palien <baaat323@jttk.zaq.ne.jp> wrote in <3EFA84CB.DC0345F1@jttk.zaq.ne.jp>:
>
>> 阪大の激光とか、まさにそういった局所・一瞬の超高温を用いて慣性核融合を点火・
>> 燃焼させてるわけで、役に立たないってことは無いです。
>
>まぁ何故、シード世界で核融合技術が成立してないのかというのがそもそも・・・
>儂が役に立たないと言ったのは、その熱エネルギーを他へ転用しにくいだろうという
>事なんですよね。つまり設定で言われているアークエンジェルの搭載エンジンは

それ自体は色々と検討されています。
お湯を沸かすもよし、MHD発電するもよし。

>「推進」だけで、その他の発電やら何やらはしていないという事なのか? 勿体ね。
>

と言うか、発電できるほどの効率を達成できなかった、ということでしょう。

>> レーザー核融合パルス推進と言うくらいなので、熱核ジェットではなく、いわゆる
>> 核パルス推進と同様、
>> 1.燃料ペレットを艦体後方に射出
>> 2.レーザー照射して慣性核融合
>> 3.核融合プラズマの運動エネルギーで艦を推してもらう
>> と言う手順だと思いますが。
>
>だから、これだと「電気」が膨大に要るじゃないですか。レーザーのエネルギー源。
>ディーゼル発電機関で間に合うんですかね? 大量の酸素が必要だから、宇宙では
>そっちにもエネルギー回さないといけないし・・・あぁ・・・
> 

現行のレーザー核融合実験施設は、隣に自前の発電所を構えているわけではなく、
大容量のコンデンサに蓄えたエネルギーを、一瞬で放出して、レーザーを駆動してい
ます。

なので、必要なのは発電機と言うより、超々大容量のパルスパワーコンデンサになり
ます。繰り返し充放電を必要としない、パルス推進数回で使い捨てるコンデンサにす
れば、さほど難しい技術ではないでしょう(<そうか?)

んで、港で、充電済のコンデンサと燃料ペレットを積み込むとか、艦内でのんびり充
電したコンデンサを適宜放電させる、ってのをやりつつ進む、と。

>> アークエンジェルの重量、火器の合計出力、ストライクの出力等から、
>> 一つ一つ可能性を検討していけば、
>> 「”レーザー核融合でパルス推進できるけど発電できない”なんて、
>>  現行技術から考えてもあり得ない」
>> と言う結論になるかも知れませんが...
>
>まぁ、それはね。スタッフがどんな設定を考えてもいいんだけども、それがちゃんと
>見ている側に伝わらないとね。だったら最初から細かい設定を公表する事それ自体が
>どうかと思われても仕方ないですよね。太陽光発電は無いのかねぇ・・・
>

# マントルエネルギーとか

設定資料とか見ない性質なので、よう分かりませんが。そういえばプラントの周りに
浮いている糸巻きみたいなの(円錐が頂点で繋がってる奴)は、太陽発電衛星だった
りせんのでしょうか?

>> と言うかガンダム世界のビーム砲って、磁場閉込・慣性閉込問わず、核融合屋さんが
>> 涎を流して欲しがるドライバだと思う(^^;;
>
>そうそう。考えて見ればシード世界のビーム砲って例の方式じゃないんだよなぁ。
>ミノフスキー理論のこじつけって偉大だなぁ・・・
>

まあ、レーザー核融合が実現しているなら、一つの利点として、核融合エネルギーを
一方向に導出することで、高出力ビームを実現可能です。

# アートデッセイ号のマキシマ砲みたいだな


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TAKEUCHI Shoichi mailto:takeuchis1@kyt.digitalway.jp