IIJIMA Hiromitsu wrote:
> 中国では、少し前までは外来語は造語で訳すのが一般的だったのですが、

愛慈病(AIDS)とか、麦當労(McDonald's)のようなやつですね。

> 今は音訳するケースが少なくないといいます。(たとえば SARS とか)

漢字みたいな表意語でで造語を作っちゃうと、そこから別の意味が出たり、逆に
意味を限定しすぎたりして問題になるケースがあるのかも。

「愛慈病」なんか、かなり問題ありそう。


> 北朝鮮の場合は、韓国では音訳している単語も漢字で表記する場合があるようです。

北朝鮮のほうがハングルが徹底していると思っていました。ちょっと意外。

> こういう問題は一歩間違うと閉鎖性というか、外部への不寛容になりかねないの
> で、バランスが難しいところです。

外国人にとってとっつきやすいのは、アルファベット表記>表音文字表記(カタ
カナなど)>意訳 の順ですが、自分の国の言語体系の中にやたら別の国の表記
法が入ってくると、今度は自分の国の言葉が読みにくくなっちゃいますからね。
外国人も日本語に慣れてくると、アルファベット表記やカタカナ表記を嫌う人が
いるみたいです。(そういうのに限って漢字オタクだったりしますが)

萩原@グリフィス大学