工繊大の塚本です.

In article <040612204738.M01147575@ims.kit.ac.jp>
Tsukamoto Chiaki <chiaki@kit.ac.jp> writes:
> # 御免なさい, 今具体例は出て来ない.

思い出しました. 回転体の体積は切り口の面積を積分すれば求まる
のだから, 回転体の表面積を求めるのには切り口の長さを積分すれ
ば良いと思い込んでいた人がいました.

そんな「公式」どの教科書に載っていたのといった皮肉が通じる筈
も無く, 元よりどうやってそんな「公式」を導いたつもりになった
のか尋ねても要領を得る筈も無く, 回転軸に対して曲面が傾いてい
ることの影響が入るのが正しい公式でしょうといってもピンと来る
筈も無く,  (まあ, 此処の議論を丁寧にしてあげるべきだったので
しょうが, その「公式」が間違っていることを確信させるのが先決
だと思って,)円錐の側面積をその「公式」で計算すると小学校以来
の切り開いての計算と合わないことをやって見せても, 結局腑に落
ちないようでした.

あの「自信」はどこから来るのだろう.
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塚本千秋@応用数学.高分子学科.繊維学部.京都工芸繊維大学
Tsukamoto, C. : chiaki@kit.ac.jp