「新・科捜研の女」、早くも終わっちゃいました。
全9話って、どういうこと?
残念ながら、半田君は殉職できませんでした(違)。
しかし、最後の敵がアンパンマンだったとは・・・。


グランセイザー36話、「さらば相棒!」です。

○路上
親友の武田真司を、スポーツジムに連れ出す秤谷。
彼はデスクワークなので、自分では肩より下は必要ないと思っている。
「お前だって、デザイナーのくせして、何でそんな体鍛える必要があるんだよ?」
「ば〜か。そりゃ、いつ異星人が現れても・・・」
相変わらず、口が軽い。
とりあえず、異性人と言い直してごまかす。
真司は、握力を鍛えるグリッパーさえも、ちゃんと握れない。

なんか、やたら凝ったデザインのグリッパーですね。

「それやっから、毎日握っとけ」
「握力なんかつけてもなぁ・・・」
「お前、握力バカにしてると、痛い目にあうぜ」
チンパンジーは、普通にしてても300kg。
その時、突然車の前に電光が走る!!
急ブレーキ!真司君、ダッシュボードに頭をぶつける。
白煙が晴れると、そこには赤い異星人が立っていた!
拳銃を取り出し、二人に向ける!

モーゼルM712のモデルガンを、切った貼ったしたんですね。

「銃だ!伏せろ!!」
だが、異星人は銃口を天に向けた。
「なに狙ってんだ?」
直後、天から青い電光が走り、青い異星人が現れた!
「違う人種か?」

ターミネーターか、お前は?
顔のデザインが、「サイバーコップ」のジュピター・ビットにそっくり。
流用したのかな?

赤い方が銃撃を始める!
ジャンプでかわし、敵の背後に回り、格闘戦を仕掛ける青い方!
「一体あれ、なんなんだよ、仁!!」
パニックになる真司。
「落ち着け、真司!」
青い方は銃を奪おうとするが、残念ながら失敗、回し蹴りで車の近くまで弾き飛ば
される!
「うわぁ!!」車から逃げる真司!
赤い方が発砲!
青い方が胸に銃弾を受け、再び弾き飛ばされ、逃げる真司に激突した!
「真司!!」駆け寄る秤谷。
青い方は光の粒子に変わり、真司の体に吸い込まれていった!?
「なんだ?」
意識を取り戻した真司は、すぐに立ち上がってファイティングポーズをとる?
「おい、何やってんだ?」
赤い方が真司を撃つ!
「危ない!」
秤谷が真司を射線から外す!
そこへ通りかかるパトカー。
「なんだあれは?」
警官が車を降りると、赤い方がパトカーを撃った!
爆発炎上するパトカー!!
赤い方がパトカーから炎を吸い取った!
「しまった!」
光球と化して飛び去る赤い方。
真司は秤谷に命じる「車を出せ!」
説明を求める秤谷。
「この体を借りたんだ!」
「てめえ、さっきの青い奴だな!すぐにその体から出て行け!!」
「そうはいかない」
「俺の親友の体だ!出て行け!!」
二人がもめていると、パトカーを失った警官が近づいてきた。
「車を出さないと、この体を破壊する!」
脅迫されて、仕方なく車を走らせる秤谷。

「あ〜もう、警察振り切っちまったぃ!・・・シートベルトしろ!」
「なぜ?」
「うるせえな、そういう決まりなの!!」
とにかく、進路の指示をする真司。

S2000が、その程度の曲がり方で、タイヤが鳴るかなぁ?

真司は赤い異星人の発する念波を追跡している。
奴の名はクリミネル。
「私はアジャンテ星の警察官。第一級犯罪者のクリミネルを追って、この星に来
た」
「警官だったら、人の体乗っ取ってもいいのかよ!」
「他に方法が無かった」
「クリミネルってのは、何で地球に来たんだ?
ウォフマナフの回し者か?」
「関係ない。奴は常にエネルギーを補給しないと、移動も攻撃もできない。
この星の豊富なエネルギーを狙ってるんだ」

デストロンか?
クレムジークかも・・・。

○堀口研究室
ハタキを持って掃除している博士と未加ちゃん。
・・・掃除というより、ほこりを拡散させてるだけ?
電話が鳴った。
秤谷の事務所の者からで、警察から問い合わせが入ったという。
「パトカーが爆破され、その現場から仁の車が逃げ出したらしい」
「仁がパトカー爆破?」
「ばか!仁がやったとは言ってないでしょう。何か事件に巻き込まれたんだ・・
・」
天馬と未加ちゃんが、秤谷を探しに出かける。

○公園
「停まれ!」
真司の指示で車を停め、公園に入っていくと、高圧線鉄塔の下でクリミネルが電気
を吸収していた。
「待て!!」
クリミネルに飛び掛る真司!
「おいちょっと、お前が待て!」
あわてて秤谷も追う!
普段の調子で殴りかかるが、真司の体は平均以下だ。
簡単に振りほどかれてしまった。
「なんだ、この赤いのは?」
血ですよ。
代わって秤谷が挑む!まったく歯が立たない・・・。
なおも向かっていこうとする真司を、止める秤谷。
「君にはもう用は無い!」
「いいか、その体はな、今までのお前の体とは違うんだ!
もっと大事に扱え!あの化け物は俺が倒す!」
変身する秤谷!
いくらかマシになり、クリミネルを蹴り飛ばす!
銃で応戦するクリミナル!
ジャンプでかわし、ドロップキックを叩き込むダイル!
しかし最終的には、クリミネルが強かった。
しつこく向かっていく真司を止めるダイル。
「よせ!」
ダイルの腕に当たって、倒れる真司。
「・・・なんなんだ、この弱さ・・・」
アックスタッガーを装備し、大旋風破で敵弾を迎撃、クリミネルのバリアを打ち消
した!
「バリアが消えた!」
「アックスタッガー!」ダイルの一撃を胸に受け、銃を落とすクリミネル!
「どうだ!」
不利な状況に、逃走するクリミネル!

○路上
飛行するクリミネルを目撃した天馬たちは、そちらへ向かった。

○公園
クリミネルが落としていった銃を拾う真司。
「おい、それよこ・・・せ・・・」
秤谷に銃を向ける、更なる協力を要請する真司。
「こんなにひ弱な体では、とても一人では戦えない」
「だから俺に任せろ・・・」
秤谷の口を、銃でふさぐ。
「さっきのあの竜巻はなんだ?」
「言っとくけどな、あれを出せるのはこの俺だけだ。
そんなすごい俺を、ここで撃っちまっていいのか?」
「その通りだ。撃たなくて済むように、私の言うとおりにするんだ」
「本当にそれで警察官か?」
車に乗り込む二人。

○路上
博士から連絡が来た。
『パトカーを破壊したのは、赤い鎧を着た怪物だそうだ』

サムライ・トルーパー(違)

「仁がパトカーを爆破、するわけねぇんだよ」
お前が言ったんだよ。

一方秤谷は、車が故障した。
「この星の乗り物は、そんなに軟弱にできてるのか?」

あるメーカーの製品は・・・(違)。
こんな描写して、ホンダの人に怒られるよ。

「ああ。乗り物だけじゃなくて、人間もな。
お前もその体借りて、わかってんじゃないの?」
「でも、お前は違う」
「俺はね。俺は特別なの。グランセイザーつって、この星を守るために生まれた
の」
「私と同じ職業なんだ」
「ま、近いかもね」職業じゃないよ。
車を直すように急かす真司。
ボンネットを開けてみるが、今時の車は素人にわかる様にはできてない。
「あと1分で走らなければ、この体を壊す!」自分に銃を向ける真司。

どういうわけか、奇跡的に直った。
追跡を再開する二人。

○変電所
クリミネルは、より大きなエネルギーを求めて、変電所に現れた。

天馬と未加ちゃんがクリミネルを発見!
「天馬、行くわよ!」
敵うはず無いけど、とりあえず生身で戦ってみる二人。
まぁ、秤谷よりはマシだが。
結局叶わなくて、「天馬、装着よ!」だもん・・・。

秤谷たちも現場付近に到着した。
急ブレーキをかけて真司の隙を突き、銃を奪う!
「鍛えとくもんだぜ」
「返せ!君には扱いきれない!」
「お前はそこにいろ」
「動くな!!」
「?!」
真司が秤谷に向けた物は、銃ではなくグリッパーだったりする。
「何でそこまで必死になるんだ?」
「その銃を私に返せ!」
「返せって、この銃は元々あの化け物のもんだろう?」
「違う!その銃は、私の相棒の物だ!」
「相棒?」
彼の相棒は、クリミネルに殺害され、銃を奪われたのだ。
「必ずクリミネルを倒すと、私は相棒に誓った。
私は絶対に、諦めるわけにはいかない!!」
「・・・こいつで、奴を倒せんのか?」
「君の協力があれば、倒せる」
頷き、銃を返す秤谷。
銃と引き換えに、「これは君が使え」グリッパーを返す真司。
「こいつがあれば、安心だ」
マガジンを外し、残弾を確認する真司。
「弾は残り1発だ」

普通の自動拳銃なら、薬室にも1発残ってるはずなので、弾倉と合わせて2発です
よ。

「1発勝負か。お前、名前は何つうんだ?」
「フリード」

生き別れの妹は、マリア(違)。

「フリード、一つ条件がある。奴を倒したら・・・」
「この体を真司に返し、おとなしく成仏する」
「意味がわかって、言ってんのか?」

変電所近くでは、タリアスとミトラスがクリミネルと交戦中。
エネルギーを補給したあとだけに、クリミネル強い!
素早い動きで二人の攻撃をかわす!
「バーニング・ファルコン!」
命中したが、吸収されてしまった・・・。
炎の技では、こいつは倒せない!
すぐさま、エネルギーを打ち返し、二人を吹き飛ばす!
変身が解ける二人。

ダイロギアンか、お前は?

クリミナルの元へ急ぐ秤谷たち。
ダメージを負ってる上、元々体力の無い真司の体は、もうバテバテ・・・。
「真司という人間は、病に犯されてるのか?」
彼に肩を貸す秤谷。
「つっぱる力も無いくせに・・・」
「・・・君の、体が欲しい・・・」
「・・・寒いこと言うな!」

天馬たちに戦闘力が無いことを確認したクリミネルは、再び電気の吸収に向かう。
「待て、クリミネル!」
セイザーダイル参上!
「大旋風破っ!!」
バリアで防ごうとするクリミネルだが、大旋風破の力はバリアを消滅させた!
「今だ!!」
必殺の銃弾を、クリミネルの胸に撃ち込むフリード!
光となって消滅するクリミネル。
「やったな!」
頷くフリード。

「しっかし、すげえな、仁」
「よくあの怪物倒せたわね」
「あ、あれは、なんつうか・・・手伝った・・・だけ」
本当の英雄は・・・、突如意識を失い、倒れた。
「フリード!!・・・大丈夫かよ、フリード!」
だが、そこにいたのは・・・。
「ふりーど??」
「しんじ?」
「どこだよ、ここ?」
「戻ったのか、真司!・・・ってことは、逝っちまったのかよ?
フリード!挨拶も無しかよ、おい!!」
訳がわからない天馬たち。
「誰と話してるんだ、あいつ?」
「そりゃねぇぞ!フリード!!」
『仁・・・仁、ありがとう』
空から彼の声が聞こえた。
「フリード」
『星の戦士たち・・・ありがとう』
「天国の相棒に、よろしくな・・・フリード」

「あ痛てっ!何でこんなに痛いんだ?」
フリードに振り回された真司は、早速筋肉痛。
まぁ、すぐに痛むんなら大丈夫だよ。
「お前やっぱ、体鍛えた方が、いいわ」
真司にグリッパーを渡す。
全然理解できない真司に、ウインクする秤谷。


○おまけコーナー
「剣、行くわよ!ブラン・トルネード!」
「飛燕斬!」
「炎のトライブの力、見せてやるわ!」
今週は全然だめだったじゃん・・・。


なんか、「このグリッパー、こう持つと拳銃みたいだよね?」って言うネタで、1
本書けました、みたいな話だったなぁ。
犯人追跡中に地球に不時着した宇宙刑事。
赤と青の色を入れ替えると、ほとんどウルトラマンの冒頭だな。。

どうでもいいが、異星人はみんなしぶとい・・・。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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