古寺です。

一時期(プリウス登場前)、fj.rec.autosでハイブリッドというと、バスの話題
がされていた事が有りました。まあ自動車技術の話なら乗用に留まらずというのは
今も一緒でしょうけど。

Viton さんwrote:
> 
>  HT <dr11w@yahoo.co.jp> wrote
>  in message <bgarb3$h9l$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>...
> 
> >  自動で切れるタイプと、運転手が手動で行うものと
> >  両方あるそうです。
>  運転手のすぐ横に乗った時に観察していたのですが、私が
>  見たバスは、どれも自動タイプでした。(;^_^)

手動で行なうのは「タイプ」というか、その会社の内規みたいので、特別機能は
ないけど手でやってる...みたいな話でしょうね。
全国に普及して却って語られなくなりましたが、以前は福岡の西鉄バスがアイド
リングストップ励行(通常仕様のバスで)が非常に有名でした。バスにアイドリン
グストップの、これはまあ支援機構みたいなものですが、それが試みられる段階
で実際の燃料消費節約効果などデータもとになり、全国版のTVニュースにまで
しばしば出るようになっていたりで。

支援機構みたいのというのは、ギヤポジションとクラッチ操作の組合せでストッ
プ動作を自動的に行ない、更に発進のためその辺をいじると勝手に再始動する
のと。かの西鉄は通常仕様で長年やっていて特に問題無しとしてたと思います
が、製品としてはスターターや電装をちょっとは強化したんじゃなかったかな
と思います。
 
> >  ※一部のバスにはエンジンを停止するときに始動の為の
> >   力を溜めておく装置が付いているそうです
>  電力を?

で、これは乗用車のハイブリッドより早く開発が進んでいたのですが。日野を
中心とした電気によるもの(HIMR)と、空気(Nガスだったか)圧・油圧などに
よる「ゴムプロペライメージ」のが並行して進み、結果的に電気式が早く市販
に移って、ほぼこちらにまとまってきている感じだったと思います。
日産ディーゼルなど、蓄力でスタートして、ウルトラキャパシタを使った電気
に、トラックともども移ったのではなかったかと(CNGとセットだったり)。
そこまででもない物の場合、燃料よりもまず、加速過程での発煙対策が主眼で、
全体に占めるアシスト量の割は乗用車のハイブリッドほどでは無かったかと。
 
#5年くらい前の帰京時、目黒駅前でHIMRの看板付きバスが折り返しのため
#車庫に入るのを見て、出てくるのを待ってようやく乗れたんですが。電気
#アシスト以前に運転手が踏み込むわ、エンジンコンディションのせいか割
#れるような排気音出すわ、後ろ見れば白煙だわで、効果が分からずという
#経験(;_;)最近、たまに都市部で見かけると、そんな悪くないなと思いま
#すけど。