柴田さん、こんばんは。

最近めっきり書き込みの減った奥です。
デジカメはHP作成用(機材撮影用)に使っていますが、
そちらに移ったわけではなく、一般撮影では相変わらず
銀塩で撮っています。

意地とかしがみついて、というわけではなく、機材がそちらで
揃っていること、撮影のプロセスや仕上げのプロセスが趣味
として私のペース(慣れ)に合っていること、そして何よりも
”無条件に好き”なことから自然に手が出ています。
書き込みたいのは山々なれど、活発に書き込めるような新
製品もなかなか出ませんし、無理して書き込むと懐古趣味の
凭れ合いみたいな私の嫌う内容になってしまいそうな気がします。

昨日京都駅のギャラリーでやっている”ロバート・キャパ展”
に行ってきました。八つ切り中心のオリジナルプリントを堪能
してきました。一枚ごとに違う仕上がりに、レンズは何だろう、
これとこれはフィルムが違うな、現像押しすぎなんだな、あー
露光不足だけど仕方ないな、でも、良くここで取れたな、
などと小さなプリントから撮影時の状況や現像・焼き付け処理
の雰囲気などを感じつつ見て回った次第です。

文字通りの”写・真”を追求するのも良し、キャパ展で楽しんだ
ような遊び方も良し、人それぞれと感じる次第です。
あくまでも楽しみ、趣味で続ける私としましては、多分ずっと
今のスタイルでいくのではないかと思います。
それに、「職人の顔と気持ち」を感じてしまうような機材が
中古漁りで楽しめるのも大きな要素ですね。作った時点で
最大限できるだけのことはした、みたいに主張する機材には
愛着を感じてしまいます。
続けるのにこの要素が一番大きいかな?

中村さん、暫くです。

一般撮影で満足している私にとって、今のところは感材に関して
取り敢えずチョイスの楽しみは残っています。これがいつまで
続くかは保証の限りでありませんので心細いですけど。
しかし、APSのようにリバーサルはフジのix100しかないような
状況になると、これは困ったことになりますね。127なんかは
高価な巻き直しかクロアチア製のモノクロか、なんてことに
なってしまってますし、バンタム判なんて死に絶えました。
カットフィルムも辛いですね。
チョイスの楽しみがいつまで続けられるやら・・・

大崎さん、さぼってばかりですいません。

実は現在もある、草分けの大手プロバイダーとは創成期からの
おつきあいがありまして、十年程前にテキストベースのBBSを廃止
するという方針が出たときに反対を唱え、本社に乗り込んで議論
したことがあります。その理由は長くなりますので省きますが、残念
ながら細々でも続けてもらうことはできませんでした。
商業ベースでの理屈が通ってしまいました。まだバブルの再来奇跡
を模索していた頃ですから、これはこれで仕方ないことです。全体の
規模は縮小するかもしれませんが、なくなることはない、と思って
います。その利便性やこの環境でないと困る需要のことを考えると
”もう、要らん!”などということは軽率に言えないと思います。
多くの人が「もう古い」で切り捨てる文化には懲りているはずです。
単純な「いい」「わるい」だけで仕分けしては、潤いが感じられません。
マイノリティはマイノリティなりに過ごせる余裕は必要でしょう。
LP/EP/LPレコードも一部で根強く生き残ってますし、見直し機運
もちょっぴりあるみたいですし、細々と再生機器を新製提供するメー
カーもありますしね。多様な需要にニッチで対応してくれる社会って
過ごしやすくて嬉しいと感じます。
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