Article <dtcjnf$amq$2@newsL.dti.ne.jp> にて、
        "Yuuichi Naruoka" <ynaru@jade.dti.ne.jp> さん、

> "Nakayama Ryu~ji" <nakayama.ryuji@anet.ne.jp> wrote in message news:uzmkom1fa.fsf@anet.ne.jp...
> > サイバーシステムって、材料(構造材)に無限の信頼があることを前提にしたシ
>> ステムとしか思えません。材料の疲労や破綻によるアクシデントもサイバーシ
>> ステムでなんとかなると考えられているのかもしれませんが、この間のヨーロッ
>> パGPのときのライコネンのように、ホームストレート走行中(ほぼ300km/h)に
>> サスペンションアームがいきなり折れて大スピンなんて事が500km/h走行中に
>> 起こらない(起きたとしてもサイバーシステムがなんとかしてくれる)と「信じ
>> 込んで」レースができるのは「逝っちゃってる」人たちだけなんじゃないかと。
>
>  この手のネタなら“昔の”ル・マン24時間耐久レースが正にそうでしたね。“あの”
> ユノディエールの「6kmの直線」はすごいものがありました。自動車レースと言うと
> エンジン音がばんばん変化する(暴走族がやたらエンジンを空ぶかしするのも
> “音だけ”真似しているのだろう)のが普通ですが、1分近く“全開のまま”走り続ける
> と言うのはものすごい違和感がありました。当時「レギュレーションで車は一人乗り
> だがユノディエールだけは(死神と)二人乗りだった」とまで言われてました。
> 片山右京の場合は改修後のコースでしたが時速300km走行中に後輪バーストなんて
> すごいアクシデントもあったし。
> # 本当にあの時はよく無事だった。

ユーノディエールと言うと、すぐ思い出すのが
        http://www.mulsannescorner.com/benzCLR1.html
です。リアルタイムで見ていたわけではありませんが、この動く映像はかなり
衝撃的なものでした。

# 書こうと思っていたら、たまたまSlashdotで「空飛ぶ自動車」の話題が出て
# いて、ページが紹介されてました。

人間の英知って、ウィングカーのような凄いものを発明することができますけ
ど、現実はその更に上をいくといういい例のような気がしています。

コーリン・チャップマンがロータス78を作ったとき、「ウィングカーがスピン
して後ろを向くと空を飛ぶ可能性が高くなる」ということに思い至っていた人
がどれだけいたかということを考えると、AIに過ぎないサイバーシステムがサ
ポートできる範囲はそれほど大きくないと思ってしまいます。

# アカシックレコードにアクセスできるサイバーシステムとかあれば別なんで
# すけどね。:-)

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中山隆二
nakayama.ryuji@anet.ne.jp