マリア様がみてる 舞台探訪(4thシーズン第13話)

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劇中の映像実際の写真コメント
提供〜CM(+1:10)
[画像: 私鉄の駅へ行くバス]
(09:54)
[写真: 三鷹駅北口1番バス停に停まる関東バス車両]
2009.4.3撮影

三鷹駅北口の1番バス停。原作では「学校に行く時に乗るのとは違う, 別の会社のバス」とされていましたが, アニメ版では通学に使われるのと同じ関東バスです。写真に写っているのは「北裏」行きのバスですが, 今回の目的地へ行くには「田無橋場」行きに乗ることになります。

[画像: 私鉄の駅へ行くバスの停留所]
(09:58)
[写真: 三鷹駅北口1番バス停]
2009.4.3撮影

同じバス停からバスが居なくなった図。後続のバスがロータリーで待ち構えています。バス亭に半分隠れているビルは, OVA第1話にも登場した松屋本社です……が, 劇中では何故か別のビル(以前あった富士銀行のビル?)になっています。

[画像: 私鉄の駅へ行くバスの後部客席]
(09:58)
[写真: 関東バスノンステップ車両後部客席]
2009.4.3撮影

関東バスのノンステップ車両, 後部客席です(撮影できるとは思わなかった)。視界の高さから考えて, 劇中ではノンステップ車両ではないかもしれません。

[画像: 私鉄の駅]
(10:05)
[写真: 田無駅北口]
2009.4.3撮影

西武新宿線, 田無駅の北口です。三鷹駅からバスが通じているのは, 田無・柳沢・東伏見・武蔵関の4駅です。また, 池袋線のひばりヶ丘・保谷の2駅へも, 「通学とは違う会社」である西武バス(一部関東バス)で行くことができます。

[画像: 私鉄のホームと車両]
(10:08)
[写真: 田無駅4番ホームと2000系]
2009.4.3撮影

田無駅の4番ホームと, 2000系電車です。劇中ではホーム屋根が外側へ向かって「跳ね上がって」いますが, このような屋根があるのは4番ホームの本川越方だけです。

[画像: 私鉄の電車車内]
(10:10)
[写真: 西武新2000系車内]
2009.4.3撮影

西武鉄道の新2000系電車です。前述の2000系との判りやすい違いは, 客室窓が2段から1段になっている事, 戸袋窓があること, などです。

[画像: 乗り換え駅ホーム]
(10:18)
[写真: 飯能駅1番ホーム]
2009.6.27撮影

田無駅からまず所沢駅へ行き, 西武池袋線に乗り換え, 次に飯能駅で乗り換えとなります。この場面は飯能駅の1番ホームです。左側のマンションやベンチなど目立つ部分に留まらず, 時計, 女性専用車乗車位置標, 隣接する第2ホームの端, 停車位置表示板まで再現されています。

[画像: 赤茶けたガーター橋(車両無し)]
(10:22)
[写真: 西武池袋線第2高麗川橋梁]
2010.3.27撮影

赤茶けたガーター橋は, 飯能以降にいくつもあるのですが, 下方から良く見えるのは武蔵横手-東吾野間にある第2高麗川橋梁だと思います。但しその場合, 写真奥が秩父方向であるため, 劇中(奥から手前へ進行)とは逆になります。橋脚を境に橋桁の高さが異なる点にも注目。

[画像: 赤茶けたガーター橋(車両有り)]
(10:23)
[写真: 第2高麗川橋梁を渡る西武4000系]
2010.3.27撮影

西武池袋線と西武秩父線の境は吾野駅です。ですが運転系統は飯能駅で切れており, 飯能から西武秩父まで直通運転が行われています。この区間の主力車両がこの4000系電車です。

[画像: 奥地路線車内]
(10:25)
[写真: 4000系車内]
2009.6.27撮影

西武4000系電車の車内です。通勤型電車ではないため, ボックスシートが主となっています。

[画像: トンネル出口]
(12:28)
[写真: 正丸隧道秩父側坑口]
2009.4.3撮影

西武秩父線は途中に正丸隧道という, 私鉄では有数の長大トンネルが存在します(4,811m)。これも車内からの写真ですが坑口の形状は違っている事が判ると思います(窓枠に隠れてしまった部分もありますが……)。

単線区間の長大トンネルだけあって, トンネル内に信号所が存在します。劇中でも列車通過に合わせて信号が青から赤へ変化するところが描かれていました。

[画像: 車窓風景]
(10:29)
[写真ありません]

車窓風景。どこなんでしょう……

CM(+1:00)
[画像: 駅出口]
(12:52)
[写真: 西武秩父駅 改札前広場]
2009.4.3撮影

西武秩父駅の改札口を出たところです。垂れ幕こそ実際にはありませんでしたが, 秩父市を中心とする「秩父三十四ヶ所観音霊場」という札所巡りは実際に行われています。

[画像: 山]
(12:54)
[写真: 西武秩父駅前から見る武甲山]
2009.4.3撮影

「秩父の山の盟主」とも言われる, 武甲山という山です。山体の主成分が石灰石であるため, 古くからセメント原料として大規模な採掘が行われており, 昔とは山の形が変わってしまったという事です。写真を拡大すると, 山全体がごそっと削られている様子が見て取れると思います。

手前に屋根だけ写っている建物は, 秩父観光情報館です。

[画像: 木と碑]
(12:56)
[写真: 西武秩父駅前の落羽松]
2009.4.3撮影

かつて駅所在地にあった秩父農工高等学校のシンボルであり, 同校が移転した現在では西武秩父駅前のシンボルとなっている, 落羽松(ラクウショウ)の大樹です。石碑は同校の略史です。奥の自販機コーナーなども, 角度は微妙に違いますが忠実に描写されています。

[画像: 駅]
(12:57)
[写真: 西武秩父駅]
2009.4.3撮影

西武秩父駅の全景です。手前が駅舎, 奥は「仲見世商店街」という, 西武グループ経営の店舗群です。バス降車場のポールが無い以外はほぼ忠実です。

[画像: 送迎バス停留所]
(13:04)
[写真: 西武秩父駅バスターミナル 道路側]
2009.4.3撮影

バスターミナルの一角です。背景の建物などは異なっていますが……左側の照明塔, そして手前のマンホールに注目して下さい。

[画像: 送迎バスの発車後]
(13:25)
[写真: 西武秩父駅バスターミナル 駅舎]
2009.4.3撮影

送迎バスが発車した後の, 駅舎側を写した図です。やはり手前のマンホールや, 右上に少しだけ写っているホーム連絡跨線橋が注目ポイントです。

[画像: 斜張橋]
(13:32)
[写真: 秩父公園橋 正面]
2009.5.10撮影

荒川に架かるラーメン・斜張橋。「秩父公園橋」という名前です。主塔から桁へ多数のケーブルを平行に張ったハープ型斜張橋であることから, 「秩父ハープ橋」という別名があります。

[画像: 松平病院 全面]
(14:15)
[写真: 日本獣医生命科学大学1号館 正門]
2010.3.26撮影

この話の舞台はほぼ秩父市ですが, 『山の麓の松平病院』だけは武蔵野市に戻ります。日本獣医生命科学大学の1号館正門です(マズルカSTEPさんから情報を戴きました)。門から屋までの長さや門の幅, 歩道の有無など違いはありますが, 建物や塀の個々の形状はほぼ一致します。

なお, 外観ではなく『西武秩父駅から送迎バスが出ており, その路線が秩父公園橋を通る』という状況から判断すると, 秩父中央病院が該当しますが, こちらは外観がまったく一致しません。

[画像: 松平病院 玄関扉]
(14:17)
[写真: 日本獣医生命科学大学1号館 玄関扉]
2010.3.27撮影

玄関扉は(内側に)開放された状態でしか撮影できませんでした。いずれ閉鎖状態で撮影できたら差し替えます。取り敢えず, 上部の飾り窓の形状が部分的に一致します。

[画像: 遊歩道]
(16:18)
[写真: 秩父ミューズパーク遊歩道]
2009.5.10撮影

瞳子が祐巳を連れて歩いた道は, 秩父ミューズパーク内の遊歩道です(地元の方から情報を戴きました)。ただ, ぴたり一致する場所は見付けられていません。この写真は薬用植物園前出入口付近ですが, かなりの坂道になっています。

[画像: カーブミラー]
(16:39)
[写真: カーブミラー]
2009.4.3撮影

事故現場のカーブミラーです。

[画像: 事故現場 パノラマ] (16:41)
[写真: 急カーブ パノラマ] 2009.4.3撮影

事故現場の全景です。急勾配かつ急カーブ, しかも崖際の道で, ガードレール1本に安全を託すには少々心許ない場所です。距離が短いことだけが救いでしょうか。

[画像: 事故現場 遠景]
(16:45)
[写真: 急カーブ]
2009.4.3撮影

事故現場の遠景です。ほぼ, そのままです。

[画像: 事故回想]
(17:10)
[写真ありません]

回想シーン。カーブ内側の擁壁の上から撮影すれば似たような構図になると思うのですが, 実は崖上に民家があり, 擁壁直上も恐らく敷地内だと思われるため, 撮影は困難です。ちなみに, 崖の角度は劇中よりもっと急に見えました。

[画像: 事故現場から見る斜張橋]
(17:21)
[写真: 急カーブ地点から見る秩父公園橋と武の鼻橋]
2009.4.3撮影

このカーブ付近から, 秩父公園橋の美しい側面を眺めることができます。よく見ると公園橋の桁下に, 対岸の道と, 別の橋「武の鼻橋」も描かれています。当初「竹の鼻橋」と書いていましたが, 再度調べたところ「武の鼻橋」が正しいようですので修正します。

[画像: 事故現場俯瞰]
(18:44)
[写真ありません]

事故現場の俯瞰ですが, これは崖側の木に登らない限り得られない構図です。あるいは高さ5mくらいの三脚か何かを使っても何とかなるでしょうか。

[画像: 事故現場から見る斜張橋]
(19:45)
[写真: 急カーブ地点の降り口]
2009.4.3撮影

左側の道は, 崖下……というか段丘下にある民家へ向かう降り口です。劇中とは異なり竹林が茂っているため, この位置では秩父公園橋は見えにくくなります(見えてはいますが)。前述の写真は, もう少し右側から撮影したものです。


水野夢絵 <mwe@ccsf.jp>
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