Re: The SCO Case
持田@NETside です。
>> 例として RCU, JFS, NUMA に関する部分とかいう話は出てるわけで、IBM 側から
>> 「ウチからつっこんだのはこれだけで、SysV のコードは入ってないぞ」と
>> 言うのは難しいことなんでしょうかね、
>
> そんなことはないと思います。Open Source Initiative の Eric
> Raymond のポジション・ペーパーは、「誰が contribute したのか、
> それが大事で、contribute した人のものであって、System V のコー
> ドベースを持っている人(SCO)ではない。」という主張ですし。
えっと、要は SysV のコードに書き足したりする形で機能が盛り込まれて
いたり、SysV(だけ)にあるものを利用する形で機能が実現されていて、
SysV のコードごとつっこんである、ということではないんでしょうかね?
要はなんらかの形で SysV のコードに依存する形になっていると。
訴えになるとしたら私はそのパターンしか思いつかないんですが..
> RCUって、何でしたっけ。
Read-Copy-Update だそうです。下記のページみつけました。
http://lse.sourceforge.net/locking/rcupdate.html
> JFS の Journal File System ですが、RS6000 についていて、1993
:
> NUMA (non-unifrm memory access) 型のマルチプロセッサですが、
:
SVR4 でマルチプロセッサー対応が云々、という話を聞いてたかと思ったら、
だーいぶしてから SVR4.2 が出て、その先に今後 SVR4.2MP でどうのとか
いう話が出て、それで SVR4.2 と SVR4.2MP は中身まったく違うというような
ことを聞いて、「なんじゃそりゃ〜」と思ってた覚えがあります。
そんなんだったので、JFS や NUMA などの機能を盛り込んだのは SCO では
ないだろうとは私も思ってます。要は、依存する形で実現されているんだろうと。
で、切り離しさえすれば解決するんだけど、実はそう簡単に切り離せない、とか。
--
持田 修司 NETside Technologies Inc.
-- Equal Opportunity for All Good Architectures, NetBSD. --
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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