河野真治 @ 琉球大学情報工学です。このサブジェクトで続けるの?

僕は外国資本自体はそれほど脅威だとは思わないです。逆に日本に
どこも投資しない方が脅威だと思う。

In article <40DE404B.2AE95A96@yahoo.co.jp>, kaz hagiwara <kazhagiwara@yahoo.co.jp> writes
> でも、国債の場合、国が破産でもしない限りは、返せと言ったら返さない
> といけない金なわけで、「ごめん」と言うときにはそのときはもう国は文
> 字どおり破産しているわけです。

ところが年金の場合は「すみません、支払減らします」で通るみた
いなんですよね。

国債は個人で持っている人は2.6%ぐらい? いまは少しは増えている
かも知れないけど。じゃぁ、どこが国債を持っているかって言うと、

> だから、国が破産したり、国民ひとりあたりの借金がどうのとかは心配な
> いんですが、今の調子で不良債権を問題視し続けると、大きな問題は、銀
> 行をはじめとする日本の私企業の経営権がどんどん海外の資本家の手にわ
> たっちゃうことなんですよ。

このあたりの銀行と企業なんですよね。で、そこが不良債権で潰れ
ちゃう。あるいは、潰れないように税金を投入する、あるいは、無
理な公共投資をするわけ。つまり、国の借金は、実は企業や銀行の
借金に転嫁されて、そこがつけを廻すって形になっているんだよな。

最近もちょっと起こりかけたけど、国債の利率が上昇すると、銀行
は自動的に国債を売らないといけないっていう仕組みがあるらしい
んですよね。日本国債の暴落 = 長期金利の上昇ってのはありそう
でしょ? その時に、取る手段は国債の日銀引き受けしかないわけで、
そこから、インフレに突入するっていう筋書きかな。国債暴落は、
ないないとみんな言っているが... 良く見ると「ここ数年は」みた
いな言い訳がついている。

> バブルじゃなくてもいいけど、土地の価格を上昇させれば、企業の不良債
> 権の大半は霧消してしまうはずなんですけどね。

税制とかの工夫で土地の流動性を上げることは出来るんでしょうけ
ど、あまり、行われてないのかな? 「そして元に戻る」なんてわけ
にはいかないってのもわかっているわけだから、そうはしてないん
でしょうけど。そうなっても、700兆円の借金が消えるわけでもな
いし。

---
Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科