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国道299号の正丸トンネルまで来ました。右に分岐しているのが正丸峠へ登る旧国道です。トンネルは帰りに通る事にして, 今は右へ行きましょう。……トンネルの上にガードレールが見えていますね。
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勿論, 坑口の上を旧国道が通っている訳です。見下ろすとこんな感じ。……こう見ると, 路側帯の幅が充分にある立派な道に思えるんですけどねえ。所詮は国道トンネルだという事を, 5時間後に思い知る私。
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(12:06) |
屈曲・旧勾配の道を必死こいて登っていきます。この道, 一応センターラインの痕跡があって, かつては2車線だったと判る訳ですが……路肩に草が侵入していたり枯れ草が溜っていたりするのを除いたとしても, 道幅狭くありませんか? 退避所も特に見当たらなかったし, 石灰輸送の大型車が通った日にはどんな事になったやら。なお, 正丸トンネルの竣工は昭和57年です。
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交通量はほとんどありませんが, 時々車で登って来る人が居ます。登山の人達とか……『D』の舞台になった事があるらしいので, そーいう人達も来るんでしょうかね? 珍走団の方々も居ましたな。
ふと鞍部を見上げたら, なにやら人工物が見えました。あ, あそこが峠か!?
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沢筋に入ったところで視界が開けたので一枚。右から張り出している尾根の陰に正丸駅があるんだと思います。
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右に分岐していくのは旧正丸峠への入口, つまり旧秩父街道です。地図上の直線で峠まで300mくらいですが, 高低差が130mくらいあります。つまり433‰……九十九折で100m稼いだとしても325‰。なんですかこれは!? 行かなくて良かった(後で調べたところによると『緩い勾配と階段』だそうですが, 何か計算間違ってる?)。
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(12:21) |
深い切り通しが現れ, 小屋などの明らかな人工物が並ぶこの辺り。さっき見掛けた『鞍部の人工物』がこれです(写真には写っていませんが, 左側にもう1つ小屋がある)。ではここが正丸峠なのか, と思えばさにあらず。麓から見えた『2つピーク』への登山口になっている, 仮称『偽正丸峠』なのです。紛らわしい!
2枚目に写っているロードバイクの方, 正丸駅を私より後に出発されて, 写真撮りながらな私と抜いたり抜かれたりだったのですが, なんとずっとハイギアで登ってらっしゃいました。筋トレか何かなのでしょうか? 私の脚力では到底真似できない……。
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こちらが本物の正丸峠。奥村茶屋が営業中です。旧道化してから25年以上経つのに営業が可能なのは……『D』効果? 店内に『D』が何冊か置いてありましたよ(^^;;;
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茶屋の脇に展望所があります。左, 右, 左と尾根が並んだ先を左に進む谷の向こうに正丸駅がある, 筈。
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昼過ぎてるので, ここで食事としました。正丸どんぶり, 800円。柚子七味とか, ここで売ってる品を使ってる気がします。
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峠から名栗・横瀬側へガーっと降りて, あっと言う間に正丸トンネル秩父方坑口。分水嶺を越えた訳ですから, 高麗川から横瀬川に移った事になります。どちらも最終的には荒川水系ですけどね。
ここまでの途中に「名栗げんきプラザ」(地形図では「名栗少年自然の家」)という施設があるので, 病院推定地として寄ってみようかと思ったのですが……入口の急勾配っぷりに恐れを為して逃げ出した水野。施設紹介の写真を見る限りでは似ていないので, 行かなくて良いかな。
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