待を寄せていた。そんな
私を裏切るなら、唯ではすみませんよ!」
殴り飛ばした蜘蛛男に向けて、頭部から赤い花びらを飛ばすバラの社長さん。
大ダメージを受けた蜘蛛男は窓を破って逃走した。

村上社長のデスクの前に、私服警備員と思われる二人が駆けつけた。
「追ってください。抵抗するならば、命を奪ってもかまわない!」

○緑ヶ丘病院
真理ちゃんの脈拍が不整になりだした。
看護士は医師を呼びに走る。
もう一人は心臓マッサージを施す。

まだ心臓が動いているときに、心臓マッサージをしてもいいのかな?

○西洋洗濯舗
三つのケースを載せ、雅人が出発しようとしている。
そこへ巧が出てきた。
「おい、どこ行くつもりなんだ、お前?!」
「判るだろ?言わなくても」
「大丈夫なのか、一人で?」
「ふっ・・・、君が一緒にいたって仕方ないだろう。今の君はファイズじゃないんだから」
雅人は巧を置いて戦いに向かった。
「たっくん、大変だよ!真理ちゃんが!!」啓太郎が店から飛び出してきた!

○廃工場
本社から逃げ出した澤田は、依然逃走中。
二人の警備員は執拗に追跡する。
彼らの気配に気づいた澤田の前に、黒いバラ手裏剣が!「タキシード仮面様!」(違)
「バカな人だ。社長の怒りに触れるとは・・・」
もう一人も追いついてきた。
「終わりですよ、君は」
二人はスタッグビートル・オルフェノクとライノセララルビートル・オルフェノクに変化!
クワガタとカブトムシね。
手負いの上、二体の連携に圧倒的劣勢の蜘蛛男。
そこへ雅人が着いた。
すぐさまカイザに変身して戦いに加わる。

○緑ヶ丘病院
巧たちが駆けつけたとき、真理ちゃんは依然として危篤状態だった。
心停止で除細動器を使う医師。
だが彼女の心臓は動かない。

○廃工場
「何のつもりだ?俺を助けようというのか!」
「お前が以前、真理を助けたのと同じだ!お前は俺の手で倒す!」
とは言ったものの2体のオルフェノクの連携は強力で、クワガタのさす叉で放り上げられ、
ベルトが外れるカイザ。
何とかサイドバッシャーまで戻った雅人は、デルタギアを取り出し、「変身!」『Stan
ding by』『Complete』デルタに変身した。

三つのギアを全て使った初めての男。

デルタの戦闘能力はファイズ・カイザを上回るらしい。あっという間にカブトムシを粉砕
し、クワガタに掛かる。

○緑ヶ丘病院
真理ちゃんの心臓は再び動き出すことは無かった・・・。
「真理ちゃん!」
「真理!まりー!!」
巧と啓太郎の悲痛な叫びに、答えるものは亡い。



来週は巧がラッキークローバーに・・・えぇ?!

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis@Yahoo.co.jp