(06:49) |
夜の間, やはり多少は雨があったようで, 自転車そのものは大丈夫でしたが, 一緒に置いていたテントは湿っており, 銀マットに到っては完全に濡れていました。それと, ヘルメットに何やら茶色の水滴が……?
いつでも出せるようにカッパを用意しておきます……カッパ王国の前で(^^;;; 駐車場でカロリーメイトを頬ばりつつ, 湿り気の残る自転車で6:46出発。ああ, やっぱり雲が厚いなあ……
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(06:52) |
この付近のR4バイパス沿線は果樹園が続いておりまして, その多くが桃です(← 何故強調?)。
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(06:54) |
果樹園や丘陵地が途切れて田園となり, 視界が開けました。向こうに見えるはこれから向かう先……桑折の集落, そして小坂峠。あ゛ー, やっぱり完全に雲に包まれている……(嘆息)
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(06:59) |
曇っているとはいえ段々明るくなってきたためサングラスを装着。でもアームカバーは, 陽避けではなく防寒で役に立ってしまっています。一昨日・昨日とは違い今日は半袖を着ているから, 腕の陽焼け対策は重要だったんですが, 別の理由で半袖はまずかった(^^;;; 山に登ったらどうなることやら。
いよいよ運命の(謎), 伊達郡桑折町に入ります。伊達郡の中心的な集落で, 羽州街道の起点(追分)がここにあるため, 政治経済交通文化の要衝でした。明治14年に萬世大路(現在の国道13号)が米沢街道沿いに開通し明治国道39号もそちらが指定されたため, 以後緩やかに衰退して現在に到ります。
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(07:01) |
仮屋交差点で旧国道が分離し, 台地に上がります。
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(07:01) |
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桝形の外側に国重要文化財・旧伊達郡役所があります。これまた三島通庸の建造物です。朝早いこともあり, 中には入れませんでした。
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(07:05) |
むしろこっちに入ります。すぐ向かいにあるミニストップ福島桑折町店で朝御飯。食べてる途中, 雲が切れて陽射しが届くようになりました。まだ気温は低いけど。07:34再出発。
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(07:36) |
いよいよ桑折宿の中心街へとやって来ました。緩やかな登り坂の中をまっすぐな道が通っています。
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(07:40) |
東北本線・桑折駅です。追分としての役割は開通時既に無く, 優等列車も無くなった現在, ただの中間駅でしかないのですが……しかしこの駅舎は, ちょっと味のある感じですね。壁は気が利いてないですけど。
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(07:42) |
(07:46) |
来ました, 桑折追分! ここまで来た道と右へ進んで行く道が奥州街道(仙台道), 左に分岐するのが羽州街道です。ここから青森県油川宿で再び奥州街道(松前道)落合に達するまで, 本宿58駅を結び出羽国を縦断する脇街道。途中経由地は上山, 山形, 天童, 長瀞, 新庄, 湯沢(岩崎), 横手, 久保田, 大館, 弘前……と現在の都市名ではなく城地名で並べてみました。
とにかく, 国道13号ではなく羽州街道で久保田(秋田)へ行くのが, 今回の旅の最重要目標です。3日目朝, ここからすべてが始まる……
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(07:48) |
追分にある附属物。句碑, 東屋, 観光案内棚……これ, 羽州街道が通る自治体全部の棚があるんですね(余っているのは合併で減少した分か)。空のところも多かったですけど。
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(07:49) |
(07:49) |
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追分標柱。右 奥州街道 至仙台, 左 羽州街道 至山形。さあ, いよいよ羽州街道を走りましょう。
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