どうせ、よこいさんに言っても、「『わっきーすぱいらる』への
指摘のスパイラル」になるだけで無駄だとは思うんですが…。

Yokoi wrote:
>>物差しは対象物の長さがある目盛りより大きいか小さいかを「比較」し、天秤
>>はもっと端的に対象物の重さがある錘より重いか軽いかを「比較」します。こ
>>のような作業を通常複数回行うことによって定量するものと思われます。

> そのような行為を一般には測定といいます。

  で、「比較」であれ「測定」であれ、そもそもまず何の量を測って
比較するのかが、まるで明確にされないままに「同じ迷惑なのに、
なんで排ガスには文句を言わないで、たばこばっかり文句いうんだよう」
と、“fj.soc.smokingで”暴れ続ける【疫病神】が存在する、という
のが、少なくとも4年以上繰り返されてるわけですね。


  何の量を測って比較するのか。いわば定性化の部分ですが、これに
ついては「被害の原因となる成分」「社会的規制の大小」などが、
過去に話題となっています。

  1つ目は、たばこの煙に含まれる有害物質や臭いの成分が、過去に
挙げられてきた比較対象(排ガス、香水など)に比べて害が多い、
あるいは臭いがきつい、臭い移りしたら取れにくいなどの指摘が
ありました。http://www.din.or.jp/~nobukun/fss/sfaq.htm などに
詳しいですが、これは言わば文字通り定性分析を行って、成分ごと
に定量化する話ですね。
  2つ目は、それら加害行為を取り巻く、社会的な環境の差。例えば
行為者の責任が明確化されない話で喫煙免許制が出てきたり、たばこ
の煙に含まれる有害物質がたれ流しになっているのに規制を設けよう
なんて話題で取り上げられています。単純にたばこと、それ以外の
被害・迷惑に関する法令の“数”を比較するだけでも、何か見えて
くるかもしれません。

  で、こういう「違い」に関する話が出てくると、まず定性化の話
には殆ど首をつっこんでこず、「議論が発散するから程度問題は無視」
と、それぞれにおける被害や迷惑の度合いに関する指摘は無視し、
一方で「迷惑として同じ!」とあまりにも大雑把な定性化・定量化を
行って、(KGKさんが<bd185p$q5t$2@film.rlss.okayama-u.ac.jp>あたり
で指摘しておられるように)閾値を定めて2値化する話と、相対レベルを
問題にする話すらごっちゃにして、論点をあやふやにしている者がいる
という構図が延々と続いています。更に困ったことに、大抵の場合、
これらの違いを挙げるように要求してるのが、(わ)当人であるという
ことです。

  どうしても相手にせずにおれないという「わっきー中毒」が治らない
のでしたら、こうした過去の経緯も踏まえた上で、相手に反論するだけ
でなく、自身の主張が何であるかを適宜再確認してすり替えや矛先そらし
を許さない姿勢を貫いて話を進め(KGKさんは実践なさってますし)、
可能なら、そのやり取りを未来に活かせるようにしてもらえる
(=Summaryを作ってもらえる)と助かります > よこいさん

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MARUYAMA Masayuki@DTI