柴田です。

 この処、この「fj.rec.photo」の、投稿がめっきり寂しくなりました。
 一般的なカメラ雑誌の記事も、カメラ、レンズメーカーの新製品発表
も、ほとんどがデジカメとその関連のニュースばかりですし、世間の関
心も、そちらに向いているからだと思いますが、ずっと、fj.rec.photo
で、知識、見聞を広め、勉強をして来ました私としては、大変、寂しい
です。
 このNGの愛好者、常連の方が、趣味、興味、関心等いずれも他へ移っ
てしまったとも思えませんが、皆さんはどうお感じですか。

 最近といっても、5月中頃ですが、ベッサR2とカラースコパー50mm
 F2.5レンズを、2度目の購入しました。
 前回は、丁度2年前の同じ5月に、全く同じ組み合わせで購入しました
のですが、シャッターボタンの押し込みが重く深いのと、露出計の電源が、
その重いボタンをかなり深く押し込むまでONしないのに違和感を覚え、ひ
と月程でボデーを処分してしまいました。
 レンズはその後もM型ライカで使っていましたが、世評程良いレンズと
は思えず、これも半年後ほどして、処分しました。
 今年になり、あるHPで「コシナのは、大変足腰の軽い会社でユーザーか
ら改善を指摘されると直ぐに応えてくれる。問題とされていたR2のシャッ
ターレリーズが、少なくとも2 回は改良されているようだ」と有りました。
 それならばと、ファインダーの見やすさと、フィルム装填の容易さを良
とし、再度、このカメラを購入した訳です。
 前のカメラは、手放しているので、記憶だけでの比較に成りますが、シャッ
ターの押し込みは明らかに浅くなり、電源も、丁度、このあたりでと思える押
込みの深さで、ON 出来るように変わっていました。
 それに今日の工業製品の品質管理システムからすれば誠に不思議な事ですが、
レンズが、外観、仕様は全く同一なのに、ハッキリとシャープになっていまし
た。これはリバーサルフィルムで以前写したのと、今回のを比較しますと、明
らかに確認出来ます。固体差によるものか、レンズ製造現場の改善の為か、理
由は分かりません。

 上記は、ちょっとした私の体験を報告しただけですが、是非「fj.rec.photo」
に、皆様方の投稿を以前同様に、活発に、お願いしたいと思います。