Hideki Kato wrote:

> 確率ってなんなんだろなぁ〜.


fj.sci.math で、“ベルトランのパラドックス”を題材と
して、そのことを議論しているところなのですが、
ここで私見披露しておくと:−

1930年代に登場し、その後、ずーっと“確率論の標準
理論”と考えられていたもの(コルモゴロフの理論)は
「根本的な部分で」間違っており、確率は集合の測度など
ではなくて、“不完全仮言命題(partial conditional)”
に対しての測度である。


# Wolfgang E. Pauli (1900-58) も言っている:−
「(コルモゴロフの理論)は、物理学者には、一層、
遠いしろものである」。