古寺です。

yam さんwrote:

> > 一つ言えるのは、環境負荷に対してかなり曖昧な現行ルールの下では、ガソ
> > リンに関して言えば事実上炭素税を被せられてるほど費用負担が高く、使っ
> > た人間は相応の公的負担を分担してると言う事です。但し、その徴収税の
> > 用途が新たな建設に限定されてるという問題が有ります。
> 
> 　税金を払っているんだから、許されるんだって考え方は

そうは考えていませんが、そう読めますか?(^^;
他で書いたか、削ったか、ちょっと本人混乱気味(おひ)なので念のため申し
添えますが。炭素税などを懲罰的に掛けたとして...

＃本来、被害総額を定量的に出して、露骨にそれより多く課税するとかでな
＃いと厳密に懲罰課税(って「用語」として有るか知らんが、日本語として)
＃言えないかも知れませんが、一応広義で。

今、所得が生産性ではなく希少価値的な貢献などで跳ね上がる(首を捻る物
も当然有る)面でポンと跳ね上がる傾向が有り(そもそも「前の代」までに金
回りが大体決まっていたり)、懲罰的課税を行なっても効果がリニアに出な
いという問題が有ります。ある種、金がダブついて困ってるような人が集中
投入したら無効化出来るということです(多分重複...だといいな)。

って事を、ひょうっとすると上のような物言いした部分に一々注釈付けない
と誤解生むかなぁとは思ってましたが、上記だけ取り上げてというのも実は
予想中では意外だったりします。上はですね、

・ガソリンに関しては課税額が非常に高い
・結果的に、家計を鑑みての抑制作用はそこそこ有る
＃↑悪燃費の車を好きに買っても、そう野放図に乗れないから、燃費比例で
＃の大量消費化には、実はなり難いです。他の税や保険などでの非優遇分の
＃負担も有りますからね。
・ただし、その使途は道路の新規建設に回され、渋滞対策ですら「流用」と
 されたりする。環境対策などの社会費用は自動車利用者に限定されず、一
 般財源に負う割が多い。
でまあ、「問題が有ります」の具体例を説明していませんが、今の道路の新
規建設へ(ほぼ)限定するやりかたでは、実はサンデー含めて比較的走行距離
の短い乗用車ユーザーの負担率を大きくしてバス・トラックは競争力を高め
られるという問題が有ります。
バスはともかく、トラックに関しては非高率な用途でまで使われ過ぎだと、
この国の交通問題の根幹部分としてようやく自動車雑誌まで触れられるよう
になって来ました。
ドライバーやドライバー向けメディアの意識変化についても書きましたけど、
そちらについても上記をどう捉えるかというのは単純でなくなってきている
と思っています。
去年特定財源議論で自動車関連税の「流用」が問題になりましたが。
ガソリンだけ飛び抜けている暫定税率維持と絡めて、厄介な事になりました。
結果的にガソリン以外を使ってウマミを得ている者が一番得になる方向に誘
導されていったんですね。道路財源としての確保と、ディーゼル対策費など
だったら「ガソリン」課税からの流用を認めようというあたりが。
どっかからか整備新幹線の整備などという流用話が湧いたのなんか、世論形
成のためのアテ馬じゃないかと思ったくらいで。暫定税率が問題なのはその
通りなんですが、その反発の出方がまるで「路駐を取り締まるオマワリは敵」
と同じようなレトロな物になってしまいまして。道路や自動車関連に一般財
源は使われて無いと思ってるかのような、一般財源化反対論など出るに至っ
てはクルマ乗りとして情けなかったです。

＃なぜこれほど産業分野としても経済力の有るものを、そもそも保護する必
＃要が有るか自体疑問なんですが。どうも一面を捉えて「いじめるな」と
＃言いたげなところが「保護しろ」と言ってしまってるようなとこが...

> 　好きじゃないですね。
> 　そういう大馬鹿理論にあぐらをかいていた喫煙者がどういう
> 　事になっているか、知らないわけでもないでしょう？

私に仰ってるんですか?-:)

＃民間営利企業含めた公共スペースの管理者が、あれだけの人手と手間と
＃それに伴う経費を使わされている(たとえサービスした灰皿に捨てよう
＃が)のに全くリターンが無いのは如何かと思ってる方ですが。
＃＃マクロで見て、医療費増分も賄えない程度の租税負担でしかないとい
＃＃う見積りに信頼性が有ると思っての上記感想ですが。健康被害者が行
＃＃為者以外に及ぶのが最大の問題なのはいうまでも無し。

でもって、タバコを懲罰的とも取れる課税で抑え込むのが現実的ではないからと言って、