SASAKI Masato san wrote in message <20031027200356cal@nn.iij4u.or.jp>...
>
>>ただ、訴訟マニア(とおぼしき人)に対してその一般論が通用しないことは
>>これまでの経緯でかなり明白になっているのではないかと私は考えています。
>
>訴訟マニアってどんな人ですか?
>楽しみで裁判を起こす人のこと?

そうですねぇ、
佐々木さんも同意できるみたいだから
「ちなみに相手に嫌がらせをするためだけに訴訟を乱発する人」
なんかはどうでしょう。
例えば
「…2つ提訴してもいいんだけど。
 …印紙代が安く最高裁まで楽しめます」
なんてのは私には充分訴訟マニアの資格ありに思えます。

>この認識には2つの点で問題があると思います。
>   :

問題点の指摘は、ひとつの意見として承っておきましょう。

>ただfj.soc.lawなら法律的に攻めてほしいなあとは思います。

「法律的に攻める」ってどういうことなのかな。
私はかつて
“法律というのは、多くの場合一般社会の常識を文章にしたものだ。
 法律解釈も大事だが、同様にまず社会の常識を考慮せよ”
という趣旨のことを教わったことがあります。
上述の訴訟マニア(の行為)というのは、一般社会の常識に照らして
“おいおい、そりゃ変だぞ”と私には思えるし、
如何に純粋な法解釈の議論という形式をとるとはいえ、
マニアに知恵を授けることがまともなこととは思えないですね。
喩えて言えば
化学の説明という言い訳で、爆弾や毒ガスの簡便な製造法を
事細かに解説している…という感じに近いものを覚えます。

fj.soc.lawなんだからと法律的に攻めるのも結構ですが、
それを追求するあまり法律万能の罠にはまって
社会の常識が見えなくなってしまっては元も子もないでしょう。
折角の豊富な知識も只の屁理屈に成り下がってしまうことに
少しは留意すべきかと思いますよ。
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No nuclear power, No nuclear weapons!
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