nojimaです。

kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp writes:

> > そうすると潰しの効かないプログラマが増えてしまったりして。
> 
>   それは問題にならないと思うな。プログラミング入門者の場合、まず
> は自分のアイデアを動く形にする体験、そのために手持ちの素材(言語
> の機能やライブラリ等)をどう組み合わせるかの設計体験、そういうこ
> とが重要であり、題材は何でもいいと思っています。どっかから先は
> ゲームばっかしじゃ困りますけどね。

なるほどです。了解です。それなら納得です。

> > あんまり特定分野に特化した人になると、その道に入れなかった場合
> > 困ってしまうような...商業では本人の専門能力のある一定以上の実
> > 力なんてお構い無しの場合も多いです。
> 
>   プログラミングの場合、特定分野の能力が沢山あって困ることはない
> と思ってますけどね。他の分野の能力が「足りない」とそりゃ困るでしょ
> うけど。

なるほどです。特定分野の能力と共に他の分野の能力も確保するのであれば
納得です。(特定分野の能力を磨くがあまり、他の分野の能力がほったらかし
だと大変なので)

> > (例:一定レベルの専門能力に達してしまうと、それ以上の専門能力
> > の優劣は商業的には事実上どうでも良くなるとか...)
> 
>   どうかな。私はまだ、「一発スゴイモノを作るプログラマ」という幻
> 想を持ち続けていますけどね。UNIXでもTeXでもGNU Emacsでもそうやっ
> てできたわけだし。

 うーん。こちらは、あんまりすごいもの/技術的に高度なものを単独で作られると、
後の保守運用が絡む場合、迅速にサポート出来る人員を結局割り振れなくて、

    1) その人が代替不能になりその人の振舞いが商業的なリスク要因になったり、
     (転職/病気/失踪/ケンカ別れなどされるとそのビジネスもろとも終わる)

    2) その人のリソースやキャパがビジネスのアウトプットに直結する
    (その人単独の作業能力がビジネス全体のパフォーマンスになってしまう)

という問題がでることがすでにわかっています。それよりは、平均的な技術者
を集めれば出来てしまうものを力ずくで売りまくる方が効率的かと。その分野の
作業能力を頭数で線形に高めることが可能な方が商業的には望ましいかと。

もちろん、これは、商業対象とする分野にもより、

   [1] 技術革新/新技術構築/ベンチャービジネスとかの派手な分野、

   [2] ニッチな分野

では「一発スゴイモノを作るプログラマ」というのが必須かもしれません。

でも、[1]/[2]を経た後で、商業がうまくいくようになった瞬間に、
プログラマを市場の要請に答えて迅速に何人投入出来るかが物をいうような...

>   題材的にはJava言語ひととおり、オブジェクト指向ひととおり、それ
> で半年の講義では手一杯です。

お疲れ様です。

> > #商業的にはお金持ちになる能力を持つ人が一番偉い。
> 
>                 それって理系ぽくないからなあ…              久野

でも資本主義では真理かな?文系の人も力の限りを尽くしてお金の為に
理系に挑んできます。