Mac(Pioneer製MPC LX-100、LC630互換機)のHDの丸ごとバックアップ(パーティシ
ョンは1個)をテストしてみました。

まず、MacとBasiliskII(PC側)との間でファイル共有を実行しておきます。
Mac側のDiskCopyで「ディスクのイメージを作成」を選択し、「書式」では 「読み
/書き可能」を選択します。
イメージファイルの「サイズ(パーティションサイズ)」は自動的に設定されます。
出力先を、(Mac側の画面に表示される)PC側のBasiliskIIの適当なところに指定
します。この方法が簡単でしょう。
MPC LX-100(LC630互換機)のハードディスクは500MB程度ですが、結構時間がかか
ります(40分程)。BasiliskIIのROMはLC630から吸い出したものを使用しま
した。BasiliskIIには500MB以上の空き容量をあらかじめ準備しておきます。
PC側へのイメージファイル転送後は、BasiliskIIの「My Computer」経由で
WindowsOSにコピーして、nero等 hfsイメージ書き込みが可能なツールでCD-Rに焼
きます。

このCD-RをBasiliskIIで起動CD-ROMに指定してMacOSを立ち上げたところ、起動に
成功しました。アプリケーションの動作も確認しました。ただし、一部のアプリケ
ーションでは、CD-ROMが書き込み禁止メディアのため、不具合が発生することもあ
ります。実機のPioneer製MPC LX-100のCDドライブからの起動は試していません。
ご参考まで
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Shuichi YAMAGAMI, Kyoto, JAPAN
yamags@mbox.kyoto-inet.or.jp