皆様あけましておめでとうございます。
2003年を個人的に総括なんぞしてみたいと思います。

# 手をつけてたラストオーダーを完了を待ってたら年明けてしまいました
## といいつつラストオーダーは以下で全く触れないわけですが :-)

【総括】
いろいろ忙しくてあんまり数こなしてない一年でした。
だいたい1本/月ぐらい。
これだけは絶対やっておかねば、とかいう評判になる作品が
無かったということもあります。

# マイナス方向での評判になる作品はイロイロ出ましたけど。

個人的な方向性として、今年はマシンを新調したこともあって
3Dモノにちょっと手を出してみました。

ってなところでランキング。

【総合】
 1. CANNONBALL〜ねこねこマシン猛レース (LiAR-Soft)
 2. PRINCESS BRIDE                     (130cm)
 3. セイクリッド・プルーム             (TEATIME)
 4. 斬魔大聖デモンベイン               (Nitroplus)
 5. Sexy Beach 2                       (Illusion)
番外.美術教師涼子               (裏番組/13cm のおまけ)

2003年にやった中で頭一つ抜けた出来だったと思うのが「CANNONBALL」。
世界の作り方が非常に丁寧で、キャラ立ちが非常に良かったです。
インストーラー(というかシステムの仕様)がおわっていたのと
プロモーションがイマイチで売れなかったのが残念ではありますが。

「PRINCESS BRIDE」はあの掛け合いの楽しさで大満足。
 やはり主人公に声があるのはいいですな。
「セイクリッド・プルーム」はその技術力に。リアルタイムトゥーンの
 表現力というのは新鮮な驚きでした。
「デモンベイン」は作りたいように作ったというのが伝わってきて
 やってて楽しかったです。あと、これも主人公の声つき。
「Sexy Beach 2」はその判りやすいコンセプトに感心。
 ストーリーをバッサリ切られた世界というのもこれはこれで良いですね。
「美術教師涼子」はおまけということで番外に。
 エロとストーリーの融合というのを初めてみたかも。

【音楽】
1. CAT IN HELL (NO BRAND SOUNDS/CANNONBALL-BGM)
2. PRINCESS BRIDE(KOTOKO/PRINCESS BRIDE主題歌)

3位以降が思い浮かばないので2つ。
CAT IN HELL は ハイレベルな音楽の並ぶCANNONBALLの中でもやはり印象的。
ま、ライブで生演奏聞いたからという話もありますが。
PRINCESS BRIDE はあの中毒性がなんとも。一時期ひねもす聞いてました。

# NO BRAND SOUNDSのミニライブに行けたことは2003年の大きな出来事。
# 生も出来るというのは凄い人たちなのかも。

【ムービー/デモ】
1. セイクリッド・プルーム

全般的に昔に比べてハイレベルになってるのは間違いないとは思うのですが、
逆に慣れてしまってイマイチ印象度が薄くなってしまいました。
プロモーションとしての効用も下がってるのかも。

そんな中、印象に残ってるのはセイクリッドプルームのみ。
3Dモデリングしてるだけあって、キャラクタの動きが綺麗に
でてたかと思います。


【そのほか】
1. 延期作品続々登場
2. ネットワーク流通作品登場
3. エロゲのコンシューマ化が加速

だらだら延期していた作品群がいろいろ出た年でした。
制作途中のものでお茶を濁したもの、意外に出来が良かったもの、
金融機関が資金回収出来たのか心配になるもの、作品によって
悲喜こもごも。ま、総じて株はさげましたけどね。

BB5やソフト電池などでストリーミング配信がはじまりました。
が、イマイチ普及せず。ラインナップだとかシステムだとかが
微妙すぎますからねぇ。でも、今後に期待。

テレビアニメなんか含めてコンシューマ化が加速した年でもありました。
中には発売前から決定してたりするものもあったりして、
制作費の回収手法として確立してきたようです。


そんな感じの2003年でした。
果たして今年はどうなりますやら。

--
NOG     news @ nog.jp