! "<3ee34a44$0$3096$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
!     Sun, 08 Jun 2003 23:38:58 +0900 頃に wacky  さん は言ったとさ:

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<bbsd2k$6jk$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>> ここでは正当性があるかどうかは論じてません。
>> 単に現象として起ってるかどうかを論じてます。

> そりゃ違うでしょう。
> ここでは許容要素としてどの程度認められるべきか、つまりどの程度の正当性
> があるかといった議論をしているわけです。

いいえ。最初から、
<b9ip0u$lff$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>:
: # これは「良い/悪い」の判断ではなく、単なる現象論。
ということで議論しています。

> 現実を単純に肯定するだけなら現実に起こっている迷惑喫煙でさえ肯定する必
> 要があります。

現実を肯定することと、現状把握は全く別のものです。
現在議論してるのは後者のためのモデルです。

>> 喫煙の場合でもA5の許容度を下回る程度の迷惑なら許容されます。
>> それは、普通は「迷惑喫煙」とは呼ばれてません。

> そんなことはないでしょう。
> 交通事故の処理の為に渋滞に巻き込まれたって、それは立派な迷惑です。

それは「迷惑喫煙」とは呼ばれてませんね :P

> まあ、それはそれとして。

> KGK == Keiji KOSAKAさんの<b9ip0u$lff$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>> A1. 人の生命・財産にかかわること
>> A2. 公共性のあること
>> A3. 仕事・家族・友人などのためになること
>> A4. 生活における重要性のあること
>> A5. 趣味・芸術・美的感覚などのこだわり
>> A6. 嗜好・習慣など
>> A7. その他、情状酌量のネタになること

> A5とA6に明確な区別が可能なのか という疑問が一つと、

そこに限らず、明確な区別なんてのはないでしょう。

> 「趣味」と「嗜好」
> を*許容可・不可の境界線*とすることに何か意味があるのか という疑問が一
> つ。

別にそこを境界線にしてるわけじゃありません。

> #どうにも「自分の趣味は可だが他人の喫煙は不可」にしたい。という以上の
> #意図を汲み取れませんが…

趣味であっても、その許容度を超える迷惑になれば、許容されないでしょうね。

>> 何を「社会的習慣」と言ってるのかがずれてます。
>> 喫煙という行為を「社会的習慣」と言ってたんですよね?

> #だったら、KGK氏自身の発言である「迷惑喫煙に「社会的習慣」が通用する
> #かどうか」の意味が取れないじゃん。

え? 「喫煙という行為が社会的習慣であることが許容要素として通用するかど
うか」って意味ですよ?

>> それは許容されるかどうかとほとんど関係ありません。

> #「喫煙という行為」を指しているなら、それは個人的習慣と呼ぶでしょう。

え?
<3ebed93e$1$3088$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>:
|>「習慣」ってのもあるかもしれないけど、単なる習慣で迷惑をかけ続けられちゃ
|>たまったもんではないから、やっぱり言い訳になりそうもない。
|
| 個人的習慣ならともかく「社会習慣」は強大な許容要素となるでしょう。
で、そう読ませるんですか?

結局、どういうことを「社会的習慣」と言ってて、それが許容要素にどう関わ
るという主張なんですか?

>>> で、確認ですが、「迷惑の許容要素あるいは非許容要素」についての議論を行
>>> う以上、ここで言う「迷惑」は「全ての迷惑」なわけですよね。
>> 
>> その「非許容要素」ってのは「迷惑要素」と同じものでしょうか?
>> 違うものだったら、その違いを説明してください。
>> 同じものだったら、何でそんな変な用語を使うのか説明してください。

> 「迷惑要素」の方が変な用語じゃないかなあ。
> #何度も「迷惑が生じる原因」を指しているのかと誤解したし。

# そんなもの「許容要素」と並ばないよなあ。

> #「迷惑の迷惑要素」じゃ馬から落馬だし…。

# 「行為の迷惑要素」だってば。

> ・喫煙の迷惑に対する 許容要素 v.s. 迷惑要素
> ・喫煙の迷惑に対する 許容要素 v.s. 非許容要素
> どちらの表現が物事を簡潔かつ正確に表していると思いますか?

・喫煙という行為に対する 許容要素 v.s. 迷惑要素
です。

> 「とにかく迷惑と呼びたい」といった気持ちは理解できなくもありませんが、
> そういった個人的得失を切り離さないと客観的な議論ができません。

いや、迷惑かどうかが問題なのに迷惑を切離しちゃ議論になんないでしょう。

>> それから、最初に説明したように「迷惑の」ではなく「行為の」です。
>> # 特に「喫煙という行為の」というのを状況別に見るわけね。

> で、その行為の結果として迷惑が生じることが前提となっているわけです。

いいえ。
迷惑が生じなければ迷惑度は0ですから、許容度がどの程度であれ「迷惑度以
上の許容度」は達成できます。

> 結果として生じた迷惑に対して、「その結果が生じた事情を考慮する」といっ
> た作業が即ち「許容要素や非許容要素を比べてどちらに傾くかを決定する」と
> いったことでしょう。

迷惑ってのは、迷惑を被った人の心の内に発生するものですから、許容するか
どうかの評価の対象になるものじゃないです。

人は、迷惑の原因となった行為に憤り、その行為の事情を考慮して受け入れる
わけです。
評価の対象は、あくまで「行為」。

実際、「許容要素」として並べているのは、「迷惑の生じた事情」というより
も、「迷惑の原因となった行為を行なった事情」になってます。

> #「迷惑の許容」について議論している時に、不用意に「迷惑喫煙」とやって
> #しまうと議論が混乱する。

まあ、まぎらわしいっちゃあまぎらわしいな。
できるだけ気をつけます。

> というか「他人に迷惑掛けてはいけない」といっ
> #た概念の不用意な導入自体に気を使う必要があるでしょう。

いけないのはいけないよねえ。
批判されるかどうかは別として。
-- 
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK