河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <3okjb4F6dbq4U1@individual.net>, kaz hagiwara <kazhagiwara@yahoo.co.jp> writes
> これで小泉は、最初総裁に就任するときの公約「自民党をぶっ壊す」の実現と、
> その自民党への支持強化を同時に達成したわけです。特にこの一連の党内粛清
> で、じゃまな連中を追い出して、田中角栄時代から綿々と続いてきた自民党の政
> 治手法に一応のピリオドを打ってしまった点はおどろきでした。

これに関しては驚きですね。実際、追い出して、戻って来れなくし
てしまうまでいくとは思いませんでした。戻るとか言っている人も
いるけど、もはや必要ないわけだから、それはないでしょう。人数
足りないならともかく。公明党も気づけば冷や飯なんていう状況も
あると思いますね。

> まあ、だれが作ったか知りませんが、参院否決・衆院解散総選挙のシナリオは機
> を見るに敏な、効果的な一手だったと思います。おそらくこれは偶然の産物では
> なく、よく練られたプランだったはずです。

なんですかねぇ。衆院否決解散の方がありそうだったので、その時から
準備していたのは間違いないわけですが、その差が大きかったってこ
となのかな。

> 内閣府のどこかでこういうプランが進行していたとき、民主党の「次の内閣」は
> 昼寝でもしていたんでしょうか。

反対派も民主党も準備不足。でも民主党には時間があり余るほどあ
った筈なんですよね。無能と言われても仕方ないと思う。

> とりあえずは、民主党は自分とこの代表を誰にするかですね。ポスト小泉に対抗
> できるようなカリスマってだれだろう。ふたたび管・鳩山じゃ世間に笑われそう
> だし、小沢一郎じゃ暗いし、ちょっと思い浮かばない。マスコミの露出度と若さ
> で原口一博あたりをかつぎだす可能性はあるかもしれませんが、ポスト小泉しだ
> いでは子ども扱いされる可能性のある人材ですし。

まぁ、yam の言うように民主党はこのままつぶれてしまうかも知れ
ません。野合の衆であることを露呈してしまいましたから。むしろ
自民党が「郵政民営化」を踏み絵に求心力と方向性を明確にしたわ
けですね。この状況で民主党に入れるのはばかしかいないと思う。

もちろん、次の論点は、「年金、消費税、累積赤字」なわけです。
人材ではなく、これに解を示した党が次の可能性があると思います。
小泉首相だって、ちょっと前まではどうでも良い人材だったわけ
だし。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科