河野真治 @ 琉球大学情報工学です。(勉強中...)

In article <040914154232.M0127171@sma.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp>, kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp writes
>   それってソフトウェア工学の上流部分とかそういう感じですね。その
> ような講義は行かれた大学にはなかったですか。

あるところは少ないと思う。上流部分でこそ論理的な思考が要求される
というところもあるみたいですね。抽象的な仕様と具体的なシステム
構築を結びつけなければならないので、当然と言えば当然なんですけど。

モデリングとかオブジェクト指向分析とか教えてくれって言われても、
かなり事例に沿って教えないと意義がわからないと思う。そういう意味で
大学より企業向きなんだよな。
 
>   それで私はね、多くの学生さんはプログラミングを自学自習するとこ
> ろまでの動機なしに情報専門学科に入ってくると思うのですよね。とす
> ると、そういう人にとりあえずプログラミングの面白さを知ってもらっ
> て、その後ソフトウェア工学的に行くとか言語っぽく行くとかいろいろ
> 関心ある方面に分かれていけばと思うんですよね。だから言語を使って
> 面白くプログラミングできるようにするというのは基本だと思うのね。

これは、もちろん、そうですね。僕は割りと、そういうのは得意だと
自分では思うんだけど、それだと「これではプログラミングはわからん」
みたいなコメントを付けていた第三者もいたなぁ。

>   でも学生さんはそういうことは要らん、プログラミングはできるだけ
> したくない、と思っているのかも知れない。とすると、情報専門学科で
> 「学生の要望に応えて」やってるとどうにもならないことに…
>       ま、現在自分がいるのはそういう学科じゃないけど        久野

ただ、「プログラミングしなくて良い、情報工学関連の仕事」って
のも増えているとは思うんですよね。その時に、一体何を教えるの
かって言うと、実は、そこでも「英語と論理」は、かなりの部分を
占めると思う。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科