《ヨーロッパ社民政治をマネしていたのでは、労働者天国はやってこない》

「同一労働同一賃金」など、小手先の改革に過ぎない。

このような官僚主導の政策をいくらやっても問題は解決しない。

「ヨーロッパがやってます?」
ならばその根底にある矛盾をしっかり見ればよい。
ヨーロッパ社民主義こそ、労働者を苦しめている張本人だ。

ヨーロッパ社民主義の政治は、企業に社会的責任とやらを極めて過重に求める。
その結果、次々と労働チャンスを失っている。
世界が一斉にヨーロッパ社民政治を採用すればよいが?
そうはいかない。
企業は過重な負担で次々に市場から敗退する。

企業はその社会的責任の過重さに、悲鳴を上げ、何とか逃れようと必死になる。
そこで、それを逃すまいと?

法で縛り上げたのが同一労働同一賃金だ。
無理やり法律で賃金を上げ、「労働者天国です」といっても天国はやってこない。
企業はますます、競争に敗れ労働者は労働チャンスを失うだけだ。
現にヨーロッパではそうなっている。

失業の山になっているではないか。
どこが労働者天国だ?

それどころか?
今度は失業で社会不安に陥り?
それに対する手当てが費用になる。
悪循環だ。

まったく問題は解決しないばかりか、悪循環に陥り、事態は悪化している。
労働者天国どころか、失業の山に悲鳴を上げることになる。

なにが労働者天国か?

ヨーロッパ社民政治をマネしていたのでは、労働者天国はやってこない。

新自由主義=保守本流政治で政策決定すること。

こうなってこそはじめて、真の労働ビックバンとなり、労働者天国が実現するのである。