逐次雑記 2010年7月中旬

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@mizuno_mweさんのツイート

2010年7月11日(日)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

[10:48]

NARUTO -ナルト- しっぷうでん 第165話「きゅうかくかんりょう」(6月17日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: ±0)

なるほど, 「右を見ながら左も見る」のはそれなりに負担だと。全員で同じことをやるとか, 集中の必要がない事をするとか, そういうのならともかく, 全精力を注ぎ込むほどの集中を必要とする作業はナルトと言えど並大抵ではないんですね。妙木山で仙術チャクラを練るのに2人, 前線にはオリジナルを含めて4人が限界ですか。この方向性で訓練すればもう少し増やせたかもしれませんけどね……。

餓鬼道にフルネルソン極められて仙術チャクラも吸収されるナルト……ああ確かに, 体勢悪いけど『動けない』=『動かない』分, ここで自然エネルギーを吸収することができるんですね。餓鬼道に対する間接的な供給ですが。でも餓鬼道, チャクラ吸収はしているけどそのチャクラを自分のものとして利用している様子は無かったような……吸収っていうならそういうものと思えば良いか。で, 自然エネルギーを大量に取り込み, 受け入れ損ねて蛙化してしまう餓鬼道。こんな仙術攻撃もあったとは(^^;;; 応用は利かないけど。

「かーえーるーのーうーたーがー♪」対策として, フカサクを吸引し刺し貫くする天道。「あの幻術はもう懲りてるよ」なんか台詞に人間味が出て来たような。ともあれ, フカサク・シマの守りが薄過ぎましたね。こちらも仙術チャクラを練っている最中だったんですから, ナルト自身にも余裕が無い時に(しかも手の内を見せている技の準備中に)ノーガードは無茶だったんでしょう。影分身が1人でも居れば, あるいは他の忍が

シカマル達といの達情報部が集結し, ペイン最終対策会議。その結論は「ペインと煙は高いところが好き」(違)。あ, 雨隠れの里から超長距離遠隔操作しているんじゃないんですか。ペインのコントロールをしているチャクラ波って短波じゃないのね(電波じゃないってば)。

己の確信犯たる所以をナルトに語り聞かせる天道。「復讐を正義と言うならば, その正義は更なる復讐を生み, 憎しみの連鎖が始まる。今その事象の中に生き, 過去を知り未来を予感する。それが歴史だと知る。人は決して理解し合うことのできない生き物だと悟らざるを得ない。忍の世界は憎しみに支配されている」それは正にナルトが自来也から聞かされた問いの, 一つの答えだった訳で……でもそう上手くいくものかな? 相互の憎しみを無くせるほどの恐怖があれば, その恐怖の下で争いが無くなるっていうんでしょ? バルバスの法則をボトムアップ的に考えたような感じでもありますがそれは別作品なので措いといて……恐怖の対象, 即ち共通の敵が居たとしても, 争う人は争いを続けるよ。地球存亡の危機であっても人は手を取り合う事ができなかったって描写もあるしね。

痛みによる一時の平和を確実なものとし, 今後もそれが得られる道を確立させようとしている……長門。現在の長門が遂に登場ですな。しかしこれは, 妥協的な理想を1つに固定して, そこを中心として平和と争乱の釣合を取ろうとしているように感じます。理想ってのは固定ではなく, 不断の努力で永遠に求め続けるものでしょ?

ED: ちなみに私, ヒナタが登っている道は『平坦な地形』だと思います。登りではあるけど, 一様に盛り土だけで道を造ってあるから。元の地形は単純な坂である筈。

なると劇場: まー, ソロのEDってこれまでナルトだけだった奴(確か前シリーズのED3か4)しか無かったと思うからね(^^;;;

[11:07]
[11:52]

NARUTO -ナルト- しっぷうでん 第166話「こくはく」(6月24日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: +1)

ヒナタとナルトの最初の出会い, それは街角で気勢(多くの人からは奇声)を吐く少年を目撃したこと。ヒナタみたいに興味を持った子供は居なかったのかな。何にしても, ナルトがこのような扱いを受けてしまう事, 猿飛は相当に心を痛めていたでしょうね。

身動きの取れないガマブン太を見付けるネジ。ガイ班はカツユが付いていませんから, 白眼で戦場の状況は把握できるとしても, ナルトの邪魔をしないよう近付かないようにするって判断はし辛いでしょうね。で, 今, 戦場へ行ったら, 何を見るでしょう……

更に杭を打ち込まれて, 完全な磔状態になるナルト。天道の, そして自来也の問いに答えが見付けられないことでジレンマに陥り身動きが取れないナルトを叱咤するシマ, そして……ヒナタ。能力の問題じゃない, 戦術の問題じゃない, 誰もがナルトを助けようとしない, 自分では助けにならないと思っているところで, これも『自分を諦めない』決意ですよね。自分に何かできる可能性があるなら, リスクを恐れず躊躇せず。「ナルト君を守るためなら, 死ぬ事なんて恐くない。私はナルト君が大好きだから」告白できなかったことも, 躊躇を振り切ったんですね。振られるリスクも躊躇せず。

天道と対峙するより, ナルトの杭抜いた方が早いんじゃ……と思ったら, 実際そうしましたか。でも不意を突いて1本折るのがヒナタの限界。長門が吐血したため柔歩双獅拳を喰らいできた隙にもう1本。……で, これが本当に限界だったようで, ……頭から落ちませんでしたか!? 受身取れずにあんな落ち方して, 生きてるだけで不思議な世界ですよ!

ヒナタとナルトの本当の出会い, それは苛めっ子に取り囲まれていたところを助けられたこと。ボコられてのびているナルトに御礼を言えなかったこと。名乗れなかったこと。出会えなかった出会い。忌避されている少年が持つ, 自分に無い『諦めないこと』に, この時確かに惹かれ始めたんですね。10年来の恋の始まり。

這い蹲ってでもナルトを助けようとするヒナタ。天道が黙って見ているのはヒナタの中にも, 平和への希求ではないけれど, 一途な思いを見て取ったかな? 「お前如きの力で何故刃向かう。何故戦う。死ぬと解っているのに」「まっすぐ自分の言葉は曲げない。それが私の忍道だから!」さてこの一途な思いは, ナルトに長門に何を齎すでしょうか。九尾対策は長門も当然取ってあるでしょうから嫌ボムで終わるような事はないでしょう, 『能力と意志』が衝突して欲しいのです。

木ノ葉隠れ里立忍者アカデミー入学式: ってこれおまけじゃなくて本編か! 鮮赤齣で終わってるよ……orz

[12:11]
[12:54]

NARUTO -ナルト- しっぷうでん 第167話「ばくてんせい」(7月1日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

四尾発生……この時点で既に前回の九尾化以上ですね。そして, 動画も過去最高レベルの激しさですね。静止画の別人具合なんかこの場合はどーでも良くて, 動きにひたすら圧倒されました。一体今回1話で何コマあったんですか!?

「俺が憎いか。これでも人は本当の意味で理解し合えると言えるか」個と全体を混同しちゃ駄目でしょ。すべての人が完全に通じ合ったら, それはニュータイプというより個の喪失ですよ。……ん, 長門が目指しているのは正にそれだったりするんでしょうか!? いやまさか……。「俺の痛みは, お前以上だ!」と叫ぶ長門, でもこれは, いかに長門の痛みが大きかろうと, 他人の痛みを否定していませんか? んー, やっぱり長門の目指しているのは愚者の楽園かな。痛みのない世界を目指すのではなく, すべてが痛い世界を作るって。

更に六尾まで発生し, この時点で骨格が九尾のものと化しました。綱手の首飾りとそれに掛けられたヤマトの封印が発動しましたけど, 九尾ナルトは封印を力で破壊。儚い希望でしたね……。しかし首飾りを破壊って, 火影への夢を潰してしまっていませんか!? もうこれはナルトの意思入っていませんね。

神羅天征に耐え, 万象天引に耐え, 無敵の強さをひたすら見せ続ける九尾。でも, 絶大な威力で広域攻撃を繰り広げているのに, 余波すらもヒナタを巻き込んでいないような。普通なら巻き添え食って本当に死んだり, 少なくとも発生した波に攫われるくらいはあっておかしくないのに。大蛇丸が転生した相手の意思を取り込むように, 九尾もナルトの意思に一部影響を受けるんでしょうか。ヒナタを守っているように感じます。

天道が移動した先は, ウタカタを捕らえた谷でしょうか? 繰り出すは地爆天星, その効果は塊魂(違)……マイクロブラックホールのようなものですべてを吸引し天体状に固めてしまうってことでしょうか。「何もここまで大きな物を……」「相手は九尾だ, 手は抜けない。それに六道仙人の造ったと言われる月に比べれば大したことは無い」……月も忍術で作られたものなんかい。まあエリートサイヤ人ならできることですが(作品違)。

それでも抜け出す九尾, 既に八尾状態。毛皮が無いだけでほぼ完全な九尾の姿ですね。最後の封印は, ナルトの内に在る牢獄の札……封印を解こうとするナルトを止めるミナト。え, ミナトの意思が今も存在するの?

ED14: サクラの隣に居るのがナルトだとすると, 九尾化して死んだように聞こえます。サスケだとすると, とうとう里へ連れ戻すのではなく敵として倒すことになったように聞こえます。しっかし, EDの寿命が短いなあ。ずっと3ヶ月ずつで変わっていますよ。

[13:07]
[13:07]

九尾捕捉完了

7月8日は特番休止のため, NARUTO疾風伝の消化完了です。1週間でなんとかなりましたー。さて次は。

[13:08]
[13:51]

参政権

次は, ということで参議院議員選挙へ行って来ました。投票しない=参政権を放棄するという事は, 現状の国会運営に文句・愚痴を言う権利を放棄することだと思っているので, 文句を言うためにもきちんとやらねば。えーと, 不信任・ヨブ=トリューニヒト, っと(違)

今回から投票所が変わるのですが, そもそもこれが多分転居前最後の選挙だと思うので, 最初で最後の利用になると思います(あ, 書類交付受けに来ることはあるか?)。

[13:54]
[16:38]

カタナガタリ 第七話「悪刀・鐚」(7月9日放映分)

評価……☆☆☆☆☆(前回比: ±0)

陸奥・死霊山……が早速全滅。「可愛そうね, こんなところで神様のように特別扱いされちゃって。まるで私みたい」お, 姐御, 凄え『悪い』顔だねbyナチョス@たると。変体刀を掴んで刀の毒に侵食されたのかと一瞬思いましたが, 無敵魔神にそんな失敗はありえませんか。善は急げ, いや悪は急げ……あんたはスイフリーかい(^^;;; 「何を勝手に, 私の肌に触っているのですか。この草め。草め。草め。草め。草め。」んー, 確かに草ならいくら踏み潰しても踏みにじっても気に何かしませんよね……でもこの言い方は相手を草と思っていないでしょ。

土佐・清涼院護剣寺を襲撃する, というか護衛を完全無視して逗留しに歩く七実。なんかスパルタンXみたい……でんでろでんでろ。歩きながら攻撃している点は違うけど。父母の幽霊がまとわりついていますが, ……自分で降霊術やって, それを下らないと切り捨ててるんかい! オカルティストが泣きますよこれじゃ。

経緯なんかすっ飛ばして, 最初から七花vs七実。見届け人とがめ・左右田右衛門左衛門。いやすっ飛ばしちゃいけない事まですっ飛ばしているような気がするのですが!? ともあれ, 姉弟対決。七実の武器は秘技・見稽古, 七花の武器は「虚刀流最終奥技・七花八裂!」これ, 七実が「致命的な弱点がある」って言ってたんだよね……当然一発で無効化されました。って, その前にまず, 凍空一族の怪力すら会得しているですってー!? 前回この『技とか術とか関係なくただ単純に強い』というのは, コピーできるでしょうか?って書いたのに, 本当にそれやっちゃったよ! 外見変えずにポリモーフしているようなものじゃない!

「雑草をいくらか引き抜いたところでやいのやいの言われる憶えはないわ。草むしりは私の趣味なのよ。それとも七花, 貴方, 刀が斬る相手を選ぼうと言うの?」まあ, 選ぶのは刀ではなく剣士でしょうけど……。自分で自分を振るっている七実は, 相手を全く選んでいないと。「虚刀流・雛罌粟から沈丁花まで, 打撃技混成接続。ちなみに忍法足軽応用編, 打撃からすべて重さを取り除いてあげたわ。私がその気だったら, 貴方はそうして倒れるまでも無く272回死んでいる」駿河を相手に10,000回死んだ暦ほどじゃないですね(違)。まあ, 駿河は七実と違って, 完全に純粋に暦を憎み暦を怨み暦を殺し暦を消そうとしてたから, 同列では語れませんが。

強いのはともかく体力がありすぎる, スタミナがありすぎることに疑念を抱いた七花へ, 胸元の悪刀を晒す七実。「悪刀・鐚の, これが正しい使い方よ。雷を帯びたこの苦無を身体の中央に刺し込む事によって, 私の病は強制的に癒される」じゃ殺すにしても, その回復力を上回る勢いでダメージを与えないといけないって事ですあ。「悪刀・七実(しちみ)と言うべきでしょうか, 私にはもう弱点も死角もありません。顔を洗って出直して来なさい」バックスタブとか, 闇討ちはできないかなあ。いやそれは(とがめの報告書の)主人公がやる事ではないけど。

ここらでそろそろ, 蝦夷から土佐まで来る間の経緯。死霊山壊滅の報告を聞いて急遽下手人の捜索へと移り, 土佐で右衛門左衛門から話を聞かされ……奇々怪界かよっ!(^^;;;;;;; お札を投げるのが相手の側だってのが違うけどね! あ, なんか久々にやりたくなってきた。

その頃尾張にて, その頃富士樹海にて……否定姫もまにわにも七実を危険視しつつ, 対処はとがめ&七花に任せると。二人が負けたらどうするつもりだったんだろ。否定姫は何も考えていないかもしれないけど。まにわには自分達でどうにかするしかありませんよね。

幾日も悩み続ける七花に対して再教育。「敢えて聞くまいと思っておったが, 七実の方がそなたより強いということをどうして隠しておった?」だって聞かれなかったからbyリオン=グンタ@ナイトウィザード(声: 柚木涼香)。「それは……俺がとがめの刀になりたかったからだ。とがめが初めて島に来た日, そう思ったんだ。姉ちゃんの方が強いって判ったら, とがめは姉ちゃんの方を選んじゃうかもしれないじゃないか」「たわけが。一度しか言わんから良く聞いておけ。半年前ならいざ知らず, 今は私の刀はそなたしかおらんと思っておるわ! こんな事いちいち言わすな愚か者!」話がずれてますよーとがめさーん。わざとでしょうけど!

落ち込む七花にとがめの攻撃! 自爆!(^^;;; これ一発で足折っててもおかしくない……。「そうやって落ち込んでうじうじしている事こそがみっともないと言っておるのだ! 一度だけだ, 一度しか聞かん! そなたがどのような答えを返そうと咎めるつもりはない。この度ばかりは無理強いするつもりはない。だから答えよ, そなた, 七実と再戦するつもりはあるか?」「……ある!」決意すればそこからは早いよね七花は。多分。

とがめが語る七花八裂の弱点, それは『虚刀流四の奥技・柳緑花紅の溜めが大きく技の連続性を阻害している』。構えるだなんて無駄な事……と七実が真庭蝶々へ語っていましたな。モーションが必要な技や戦い方は七実には隙でしかないということなんですね。で, 隙の生じない組み合わせを検討すると。これで技の組み方を総攫いしたんですから, 新たなバリエーションも作り出せたかもね。

戦場は御仏(刀大仏)の前……不動明王のような大仏だこと。とがめの奇策は, 灯りにしていた300本の蝋燭をまったく同時期に燃え尽きさせること……凄い, 本当に凄い事やったよとがめ! これで闇に目が馴れる事を防ぎ, 七実最大の武器である『目』を封じたと。そもそも見えないのであれば死角も何も関係ありませんものね。よし七花, ここは仙術チャクラを(激違)

「どうやら私の考えが甘かったようね。悪刀・鐚なんてそんなインチキな刀で己の強さを調整して, 生命力を活性化することで鎮静化させ, 見稽古なんて言って他人の強さを纏うことで少しでも弱くなろうとするなんて」……凄さの次元が違いました(瀧汗)。とんでもない手法で強さを手に入れその強さで戦ってきましたけど, 実はそんなもん取っ払った素の七実が何より強かったと! 多分この強さ, 七花と六枝くらいしか見た事ないよね。

止めようとするとがめを攻撃する七実, 髪の毛ばっさり……綺麗に切り揃えましたね! 「良かったわね, 戦う理由ができたじゃない」使い手より姉を優先するような事の無い, 迷わず本物の刀となった七花, ですか。「髪の長い女が好みだったの? そういうところも父さんに良く似てるわね。はっきり言って不愉快だわ。だから, 草のようにむしるのではなく, 花のように散らしてあげる」「やってみろ! 但しその頃には, 姉ちゃんは八つ裂きになっているだろうけどな!」そうだった, この決め台詞, まだ出ていませんでした。七花が今までの5戦(最初の蝙蝠は別)のように本気で殺すつもり, 本気で勝つつもりにようやくなったって事ですね。そもそも戦っているという意識すら持てていなかったかもしれません。

「褒めてあげる七花。よくぞ, よくぞ……よくも私を殺したわね。あれ, 噛んじゃった, かな……」こんな噛み方があるかーい!!(^^;;; 最期の最期まで恐い姐御でしたよこの御方。この戦い, 七花ととがめに一体何を齎したんでしょうか。

ED: 中原さんの歌というより, 伊藤真澄さん作曲に納得。

次回予告: とがめが「ちぇすと!」と言っちゃうとアンデンティティ崩壊するでしょ(^^;;;

[17:12]
[21:52]

けいおん!! #14「夏期講習!」(7月6日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: -1)

律視点での『ムギちゃんの一日』でも始めるのかと思ったら, 一瞬で攻守交替して終わり(^^;;; 遊びに行かないかと誘われて, 目を輝かせ自ら暇になる紬……遊び > 夏期講習 > 買物, って訳ね。

OP2: CG, GGM, と来て今回のUtauyo!! MIRACLE。短音符が多いことと相まって, とてもテンポが速くなったように感じます……唯達の演奏技術が向上しているという意味だったりして。でも今回, メインビジュアルでの唯はギターを持たずヴォーカルだけやってますね!?

ムギちゃんの沢庵を取ったら, ムギちゃんはゲル化しちゃいました。変わりに分度器を貼り付けたら, ムギちゃんは元に戻りました。以上, 平沢唯の日記より(大嘘)。何かもう, 妄想の中では紬は何があってもおかしくないっていう役回りですかね!? 本当の紬は「じゃ, ムギが普段行かなそうなところに連れてっちゃおうかなー……例えばゲーセンとか!」いちいち目を輝かせて。夏をー, ゲーセンでー, ま・ん・き・つ! by瓶詰妖精。3年生になるまでこういう機会が全然無かったというのも不思議な気がしますけどね。更に駄菓子屋初体験「律ちゃん! だ, 抱きしめてもよかですか!?」「どこの人だよ」現代でもまだあるの, 駄菓子屋って? あ, もしかして伝統的ナントカ保存条例が適用されるとか?

和にケーキの一口交換を持ちかけたら, ショートケーキの苺だけ食べられて憤る唯。……だからって, 梓に相談しても(^^;;; 「ケーキの苺はケーキの頂上だよ, ハートだよ, 魂だよ!?」私, これはどちらかと言うと唯の方が正常だと思います。苺にそれほどの価値があるかどうかはともかく, 代替の利かない箇所を対象とするなら事前にそう言う必要があるでしょ?

澪から突っ込みを受ける話に反応する紬。「実は律ちゃんにお願いしたい事があるんだけど……」「お金なら無いわよー?」「知ってる」ここで突っ込みを入れれば万事解決, Bパート不要だったのに(^^;;; 「ずっと前から憧れている事があるんだけど……」「憧れてる?」「うん。……あのね……私のこと, 叩いて欲しいの!」「……はい?」紬, 女の子同士が好きなのでは飽き足らず, 遂にそんな性癖まで(違)。

アイキャッチB: あれ, これは第1期版ですな。

夏期講習初日, 服装は自由と言うのに制服で来てしまった澪。あー, この気持ち凄く良く判る……。完全なフォーマルではないけど, 日常とはちょっと違う真面目な場所, となるとどういう恰好すれば良いのか判断に迷うんだよね。知人の結婚式『の二次会』に呼ばれた時とか, 二次会ってだけなら私服だろうけど, 結婚式から雪崩込んだ人が多い可能性を考えるとさー……閑話休題。普通に私服の唯・律, そして「ムギちゃんなんか海行く時みたい……はっ!? もしかして終わったらみんなで海に!?」そこで対抗して浴衣で来るとか!

恰好そのものもだけど, 更に洗濯タグも付けっぱなしにし, 合わせもおかしくし……突っ込まれ方を研究中の紬でした(^^;;; ボケとツッコミの呼吸に憧れる紬「私だけそういうスキンシップが無い気がするの。スキンシップ大好きなのに!」「えー? 結構ひっついてないか?」ちょっと深読みしましょうよ。紬は『女の子同士』が好きだというのは良く知られていますけど(登場人物の間でも, 少なくとも律とか気付いてるよね), これは見るのが好きというだけではなく自分もやりたいって言ってるんですよね!?

受講証の写真で, ただ写真写りが悪い事を気にする澪に対し, 後ろ姿の律, 豚鼻の紬, 憂の唯(^^;;; 「流石天然物は鮮度が違う……」これ最早突っ込み待ちのレベルを超越してますよね。澪も律も唖然としてましたし。

登校日……の放課後のティータイム。ケーキの余り1個分を巡ってじゃんけん大会, かつデコピンの刑も導入し, 紬に叩かれる道筋を, ってあれ? それは突っ込みとしての叩かれ方ではありませんが……それで良いの? あれあれ, 私の前提が狂っちゃった? で, 紬が勝つ(^^;;; でも事情を知っている律なら, ここで突っ込みを入れることができたと思うよ?

「今日はちゃんと苺も食べられるから贅沢は言わないよ」という唯の我儘発言を聞いて, 律の話を思い出し, 澪の苺を奪ってみる紬 → 「和ちゃん! ほら見て! 苺は取られちゃったら悲しいんだよ! 泣いちゃうんだよ! それくらい大切な物なんだよ和ちゃん!」「そ, それは悪い事をしたわ?」居るかどうかも判らないのにわざわざ生徒会室まで全力疾走して和を連れて来るなんて, 苺の怨みはどんたげ恐ろしいんですか(^^;;;

素直に告白しても結局叩いて貰えなかった(代わりに律が殴られた)けど, これまで親身になってくれた律に感謝する紬。「律ちゃんてエスコートが凄く上手ね。優しいし, 人のために一生懸命頑張るし。男の子だったらきっとモテモテよね」「はあ!? ……どー反応すりゃ良いんだっ!」「あ痛ー!?」で, 希望通りの額に絆創膏コンビですか(^^;;;

ED2: “NO, Thank You!” これまで2曲よりすっごく好きになれる曲です。歌い方(特に映像)が嫌だけどそれはまあ許容。で, 澪は何やってんの? 特にスプレー持って何を描こうと……描くのではないかもしれないけど, 何を表現しようとしたのか, さっぱり判らないのがなあ。塗ったものが画面にその瞬間しか出なくて, 最終的には何も塗られていない絵だもん。あの『HTT』がそうなのかもしれないけど, だとしたらあまりにも小さくなってしまっているようで。

CM: ぱんつじゃないぱんつじゃない連呼するなよ(^^;;;

[22:20]

本日の日常日課

2010年7月12日(月)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

[07-13 24:24]

お姉様の足跡を追い回してばかりいても、仕方あるまい(← 追ってるじゃん)

実は週末の新橋で, 履いていた靴の右足爪先脇が裂けてしまったため(内袋は残ったので目立たない), 今日の会社帰りに吉祥寺の靴屋さんへ行って来ました。……新橋の後で吉祥寺に行っているのに, どうして今日なんだと, 自分に問いたい。

以上を購入。軽い割に山岳向けでもあり防水でもあるので, 早々に履きこなれたら, 自転車帰省大冒険に履いて行こうと思います。

[07-13 24:29]

本日の日常日課

2010年7月13日(火)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所

2010年7月14日(水)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

[07:47]

勿論Φ愛が衰えた訳ではありません

雑記の応援バナーを「Φなる・あぷろーち2」から「L@ve once」へ差し替えました。Φじゃないのに私を買う気にさせる, 三浦さんは切っ掛けに過ぎないとはいえ凄い力を感じます。

[07:49]

本日の日常日課

2010年7月15日(木)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

[25:09]

中通郭

100年前の洋食店“復活”へ 「千秋軒」16日オープン(秋田魁新報より)……記事の冒頭から「秋田市西根小屋町」という歴史ある旧地名が出て来て嬉しい, 久保田城研究者の水野なのでした。今回の店舗は仲小路ビルということなので, 旧地名ならむしろ東根小屋町ですが。半月後, 行ってみたいです。

[25:16]
[25:16]

天上, 遥かに遠く

秋田が初戦敗退、高校野球秋田大会 大館国際など2回戦へ(秋田魁新報より)……今日が開会式だった訳ですが……初日に早速負けてんじゃないよ秋高! 会社で速報見て頭抱えたよ!

古豪秋田、大館国際に逆転負け 高校野球秋田大会開幕(朝日新聞マイタウン秋田より)……朝日が詳しいですね。つめが甘いせいでとかミスを全部点に結びつけられたとか, こういう感想を聞くと「いつもの秋高だなあ」と思ってしまいます(おい!)。

[25:18, 07-16 19:49(朝日新聞追記)]

本日の日常日課

2010年7月16日(金)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

[07:48]

けいおん!! #15「マラソン大会!」(7月13日放映分)

評価……☆☆☆☆(前回比: ±0)

西方の人に「夏休み短すぎ」とか言われると少々腹立ちますが, まあ米国の人とか(比較対象にならんて)。「二学期始まりましたね二学期!」盛り上がってるなー梓。今の軽音部を受け入れられるようになって初めての学園祭だもんね。でもその前にマラソン大会がある訳で, 「決めた! 私, 大学はマラソン大会のない大学に行く!」体育会系の大学とか学部学科とかサークルでもない限り, 大会があったとしても強制参加は無いでしょ。秋田大学の今日歩大会(← 何度も言いますが誤字ではありません)だって任意参加なんだし。でもむしろ唯は, マラソンではないにせよ強制参加イベントのあるところへ行かせた方が良い気がする……でないと何もやらなくなりそうだもん。音楽は高校入ってやっとできた例外。

腕力はあるけど持久力に欠ける紬も, 鰻重で体力底上げ中。「私も毎朝家から学校まで猛ダッシュで特訓してるよ!」でも唯の家って5分くらいで着く距離じゃなかったっけ?(^^;;; テンションを盛り上げようと, コスプレマラソン大会を目論むさわちゃん先生……いやそれはマラソンではなく明らかにコスプレが主になってしまいますからっ。本日の紬デザートは……昆布とひじきのブラン・マンジェ……紬に創作料理の才能もあるとは思いませんでした(いや, 才能は無いのか!?)。

2,980円のランニングシューズを買うかどうか躊躇する唯。それ, 何かの予算で落とせるなら買うって意味ですか? たまたま通り掛かったさわちゃん車に乗せて貰って, 参加賞に魅せられて「お汁粉があるならなんとか頑張れるかも……」饂飩目当てに今日歩やったりはしなかったなあ(^^;;; 重度の運動の後に糖分の補給, 順番逆な気がしますがまあ良いとして(実は『途中で栗羊羹』は正しいと思う), さわちゃん先生によるコース解説。今年のコンセプトは……誘惑の多いコース(^^;;; 事前に知っていても耐えられない(耐えようともしていない)唯が目に浮かびます。更に住宅地, 農地と変化の多い景色を抜け, 心臓破りの坂……居るんだよねー, 敢えてハイギアで登攀するロードな人!

逆さ照照坊主も効果無しの絶好のマラソン日和, あっさりスタート。運動部の部室争奪戦, と聞いて紬が目を輝かせてますね(^^;;; いや, 文化部でも, 敢えて専門と無関係な競技で勝負する事ってあると思うんだけどね。そもそも勝負しない場合は別ですが……例えばクーラー争奪戦とか(違)。

ビリで注目集めるのを嫌がる澪, 一足先に行って2年生トリオと合流。こちらでも純が脱落気味で, かつ誘惑に捕らわれまくっていますが, 唯は想定された誘惑以上にあれこれ捕らわれまくっていた……(^^;;; 第1期第1話からまるで成長してないし! で, この後, どうして澪は一人で3年生組を待ってたんでしょ?

心臓破りの坂, 登攀中。「軽音部らしくリズムを活かして……」口に出す必要は無いと思います。呼吸乱れるし。「ふわふわじゃキツかったか……それじゃあ次はホッチキスな」ふと思ったんですが, 1年生時に作った曲が多いですよね。3年生になってまた数曲増えていますけど, 2年生時に作った曲ってありましたっけ(おい)。口に出さず心の中で, 歌が駄目でも何か楽しい事を考えて走れと……つまり妄想しながら走れと……唯はむしろ周りを不安にさせてますね(^^;;; 紬はむしろそれで良いんだと思うよ, 楽しい事を「考える」の意味が違うけど, 紬は本当にその過程も楽しいでしょうから。「なんか詞が浮かんだ! ……ハートブレイク心臓破り, ドキドキ張り裂けそうなこの胸, 苦しいのは君のせい, それともマラソン大会のせい?」「これがランナーズハイって奴か!?」精神状態が極限に追い込まれると, 心は自動的に何かをやらかす……

純に追い付いt「梓の友達のー, えーとー佐々木さんだっけ?」「鈴木さんだ」この様子じゃ梓が部員候補にしている事, 3年生組は把握していませんね。で, 純と合流した代わりに, 唯が消えていると。「遭難!?」「まさか, マラソン大会で」「いや, 残念だが唯なら充分に在り得る」で, 二重遭難ごっこって, 緊張感無いなあ(^^;;; これもランナーズハイかもしれないけど。「まさか唯の奴, UFOにキャトられたんじゃ!?」内蔵を抜かれたらムギちゃんデザートもお汁粉も食べられなくなるから, 唯は絶対に嫌がると思いますよ。そういう問題じゃありません。で, 話を聞いただけで, 憂がばっちり居場所を把握しましたとさ。出来た妹と駄目な姉……でも万一憂が消えたとしたら, 唯もすぐ憂を見付けられると思います。

「今からじゃ間違いなくビリだな」「!?」「別に良いんじゃない?」「……駄目だ。ビリだと目立って恥ずかしいじゃないか」「そこで転んでまたファンが増えちゃう予感?」「……変な予言をするな!」「あぎゃー!」もうファン飽和しているんじゃ(^^;;; ゴール前じゃなくて街中で転んで, 一般のファンも増やしたりして。ゴール直前になってふと思い出す唯……「あのお餅! 私があのお餅を食べたから, お汁粉のお餅が1つ足りなくなって, だからビリの人にはお餅が無いって事に!?」全員ダッシュ!(^^;;; 別に餅にそんな拘りがある訳じゃなくて, ただ唯に引き摺られているだけって感じですけどね。そして澪はそういう役回り(^^;;; ……と思ったら!? 何と言うアクロバティック, そして却って目立つ(^^;;;

後日譚というか, 今回のオチ。本当に二重遭難しているさわちゃん先生……ああ, 車が発見されて大問題になってる図が目に浮かぶ……

[08:17]

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所

2010年7月17日(土)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

[08:43]

限界

もう駄目です, 今季初・エアコン投入。

と決意した今日が丁度梅雨明けなのでした。必然だったんですね, 観月先生。

[08:44, 22:57(梅雨明け)]
[22:56]

地図散歩(と言うには長距離ですが)

再来週に向けた地図のチェックと折り畳み作業, 続きをやりました。今日は福島・宮城区間。福島中央と宮城南部はそもそも地図を用意していない区間があります。

何が何でも寄らなければならない場所, というのは特に無いですな。すぐ近くだから寄りたい場所というのならいくつか。あとは仙台初侵入ですからその付近。

志波姫三社(古川・高清水・志波姫)をどうするか, が悩みどころ。高清水は経路からちょっと曲がれば良いだけだけど, 古川は目測3kmくらいの遠回り, 志波姫はもっと。但し志波姫は, 他の場所も寄るようにすれば経路に組み込めます。となると古川だけが問題だなあ。ここだけ行かないという選択肢は……えっと, それぞれの祭神は何だっけ?

もう一つ, 岩手県に入り込みますが, 一ノ関で旧国道(市街地)を通るか一ノ関バイパスを通るか, も早い内に決めなくちゃ。市街地を通ることにすると地図が足りません(絶妙な感じで切れてる)。でも旧道が80mから32mへの下りなのに対し, バイパスは80mから95mまで一旦登るんですよ。これがどう利いて来るか……。

[23:17]

本日の日常日課

2010年7月18日(日)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

[04:57]

チャリで行く!

04:00に起床し, 食事と準備準備。帰省前に一度は自転車旅をしておかないと, 身体が耐えられなくなりかねません。一度, せめて筋トレだけでもしておこうと, 久々のヒンズースクワットなどしたんですが(スクワットで使う筋肉は自転車で使う筋肉と少し違うんだけど), 一発で筋肉痛を起こしてしまったので……完調ではありませんがほぼ回復したので, 丁度良い頃合いでしょう。あと30分くらいで出発します(とか言ってると1時間になるのが常)。

[05:01]
[18:25]

大崩崖の小さな道

うまいこと05:30に出発できました。途中すぐ近くでちょっと寄り道した後, 青梅方面へ向かいます。井ノ頭通り, 多摩湖自転車道, 江戸街道, 新青梅街道, 青梅街道, 旧青梅街道, 青梅街道, 日原街道, と通って, 目的地は奥多摩日原! 2年前に一度行ったところの再訪です。

そして日原と言えば, 都道204号 日原鍾乳洞線 旧道(山さ行がねがより)。……行きましたよ, 2年前は大崩崖の手前までで止めにした旧道……今度は大崩崖を越えました! そして小崩崖手前のバリケードのところまで行きました。これ以上は, 自分に課した制限時間(往復1時間)の限界に達しそうだったのでね。今回あまりやらないつもりだったのに結局写真撮りまくったし。

その後はまた日原鍾乳洞まで行って, 観光客でいっぱいだった鍾乳洞は無視して引き返し。帰宅は17:10, 11時間40分の旅でした。

今回は買ったばかりのトレッキングシューズを履いて行ったのですが……これ失敗。靴が大きすぎてトウクリップに入り切らず, 爪先で回すような感じになってしまいました。爪先と足首が痛いのなんのって。復路で新青梅街道に達した頃にようやく馴染んで来てクリップの中まで入るようになりましたが, 完全に合うようになるまでにはまだ暫く時間が必要でしょう。再来週の帰省までに乗る機会は多分ほとんど無いでしょうから, 帰省にこれ履いて行く訳にはいきません。んー……ビンディングに戻して, 仙岩峠越えで降りる必要が生じたらその場で履き替える, というところかな。


今回はちゃんとした旅行記を書くつもりはありませんが, 最近は期待して下さっている方も居ると判ってきたので, ダイジェストでここに書いてみます。……と言いつつ, 廃道探訪部分は長くなるだろうなあ……

写真コメント
[写真: 青梅-宮ノ平間]
(07:53)

青梅街道の中で特に好きな景色と言うと, 東京都内ではここが挙げられます。青梅の中心市街地を抜けてすぐのあたりです。市街地内にも多少の起伏はあるのですが, ここにきてはっきりと登りを意識すること, そして道の奥に(横に, ではない)山を意識すること, がポイントかと。

[写真: 奥多摩大橋]
(08:43)

川井駅の直下で多摩川を跨いでいる奥多摩大橋。手前で真横から眺めることができます。ここより大規模なハープ型斜張橋の秩父公園橋と比べてしまうと流石に見劣りしますが, しかしファン型斜張橋も立派に見栄えがしますね。

[写真: 万世橋]
(08:49)

古里駅の直下で多摩川を跨いでいる万世橋。神田川の橋が有名ですが, こちらもこちらで上路トラスドランガー橋という見た目に素敵な構造です。

[写真: 日原街道 1]
(10:00)

青梅街道から日原街道へ入ってすぐのところ。まだ氷川の集落です。既に1.5車線しかありませんが。

[写真: 日原街道 2]
(10:11)

急勾配の道を登って行くと, 更に狭くなったりして。でもこの先は日原鍾乳洞という大観光地がありますし, 登山基地でもありますので, 路線バスは立派に大型車なんですよねー。このバス, つい数秒前に乗用車とすれ違ったばかりです。所々に退避所くらいありますから。……長距離に亘って退避できない区間では, 整理員が片側交互通行させていました。距離1kmくらいあったんじゃないかな?

[写真: 白妙橋 1]
(10:18)

途中, 白妙橋という吊橋があります。今回は渡りませんが, これはこれで興味深いところです。対岸には人道用隧道があったり, 崖登り道があったり。前者はヨッキれんさんの記事(第2次探索)を, 後者はちょっとだけですが2年前の記事を御覧下さい。

[写真: 白妙橋 2]
(10:19)
[写真: 川乗鉄橋]
(10:21)

白妙橋のすぐ先で, 頭上を奥多摩工業曳鉄線の川乗鉄橋が跨いで行きます。この先の天祖採掘場から石灰石を奥多摩駅付近の工場へ運搬するためのトロッコ路線です。今日は休抗日のようで, 動いていませんでした。

[写真: 日原の桟]
(10:27)

日原街道は今現在もほとんどが1.5車線, 下手すると1車線ギリギリという場所ですが, そもそも充分な道幅を確保できるほど地形に余裕がないというのが実情です。山側が比較的緩斜面なのであれば切り通して道を作れるでしょうが, それができる場所はもう全部やったって感じです。で, そうなると谷側に無理矢理道を作ることになる訳ですね。こんな桟橋架けて。「木曽の桟」を思い出しました, ってそれは5月の連休の話……まだ旅行記を1文字も書いてないですよ……

[写真: 天祖採掘場]
(10:41)

やがて視界が開けると, ごそっと削られた山が目に入ります。天祖採掘場です。実際には「削られた」どころの話ではなく, 山が1つ以上消滅しているそうです。今見えている採掘山は, 本来は手前にあった山の裏側になっていて見えない筈の場所だったんだと思います。

[写真: (新)日原トンネル]
(10:46)

(新)日原トンネルにやってきました。左側に旧道があるのですが, 天祖採掘場そのものになっているため部外者侵入禁止です。それどころか, 採掘場そのものということは「道もろともに掘られている」という意味であり, 例え侵入しても先へ進めません。トンネルへ入ります。……このトンネル, この向きで入ると結構な登り勾配なんですよね……

[写真: 登竜橋脇旧々道]
(10:59)

(新)日原トンネルを出た直後, 旧道(正確にはこの部分は旧々道)が分岐します。2年前は3月だったから荒涼とした感じでしたが, 今は緑に覆われていますね。ここから戻る方向で, 廃道探訪開始です。流石に自転車はトンネル坑口脇に置いて行きますが, ヘルメットやサングラスやグローブやアンクルガードはそのまま着用。身体の防御が必要な筈ですから。

[写真: (旧)日原トンネル 日原側坑口]
(11:01)

すぐに(旧)日原トンネルが現れますが, 入口が厳重に封鎖されているため侵入不能です。右側のガードレールの先に旧々道があるため, こちらを通ります。……通れるものならば, です。

[写真: 大崩崖前 1]
(11:03)

何しろ(旧)日原トンネル脇の旧々道って, こんな状態ですので。瓦礫だらけで本来の路盤は全く表に現れておらず, 頭上には今にも崩れ落ちそうな擁壁の馴れの果てが……

[写真: 大崩崖前 2]
(11:04)

これがかつては間違いなく「東京都道」であった道だなんて, 信じられます? この旧々道は山行が用語で「6期道」と言い, 昭和27年に開通した道ですが, この時初めて自動車が通れるようになったんだそうです。……だから, この道, 自動車が通ってたんですよ?

[写真: 大崩崖前 3]
(11:05)

さっきの, 鉄筋でぶら下がっているような「擁壁の馴れの果て」が耐え切れずに落ちて来たりしたら, 当然私は死にますが……この程度の石が落ちても充分死ねますってば。直撃で脳天かち割られなかったとしても, 勢い押されて日原川まで100mくらい転がり落ちて死亡。

[写真: 大崩崖前 4]
(11:07)

擁壁が切れたところで, 瓦礫が一斉に飛び出して完全に斜面を作っています。ここ, 擁壁が無いんじゃなくて, 元もと擁壁が1枚ではなかったために奥の擁壁だけが倒壊したんだと思われます。というのも, 反対側から見ると衝撃映像がある訳で。

[写真: 大崩崖前 5]
(11:09)

瓦礫の山に登ると, 1mくらいの落差を経て, いよいよ大崩崖となります。ここ, まっすぐ飛び降りる訳にはいきません。この先も瓦礫であり斜面ですから, 衝撃で確実に崩れて滑落一直線です。

[写真: 大崩崖 1]
(11:12)

現在地から水平やや下寄りに左側へ進む, つまり斜面の上側を目指すことで, 高低差を詰めることにしました。そしてついに大崩崖へと第一歩を進めたのがこの写真です。瓦礫は比較的安定していますが, それでも気を抜くとすぐズルっと行ってしまうくらいのものです。安定した場所を探しながら進まなきゃ。

……実は, この写真に既に, 先人の踏み跡が写っています。私が踏み跡に気付くのはもう少し先でした。 → 踏み跡解説

[写真: 倒壊擁壁]
(11:13)

降りたところから, さっきの瓦礫の山を振り返ると, 瓦礫(や土被り)は巨大なコンクリートの上に載っていることが判ります。これ, 倒壊した擁壁だと考えられます。つまりさっきの瓦礫は擁壁の無い場所から流れ出したのではなく, 擁壁ごと流れ出したって事なんです。

ではその更に先, 現在地こと大崩崖は何なんだ, と言うと, この直上で「採掘」が行われた結果, 発破の衝撃で山体が急激に劣化し路盤ごと崩落したものと推測されています。

[写真: 足跡]
(11:16)

で, 足を進めてからようやく, 踏み跡……というか「足跡」に気が付きました。ならばこれに従えば, 比較的安定した場所を進める筈。

[写真: 第1雨裂入口 1]
(11:17)

次の関門, 第1雨裂。写真だと距離感が判りにくいですけど, ここも1m近い落差があります。踏み跡は小さな斜面に続いているので, 迷わずそこから下ります。

[写真: 第1雨裂入口 2]
(11:18)

雨裂の中から振り返るとこんな感じ。これなら落差が解る?

[写真: 山葡萄の花]
(11:19)

斜面の安定ぶりを示すのは, あちこちで繁茂している植物です。新たな大規模崩落が発生していない証拠です。とはいえ藪にならないんですから, まだまだ痩せた土地なんでしょうけど。綺麗な花も少し咲いていました……これは山葡萄かな。

[写真: 大崩崖 2]
(11:20)

第2雨裂を経て, なおはっきりと見える踏み跡は, まっすぐ対岸の路盤へと私を導いてくれます。

[写真: 大崩崖 3]
(11:23)

最後の関門はこの倒木。2本あるせいで, 跨ぐには高いし潜るには低いという状態になっているのです。斜面に伏せるようにして潜りました。大崩崖, クリア!

[写真: 大崩崖後 1]
(11:24)

左側に擁壁があるので正しい路盤がここにある筈なのですが, すっかり埋もれてしまっています。1m以上埋もれてしまっているようです。

[写真: (旧)日原隧道 氷川側坑門 裏]
(11:26)

崩壊していないコンクリートブロックが見えて来ました。擁壁でしょうから右側が正しい道だと思うんですが, 左側に入って擁壁の上を通る方が楽そうに見えるのは何故でしょうね(^^;;; ……とこの時点ではそう思っていたのですが。

[写真: (旧)日原隧道 氷川側坑門 側面]
(11:27)

うぐっ! これは, (旧)日原隧道の氷川側坑門だ!

[写真: (旧)日原隧道 氷川側坑門 正面]
(11:29)

ここを持って, 旧々道から旧道へと再合流したことになります。旧道の強固な擁壁・坑門は, 旧々道ほど瓦礫を寄せ付けず, 故に旧々道側からばかり瓦礫が流れ込んでいると解ります。

[写真: 大崩崖後 2]
(11:31)

少し歩くと僅かな瓦礫も目に見えて少なくなり, きちんと舗装された地面が現れます。道幅も2車線に充分な幅があります……明らかに1車線分しか無かったトンネル前の退避所なんでしょうけど。

[写真: 満杯の落石防止ネット]
(11:33)

山側擁壁の上に落石防止ネットが張られているのですが, その内側はもう瓦礫で満杯になっていました。今も立派に(廃)道を守ってくれています。

[写真: 大崩崖後 3]
(11:33)

それでもかつて一度ならず破れたことがあったんでしょうね。現道当時であれば完全に撤去されたでしょうから, こうやって片側に寄せただけなのは, 旧道化した後の崩壊分でしょう。いつまで整備されていたんでしょうか? そして, 今現在, それほど瓦礫が溜っていないということは……?

[写真: 大崩崖後 4]
(11:37)

暫くは1車線分だけながら快適な舗装路が続いていたのですが, やがてまた瓦礫に覆われてきました。

[写真: 小崩崖前 バリケード]
(11:39)

そして奥多摩氷川鉱山のバリケードによって道が閉ざされました。実際にはこの門, 脇が甘いので簡単に通り抜けられますが(反対側から鉱山関係者が来て鉢合わせ, という事も恐らく無い), そろそろ時間が危ないし, 既に見えている「小崩崖」は今度こそ私の手には負えない可能性が高いので, 廃道探訪はここまでにして引き返します。

[写真: 小崩崖遠望]
(11:40)

最後にバリケード越しに撮った写真。大崩崖とは事なり, 路盤の上に瓦礫が雪崩を打っていることが見て取れます。

[写真: 野苺]
(12:01)

往路は40分, 復路は20分で, (新)日原トンネルまで戻って来ました。大崩崖突破の一部始終を動画撮影しましたが, 流石に長いので公開は控えます(途中ちょっと失敗しているし)。

戻った時, 坑門真横で野苺の類が実を付けていることに気付きました。苺の類は品種が多いので, これが何なのかは判りません……

[写真: 日原]
(12:17)

改めて自転車を進め, やって来ました日原の集落(手前の道は日原街道とは別ですからね!)。良く見ると, あらゆる建物の土台部分が違う高さにある事が判ります。傾斜地に集落を構えるための涙ぐましい努力がここからでも見て取れますが, 下から見るともっと良く判るそうです……多くの建物が桟橋上にあるとかなんとか。

[写真: 日原鍾乳洞]
(12:27)

日原集落を通り過ぎて更に2km。日原鍾乳洞へやってきました。今日も家族連れで大賑わいです。……私は行きませんよ?

[写真: 梵天岩]
(12:27)

鍾乳洞入口は道路右側ですが, 左側には凄まじい石灰岩の一枚岩が聳え建っています。地上30mくらいあるのではないでしょうか。これは梵天岩と言い, 落石の危険があるため付近はバリケードで囲われているのですが, 真下に行かなくても全貌を見るためには真上を向かなければならないほどです。

[写真: 小川谷林道入口]
(12:31)

最後の駐車場のところで日原街道は終点となり, 小川谷林道へと接続されます。これも一度は先へ行ってみたい道です。明治になって東京との繋がりが深くなり日原街道が改修されるまで(4期道の開通は大正4年), 日原はむしろ山を越えた秩父との繋がりが深かったそうですから, 登山道でしょうが道が繋がっている筈なんです。

[写真: Odo 8,542.9km]
(12:44)

ところで, 実はこの旅の途中, 2007年4月に購入した初代皇帝陛下(2007年7月崩御)と2007年10月に購入した現皇帝陛下との走行距離合計が, 10,000.0kmを越えることになっていました。先代の総走行距離を書いたメモを忘れて来てしまったため, 大体このくらいっと目星を付けた距離を100mずつ写真取りまくったのですが, 幸いにしてそのうち1枚がぴたり一致していました。先代の走行距離は1,457.1km, 現代の8,542.9kmを持って10,000.0kmに到達です。

[写真: 水根貨物線日原川橋梁]
(13:10)

氷川の集落に入ったところで, 脇に豪快な風景が見えます。水根貨物線の日原川橋梁です。日原街道のハイライトの1つと言って良いでしょう。水根貨物線は小河内ダム建設のために作られた鉄道で, ダム完成後は休止されていますが, 現在も正式には廃止されていません。再開通はまず無いでしょうけど。

……どこがダイジェストだよ, 主要な写真全部使ったじゃないか。だって見せたいんだもん。

[18:38, 25:22(旅行記・大ジェスト), 07-19 07:45(見出し変更)]

本日の日常日課

2010年7月19日(月)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

[07-20 06:39]

灼熱のチャリ

昨日の一発で充分に自転車が汚れましたので, チェーン洗浄・注油をしなければなりません。炎天下で。……し, 死ねる。隣のアパートの影に入って作業できるかなと期待したんですが, 実際には影が短くこちらの敷地まで全然届きません。塀際の40cmくらいがやっとですよ……自転車そのものは何とか影の中に入りますけど, 工具などは日向に出てしまい, 当然作業中の自分も半分以上が日向。焼ーけーるー(泣)

今回は初めてグリスアップにも挑戦。昨日の教訓を経てペダルをトウクリップからビンディングに変更しますので, そのついでに結合部へ洗浄剤を吹き付けて脱脂し, 乾いたらグリス塗ってから締め直してみました。シートポスト・ハンドルバー・ハブなどもいずれやるべきなんだろうなあ。

前キャリアと泥避けがガタ付いている問題について, 相談していた自転車屋さんに部品が届いたので, 一旦自転車ごと預けました。そして数時間後, 型が合わなかったとの報告が(^^;;; 別のワッシャで押さえ付けて取り敢えずガタ付きは解消されたものの, あまり長くは持たないでしょうね。口径の大きい部品を改めて発注すると仰っていたので, その折はまた。

[07-20 06:48]
[07-20 06:49]

おかいモノ

自転車整備・修理の合間に, 三鷹から中央本線休日快速(E233系0番台)で武蔵境 ← 流石にこの炎天下を歩きたくない……。文教堂にて,

を購入。あ, 絵師が変わったんだ。

イトーヨーカドーにて食糧を調達し, 中央本線休日快速(E233系0番台)で三鷹, 帰宅。

[07-20 06:52]
[07-20 21:59]

七三安定

1月以来半年ぶりにmake worldしました。7.2-STABLEから7.3-STABLEへ。次は多分, 8系への移行になるでしょうね。引越し前か後か?

[07-20 22:01]

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所

2010年7月20日(火)

11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

本日の視聴対象アニメ番組

[22:08]

大ハード

upgradeのタイミングは問題が発生しやすいですなあ。またyamazaki君のところでapacheが起動しなくなりましたよ。元々phpがビルドできずアップデートできないっていう状態は続いていたけど, 今回はシステムの更新と必然的な再起動が絡んで問題が顕在化したみたいです。

最終的に, apache20(=2.0.63)をapache22(=2.2.15)に, php52(=5.2.13)をphp5(=5.3.2)にして, mediawiki(=1.15.4)ルートへのリンクを張り換えて, 復旧したようです。そうかdataを向けないといけないんだ。

[22:14]
[22:04]

傷物誤

会社の昼休みを使って本を読む事が, 諸般の事情により4月から恒例になっています。で, 最近は『化物語』を読み直していたり。下を読み終えたので次は傷, と思って, つい数分前に本棚から取り出して, ふと口絵を見て……うっ!? 読み直し=既に一度は通読しているのに, ハートアンダーブレードの名前を間違って憶えていた事に今気づきました!? 車じゃなくて植物だったのか……orz

[22:07]

本日の日常日課

前日分以前の修正箇所


11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日

水野夢絵 <mwe@ccsf.jp>
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