"Taro Yoshida" <taro@dcc.co.jp> wrote in message
news:bgq3hk$4e4$1@dccns.dcc.co.jp...
> In article <3f2fec37_5@news.premium-news.net>, J_Saita3@hotmail.com
says...

>
> | ぎろん【議論】
> | 互いに、自己の意見を述べ、論じ合うこと。意見を戦わせること。
> |
> |国語大辞典(新装版)(c)小学館 1988
>
> J_Saita3 premiumさんの「議論」に関する定義及び類似の情報は、
> 大辞林や広辞苑の「議論」項には記述がありませんでした。
> 少なくとも標準的な日本語の用法ではないようです。
> なにか適切な標準的な日本語に置き換えて投稿される事をお勧めいたします。

実にレベルの低い議論ですね。
あなたは、辞書がいかにしてできるか御存じないようです。大槻文彦博士やその他多
くの辞書編纂者は日本中のあらゆるところで、あるいは文献に、あるいは、日常生活
でいかに使われているかを一つ一つ紙に書いて、同じひとつの単語でも膨大な使用例
を調べます。そうして、取捨選択しながら代表的な使用例にまとめあげていく作業で
す。つまり、辞書の言葉の定義には、膨大な、ニュアンスが絞め殺されていってるわ
けです。そのどれもが、正しいとか間違っているというような価値観で捨てられてい
くのではありません。単に最大使用形態に収束させていってるだけの話。つまり、辞
書で、実態を規定するのは本末転倒なのです。辞書とはその程度のもの。言語の意味
論から言っても言葉を言葉で説明できないというのは現代における明々白々な事実な
のです。あなたのように、フィールド調査の実態を無視して、コチコチのたがをはめ
た、しかも、言葉を言葉で定義できない事実にはんして代表化した概念のみ、議論と
いう言葉をさも分かったように論断するのは、明らかに間違いです。

また、ひとつの言葉には豊饒な哲学があります。思想といってもよい。あなたのよう
に、木で鼻をくくった表現、つまり、表面上の代表例化した表現をもって正誤を論じ
るのは無知でもあり、かつ、固定観念に牛耳られた不自由な人間である証左ですね。
正しく議論という言葉の思想を掘り下げて追求する姿勢があなたにはかけています。
反省して、精進されますように。