KGK == Keiji KOSAKAさんの<bdk16k$gak$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から

>>> もともとは、「自らポイ捨てしながら他人のポイ捨てを批判する」ことを不当
>>> とするところから始まったんですよね?
>>> しかも、wacky氏の表現において「AしながらBする」というのはAとBを並列に
>>> 並べただけであって、特にBに焦点を合わせてるわけではないという話でした。
>
>> そうだっけ?
>> 引用してくれるとありがたいけど、もしそうだったらそっちが誤りでしょう。
>
>例えば、
><3e8f2f94$3$3093$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>:
>| 「ポイ捨てしながら批判する」だろうが「批判しながらポイ捨てする」だろう
>| が自己の「ポイ捨て(への肯定)」と他者の「(ポイ捨てへの)批判」が並列に為
>| されていることに変わりがないので判定も変わりようがないでしょう。
>なんてのがありますね。

これは「俺は良いけどお前はダメ」への言及だよね。

><b78luo$q9$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>:
>: 「××しながら」ってのは付帯状況なんだから、同じ比率で扱うのは間違い。
>に対して、
><3e980faa$0$3089$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>:
>| 「AしながらBする」と言った時に「Aが主でBが従である」とする理由は特
>| に存在しないように思われる。
>ってなことを言ってますよね。
># まあ、もちろん逆なわけですが。

これは*行為*A,Bに主従の関係がないと言っているわけだ。

>この辺の記事を見れば、
>・「ポイ捨てしながら批判する」というのは「批判する」に焦点をあてた文で
>  ある
>ってのに明確に反対してます。

#こんなこと言ってないよな、多分。
#二値でも無いものを否定だけで「反対のことを言った」と解釈されるのは困る。

ここでね、
行為としては「ポイ捨て」と「批判」の二つがあることが分かるわけだ。
でもね、KGK氏が自ら「「××しながら」ってのは付帯状況なんだから」と
言っている事からも分かるように、ここでの「ポイ捨てしながら」は行為では
なく「批判する」という行為の付帯状況→属性であって「切り離せない一つの
行為」であるわけですよ。
#状況だったら行為なわけがないじゃん。
#行為の結果を状況というのなら分かるが、それは行為ではないよね。

だから「ポイ捨てしながら批判する」の「批判する」に焦点をあてるってこと
は、当てているつもりで属性を切り捨てているんで逆に像がぼやけてるわけ。
といった意味で「特にBに焦点を合わせてるわけではない」のです。
#分かってもらえたでしょうか?


>>>> 非難の対象になるのは「「自ら行為Aを行う」という事情がありながら「他者
>>>> の行為Aを批判する」」という単一の行為です。
>>> 
>>> それを単一の行為と表現するのはwacky氏ぐらいでしょうね。
>
>> じゃ、複数の行為ですか?
>> 違うでしょ。
>
>複数の行為を単一の行為に見えるように取り繕っただけですね。

前記。
自ら「状況である」と述べています。


>>> ・行為Aが不当であればAを行うのは不当である。
>>> ・行為Aが正当であればAを行うのは正当である。
>>> ・行為Aが不当であればAを批判するのは正当である。
>>> ・行為Aが正当であればAを批判するのは不当である。
>>> 
>>> ってだけで充分じゃん。
>
>> それが「行為者が誰であるかに関わらず成り立つ」のは自明でしょ。
>> であれば「俺は良いんだ、お前はダメ」が不当であることも自明であると思い
>> ますが如何ですか?
>
>だから、なんで組み合わせて評価するの?
>
>「俺は良いんだ、お前はダメ」というのは、
>・「俺は良いんだ」が不当であるか「お前はダメ」が不当であるかのどちらか。
>であると同時に、
>・「俺は良いんだ」が正当であるか「お前はダメ」が正当であるかのどちらか。
>でもあるわけ。
>
>それを単一の評価で済ませるのは無理でしょ?

違うって。
「行為者が誰であるかに関わらず成り立つ」を認めるんなら「どちらか」なん
てありえないでしょ。

行うのが同じ「行為A」なら「俺」だろうと「お前」だろうと同じ、
・「俺」がやって不当なら「お前」がやっても不当
・「俺」がやって正当なら「お前」がやっても正当
なわけです。
よって、「俺は良いんだ、お前はダメ」つまり「俺がやれば正当で、お前がや
れば不当」は在り得ない、矛盾、不当、欺瞞、等々なわけです。
#実に簡単な話だと思うんだが。

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wacky