Re: [C] Re: fj 憲章の曖昧さと論理、正当な 権限
神戸です。
On Tue, 29 Mar 2005 08:44:23 +0900, wacky <wacky@all.at> wrote:
> 要するに、「社内規定を根掘り葉掘り」でないと論点を維持できないわけさ。
> 社内規定=社外秘ではないし、そもそも「社会的に問題ない、あるいは評価さ
> れるべき行い」を*ワザワザ隠す*ことに何の意味があるんです?
wacky氏はなんでそう両極端にしか考えが行かないのですか?
社外秘でないことは社外に漏れても問題がないと考えられているというだけで
社外に公開するということとイコールではありません。
言い換えると秘密として守る努力をしないでも良いというだけです。
公開するために努力をする必要があるということではないのです。
積極的に秘密にするにも積極的に公開して広報するにもそれぞれ別途コストが掛かるのです。
もっと具体的に言えば
公開するには単に秘密でないというだけでは不十分で公開用に準備が必要になります。
就業規則に関して言えば条文をただ置いておけば良いというものではないでしょう。
就業規則の運用には不成文な部分や統一的なドキュメントがない部分があります。
社内のそういった慣習を知らない筈の社外の人々に誤解されないためには、
それらをまとめて文書化しなければならないでしょう。
例えば私のいた職場で予算から支出できるのはお茶っ葉とお湯までで
コーヒー、紅茶、ココア等は個人もち
(で、会社の給湯器のお湯を個人もちのコーヒー等のために使っても良い)
という慣習があり、管理部門からもそれに関する通達も出てはいましたが、
それは別に就業規則には書かれていませんでしたし、
全社統一の慣習であったかどうかも不明です。
例えば名刺に関しても海外へ行かない社員は日本語のみローマ字で読み表記、
しかし旧国際研は例外で行く予定がなくても両面で、英文面つきとか言った慣習がありましたが、
それももちろん就業規則などにはには何も書かれていません。
これらの例は別に社外秘ではありませんが、
社外に公表するために改めて文書化するようなことかといえば違うでしょう?
問い合わされても社の統一見解を定めるとなると一仕事ですから多分困るでしょう。
秘密と公開の間には秘密にする努力も公開する努力もしないでよい
という中間の存在があるのです。
コスト(手間暇、費用)を考えれば当然のことですが。
というわけですから、
> #つまり、その場合の「社内規定なのでお答えできません」は【壺の中身が空
> #であることを誤魔化すための方便】でしかないのさ。
> ##MARUYAMA氏が良くやる手法と同じです。
思い込みによる決め付けや誹謗はやめたが良いですよ。
> たとえば、「環境憲章」くらいで検索すれば一流どころの企業がぞろぞろと出
> てきて「私たちは地球環境に配慮した経営を行っています」と積極的に*経営
> 方針を述べている*わけです。年代の新しいものでは「可能な限り開示する」
> と明言しているものも少なくないわけですよ。
企業は別に「一流企業」だけじゃないですしね。
それは自発的にそうしている会社が存在するというだけですね。
賞賛されてもいいことではありましょうが、別に義務じゃない。
義務じゃないということは別の言い方をすれば
それを要求する権利は誰にもないということです。
>>> 要するに、これはMARUYAMA氏には「方針を問うこと」と「イヤガラセ」の区別
>>> が付いていない。ってだけの、極個人的な問題に過ぎません。
>>
>> 会社の手を煩わせ、業務を不当に妨害するのは同じでしょ。その電話
>> の目的がどこにあるかは別です。
>
> 何をもって「不当な妨害」とするのかが全く恣意的ですね。
> たとえば、「お宅の会社はグリーン購入を積極的に行っていますか?」と質問
> することは「不当な妨害」ですか?
何度も問い合わせて電話やFAXをふさいだりしなければ威力業務妨害にまではならないでしょうが、
別に答える義務がないことは確かですから、先方に余計な仕事を増やしたという可能性はありますね。
義務がない以上先方の自発的な好意に頼る形になりますからねぇ。
> #客は「黙って金を出せば良い」んですか?
イヤなら取引しないということでいいんじゃないですか?
会社側としては偏屈な客を一人失うのと、偏屈な客のために説明の準備をしておくのと
どっちが高くつくかということになるでしょうが、この答えは自明じゃありませんからね。
一般的な傾向としては大企業は沢山顧客がいるか、
大きな顧客(必然的に関係者が多い)がいないと維持できないので
多くのヒトに配慮するのは必然ですから、
偏屈な客にも配慮する理由がありますし、実際その余力もありましょう。
が、小さな企業は必要な顧客の数も少ないですから状況によっては客を選ぶ余地がありますね。
余力も少ないわけですから。
極端な例では個人営業の飲食店では嫌な客に「金は要らん。でてけ!」が可能でも
ファミレスやファーストフードのチェーンでは戦略的にそれはありえないので
色々な事態のためにマニュアルを整備したりするわけです。
とはいえそういった戦略は各企業が任意に選択できます。
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