> 民主党として立場が不明確だったのは、党内には自民党
> 以上に、民営化反対な連中がいるからでしょう。

　ああ、違います。民主党には自民党以上に民営化賛成(もっと言うと解体までした
い、な議員)がうようよしています。
　今回民主党が負けたのは、相手が「郵政民営化に賛成か反対か」と旗幟鮮明にして
いるのに「いやちがう」と話をそらせたからだと思う。
　民主党は早いところ自分たち独自の郵政民営化法案をまとめて、「相手とおれと
どっちがいい？」と問えばよかったんじゃないですか。

　賛成反対なら、賛成のほうが大いに決まっている。民主党は郵政民営化関連法案に
反対したから「民営化に反対なんだな」と単純な印象を与えてしまったのは間違いな
く、民主党にとって頼みの綱だった無党派層(そのつど支持層)の票がが自民に流れた
のは当然だと思います。

　本当の争点がたとえ違うところにあるとしても、選挙に勝つための戦略として郵政
民営化問題を看板に立てなかったのは痛いと思う。

　これは単なる感想なのですが、過去に自民党が「改革」を叫んで成功したためしが
ないのに、なぜ入れるか、わたしには不思議に思えます。今回の選挙にしても自民党
の街頭演説は「郵政民営化問題」が選挙の終盤にはなぜか「公務員減らし」に移り変
わっていたし。謎です。

　欧州メディアの感想は「郵政民営化の次は？」に早くも移っているようです。


"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> wrote in message
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