Re: Kamikaze Kaito Jeanne #40 (12/18)
石崎です。
例の妄想第172話(その19)です。
# 結局、夏の黒ミサが終わるまで投稿出来ませんでした。^^;;;;
Keita Ishizakiさんの<bnvq06$acm$1@news01dd.so-net.ne.jp>の
フォロー記事にぶらさげる形になっています。
# 本スレッドは「神風怪盗ジャンヌ」のアニメ版第40話から
# 着想を得て書き連ねられている妄想スレッドです。
# そういう2次創作物が嫌いじゃ無い方のみ、以下をどうぞ。
(その1)は<bnvv4r$p9c$1@news01de.so-net.ne.jp>から
(その2)は<bol12s$5cr$1@news01cj.so-net.ne.jp>から
(その3)は<bpanfp$235$1@news01cb.so-net.ne.jp>から
(その4)は<bpsnob$hnq$1@news01cb.so-net.ne.jp>から
(その5)は<bretjg$k62$1@news01dj.so-net.ne.jp>から
(その6)は<budosi$mf3$1@news01dg.so-net.ne.jp>から
(その7)は<bvibt5$6bs$1@news01cb.so-net.ne.jp>から
(その8)は<c05ag2$aqq$1@news01di.so-net.ne.jp>から
(その9)は<c12ghi$g3q$1@news01de.so-net.ne.jp>から
(その10)は<newscache$sfa7uh$klk$1@news01a.so-net.ne.jp>から
(その11)は<newscache$9pfavh$4kg$1@news01a.so-net.ne.jp>から
(その12)は<newscache$t8l1xh$f2h$1@news01d.so-net.ne.jp>から
(その13)は<newscache$d6j5yh$q4j$1@news01e.so-net.ne.jp>から
(その14)は<newscache$sjiiyh$nsj$1@news01d.so-net.ne.jp>から
(その15)は<newscache$vkkgzh$hqd$1@news01b.so-net.ne.jp>から
(その16)は <newscache$mxh60i$oqb$1@news01e.so-net.ne.jp>から
(その17)は<newscache$03mh0i$c1i$1@news01e.so-net.ne.jp>から
(その18)<newscache$n8rc1i$7l8$1@news01e.so-net.ne.jp>からどうぞ
^L
★神風・愛の劇場第172話『弱き者』(その19)
●水無月ギャラクシーワールド・ジェットコースター・『ネプトゥヌス』
頂上部に比べれば大分低いとは言え、走行中のコースターからまろんが飛び込んだ地点
は海面から10メートル程の高さがありました。
普段のまろんであれば、飛び込むのに一瞬は躊躇したでしょう。
もちろん今は躊躇などしている余裕はありません。
「都!」
海に飛び込んだまろんは海面に頭を浮かべ周囲を見回しました。
横にあるジェットコースターのコースから、都の落下地点を推測したまろんは、その場
所に向けて、苦労しながら泳いで行きました。
「都! 返事して!」
まろんの呼びかけに対して、都の返事はありません。
「都!」
まろんは、都が落ちたと思われる場所を見上げます。
その高さは、桃栗タワーより少し低いくらい。
海とは言え、高いところから落ちたのであれば、その衝撃はコンクリートに落ちたそれ
と変わらないと聞いたことがありました。
「都!」
あの高さから落ちたら、助からないかも。
そんな思いを打ち消しつつ、まろんはなおも叫び続けます。
事故か怪盗ジャンヌ、おそらくはその両方の通報を受けたのでしょう。
先程からパトカーと消防車のものと思われるサイレンが鳴り響いていました。
その音が、自分の声をかき消しているような気がして、まろんは無性に腹が立ちました。
「都、返事してよ!」
もう何度呼びかけたでしょう。
半分崩れかけたコースターを別として、海は何事もなかったかのよう。
「あの高さだ。海とは言え助からないかもね」
上空から声がしました。
怪盗ジャンヌの姿をした敵が、こちらを冷ややかに見つめていました。
「あなた!」
「神の御子、あなたが悪い。あなたが無駄な抵抗をするから、要らぬ犠牲が出た」
「都は生きてるもん!」
そう叫び、偽ジャンヌを無視して更なる探索を続けようとしたまろん。
その背中を閃光が襲いました。
「!」
自分の意志とは関係無く周囲に防壁が展開され、まろんの身体は傷一つつくことはあり
ませんでした。
「あ…あ…」
まろんの周辺の海面は今の攻撃で泡立っていて、やがて巻き添えを喰らった不幸な魚達
がプカプカと浮かんで来ました。
「流石ね。神の御子」
まろんが振り向くと、偽ジャンヌが冷たい目で見下ろしていました。
「どう…して…。生きているかもしれなかったのに」
「諦めなさい。あの高さから落ちれば人は死ぬ」
「どうして!」
まろんが睨み付けると、偽ジャンヌは怯んだように見えました。
だが、それも一瞬のこと。
「良い。その目。それでこそ、真の神の御子」
そう呟くと、二撃、三撃とまろんに向かって光球による攻撃を加えました。
「許さ…ない。よくも…都を!」
*
「アン、無事だった?」
「ユキさん。私は無事ですけど…」
まろんが海に飛び込んだ後、車両は振り子のように斜面を上ったり下ったりしながら、
最終的にはまろんが飛び込んだ場所付近で停止しました。
遠くから様子を伺っていたミカサとユキ達は、それを確認してから乗客の“救出”に向
かいました。
ユキが真っ先に確認したのは、アンの安否。
アンが無事だと判ると、ユキはアンを抱きしめます。
しかし、アンは無事を喜んでいるばかりではありませんでした。
「都さんが海に落ちて…。それでまろんさんも後を追って…」」
アンの言っていることは、実はユキも確認していることでしたが、助けに行こうとして
ミカサに止められたこと等も含めてアンには黙っていました。
その場に残っていたレイも、アンには今のことは誰にも言わないようにと釘を刺しまし
た。乗客は皆、ジャンヌの仕業により眠っていたはずなのだからと。
ユキは、アンが指さす先の海面を見つめます。
海面にはまろんが顔を突き出して、そこを目がけてジャンヌの姿をしたミナが、何度も
攻撃を加えており、その度に海面が泡立っていました。
「今回の作戦も潮時だね」
「そうですね。…ちょっと待って下さい」
携帯電話が震え、ユキはそれを手にしました。
一言、二言話すと、ユキはそれをミカサに渡します。
「はい。判りました。ミナには私から。では」
「ノイン様はなんと?」
「ノイン様も我々と同じ意見らしい。撤収命令が出た」
「判りました。それでは、ミカサ様はみんなを連れて先に撤収して下さい」
「それは、ユキが。私はミナに命令を伝達する必要がある」
「伝令役なら、私がやります。それに」
ユキは声を潜め、ミカサの耳元で囁きました。
「みんながいては、私が全力を発揮できません」
「君は今、全力を発揮出来る状態では無いはずだが?」
ユキの体調を忘れていなかったミカサに即座に切り返されたユキは真っ赤になりました。
結局、レイが心の声経由でミナに撤収命令を出すことにして、ミカサ達は乗客役の魔界
の住人達を引き連れ、元来た道を引き返していくのでした。
*
ミナが見るところ、攻撃は悉くが障壁により阻まれ、効果がありませんでした。
神の御子に十分すぎる程の警告を与えた。
戦闘能力も間近で確認できた。
障壁の展開能力と弱点を確認できたのは大きな戦果。
十分、作戦目的は果たせたと言って良い。
ミナが自分で自分に言い聞かせていた時、レイからの声が届きました。
“聞こえるか。ミナ?”
“何?”
“撤収命令が出た”
“そっちの首尾は?”
“みんな怪我一つ無い。これより撤収する”
“判ったわ。今行くから”
そう告げると、ミナはそれまでで最大の光球を作り出し、まろんにぶつけました。
盛大な爆発により、再び海面は泡立ち、作り出された波が岸壁を洗いました。
「任務完了」
そう呟き、ミナも引き上げようとしました。
「!」
障壁を展開出来たのは、ぎりぎりのタイミングでした。
「馬鹿な!」
ミナの周囲に球状に展開された障壁。
その周囲をリボン状の物が巻き付いていました。
「(これは、まさか…)」
ミナが下を見ると、そこに信じられない光景がありました。
海面の上に、本物の怪盗ジャンヌが立っていたのです。
その手にはスティックがあり、そこからリボンが伸びてミナを障壁毎捕らえていました。
「嘘…。変身出来ないはずじゃ」
神の御子が持つ、変身のために必要なロザリオ。
それは、彼女自身がロッカーの中に預けたはずでした。
「(アイテムと引き離しただけでは、駄目ってことか)」
最初、海面に立っていた本物のジャンヌは、ミナに巻き付けていたリボンを一端解き放
ち、今度はジェットコースターの支柱に絡ませて、一気にミナの浮かぶ位置まで上昇して
来ました。
「争いは本意では無い。けど…」
ミナはすぐ近くまで迫った本物のジャンヌの眼を見て思います。
「(只で帰してはくれなさそうね)」
そう覚悟を決めると、心の声をレイに送ります。
“レイ、本物のお出ましよ”
“馬鹿な!”
“現実は認めなきゃ”
“援護する”
“駄目。レイはアン達を援護して後退して。私は殿を”
“相手は神の御子だぞ”
“少しは、格好つけさせて”
“…気をつけろよ”
“大丈夫。無理はしない”
そんな会話を人間なら理解出来ないだろう速度で交わし、ミナはジャンヌと相対します。
目が怒りで満ちているジャンヌは、再びリボンを自分に向け放って来ました。
もちろん、その程度の攻撃はミナの障壁が受け流します。
「こっちにおいで」
誘うように言うと、ミナは高度を上げてコースターの頂上部に降り立ちました。
ジャンヌの用いる武器を模して作った、リボン状の武器。
リボンの部分は蒸発してしまいましたが、手にしたスティック部分だけは残存していま
した。ミナが軽く念を込めると、光を発してそれは剣の形へと変化しました。
「うん」
剣を一振り。ミナは満足げな声を出しました。
やはり、こちらの方が手に馴染む。そう、ミナは思います。
下から何かが駆け上がる音が聞こえ、斜面の下を見下ろします。
ジェットコースターのレール伝いに、本物のジャンヌが突進して来ていました。
ジャンヌは喊声を上げることもなく、ただ無言でした。
兵に喊声を上げさせるのは、敵を威嚇するためで無く、自らの恐怖を紛らわすため。
それを知るミナは、ジャンヌのその様子に軽い恐怖を覚えます。
真っ直ぐ突進を続けつつ、ジャンヌはリボンを繰り出しミナに攻撃をかけました。今度
はミナは障壁を展開せず、代わりに剣を振るいます。
「…」
常人には見えない速度で剣を振るったミナの動きが止まった時。
周りにぱらぱらと赤いものが落ちていました。
自分の周囲のリボンをミナは全て切り裂いていました。
「レイ程じゃないけど、私だってこれ位…」
そう言う一瞬。ほんの一瞬だけミナの動きが止まりました。
それはミナの油断でした。
レールの上や海面に向け落下していた赤い布きれ──普通の布であるのかは判りません
が──が発光し、瞬時に元のリボンの形を成しました。
「!」
再度、障壁を展開して自らの身を守ろうとしたミナ。
それは間に合ったもののリボンはお構いなしで障壁毎ミナを締め付けました。
障壁を広げてのリボンからの脱出も試みました。
しかし、悪魔を封印するための武器である本物のリボンは、障壁の力すらも上回ってい
たのです。
「キャッ」
ジャンヌは障壁毎ミナを持ち上げて振り回し、自分の背後のレールに叩き付けました。
障壁で守られたミナは無事でしたが、身体に加わった衝撃は大きく、天使の身体で無け
れば気を失っていたことでしょう。
「う…」
ミナがよろよろと立ち上がると、目の前にジャンヌが立っていて、怒りの目で自分を見
つめていました。
「(これが、あの神の御子のもう一つの姿なの?)」
ジャンヌはリボンのスティックを立てました。
その動作が何を意味するのか、ミナは知っています。
「神の名の下に! 闇より生まれし悪しき者を」
この私を封印しようと言うの。
天界で天使としての生を定められた、この私を。
いや、同じか。使命とは言え堕天に堕ちた私など…。
しかし、自分を封印する言葉をジャンヌは最後まで言うことが出来ませんでした。
ジャンヌの持っていたリボンが幾つにも切り刻まれ、ミナとジャンヌの間に黒い影が降
り立ちました。
それは、漆黒の髪と白い翼を持つ天使でした。
「レイ!」
「待たせたな」
「気をつけて!」
「判ってる」
リボンが早くも再生しようとしているのを見て、警告を発したミナ。
しかし先程の光景を見ていたのでしょう。
レイの反応は迅速なものでした。
疾風の如き速度でレイは間合いを詰め、ジャンヌに光の剣で斬りかかります。
「…やはりな」
障壁で阻まれるかと思えばさにあらず。
レイの剣はジャンヌの衣装の肩の部分を掠め、切り裂いていました。
無言で剣を次々と繰り出すレイ。
ジャンヌの衣装の脇腹の部分が破れ、そこから彼女の胸の下部が覗きます。
それに目を奪われることなく、剣を横に滑らせたレイ。
ジャンヌは辛うじて後退してそれを交わしました。
しかし完全には回避しきれずに、胸元の部分が裂け肌が見えました。
そこでレイは気づきます。
ジャンヌの胸に普段ならあるロザリオが無いことに。
「(ロザリオ無しで変身したのか!?)」
驚きつつも、レイは攻撃の手を休めることはありません。
ミナを攻撃し、拘束し続けている今。
攻撃中はジャンヌは無防備な姿を晒しているはず。
二人で立てた仮説をレイは実証しつつありました。
「はぁっ!」
一歩だけ後退し、レイは今度は剣でジャンヌの身体を貫こうと突進します。
簡単にジャンヌを殺れるとは思っていませんでしたが、彼女の行動はレイの予想の外で
した。
何故かジャンヌはリボンを操るスティックを手放していたのです。
その直後、剣を構えた身体毎レイはジャンヌにぶつかりました。
ジャンヌの身体をレールの上に押し倒し、その柔らかさを感じた時、レイは勝利を確信
しました。
しかし、目の前のジャンヌは苦悶の表情を浮かべるどころか、微笑みさえ浮かべていた
のです。
レイが事態を悟るより前に、ジャンヌは拳を握り、ハンマーで釘を叩くようにレイの腹
に一撃を加えました。
少女の細腕から繰り出されたとは思えない一撃。
レイの身体は一瞬空中に持ち上がり、ジャンヌの頭の方角に落下してレールの上を転が
りました。もっとも、ただ飛ばされていた訳ではなく、途中で体勢を整えて最後は立ち上
がっていたのですが。
息を整えつつ、改めて手に光の剣を出現させてジャンヌに向き直ったレイ。
先程とは異なり、レイの方がジャンヌよりも高い位置に立っています。
その背後で大切な人の絶叫が響きました。
「ミナ!」
レイが振り返ると、障壁が破られたのでしょう、ミナは直接リボンで拘束されていまし
た。
主が手放したはずのリボンは、それ自体が生物であるかのように動き、拘束していたミ
ナを投げ捨てました。
体勢を整える暇もなく、向こう側に見えるジェットコースターの支柱にミナは激突。
ぶつかった鉄骨がひしゃげ、ミナの方は海面に向かって転落して行きました。
そのまま海に落ちると思われた寸前、ミナの身体がふわりと浮き上がりました。
しかし、支柱の一つに乗った段階で、ミナは動かなくなりました。
ミナの様子を伺ったレイ。しかし、ミナが動くことはありません。
それに気づくと、レイは獣のような咆哮を上げ、ジャンヌに向かって突き進んで行きま
した。
それに対して、ジャンヌは何をするでも無く、ただ立っているだけ。
ジャンヌが右手を上げ、その手にリボンのスティックが戻って来たのが見えました。
それに構わず、ジャンヌの懐に飛び込もうとしたレイ。
ジャンヌの手のスティックが光り出し、一瞬の後に形状が変化していました。
それが何であるのか気づく前に、ジャンヌはそれを一閃させています。
「ギャッ」
障壁とは違う別の力が、レイを襲いました。
今度は転がることすら許されず、レイはコースターのレールに激突しました。
障壁を展開したはずですが、そんなものは何の役にも立ちませんでした。
レールを突き抜け、その下の支柱を幾つか破壊してレイは漸く止まりました。
「うぅ…」
よろめきつつ、立ち上がったレイ。
この日のため、ミナが選んでくれた服の切れ端が風に流され、飛んで行きました。
レイが見下ろすと、服は袖と背中、そして下半身の部分を残して大穴が空いていて、下
につけていた吸汗性素材の黒色のインナーが剥き出しになっていました。
「折角ミナが選んでくれたのに!」
そう呟きつつ、レイは飛び上がり、自分が開けた穴を通過してコースの上に降り立ちま
した。
「いない?」
しかし、待ちかまえていると思ったジャンヌの姿がありません。
後ろに殺気を感じ、レイは障壁を展開しつつ後退しました。
まさにその場所に、無言でジャンヌが剣を突き刺します。
地面に突き刺さった剣は易々と鋼鉄のレールを貫きました。
この勢いでは、障壁を張っていても破られたかもしれません。
勝てないかもしれない。
流石のレイも、真っ当な勝負ではジャンヌには勝てないのではと思い始めていました。
しかし、真っ当でない攻撃方法を試す余裕もありません。
「せめて一太刀!」
左手を上げ、レイは光球を連射します。
それらはジャンヌの手前と背後に着弾してレールを突き抜けていきました。
直後、ジャンヌの足下のレールが崩壊を始めました。
一瞬よろけたもののジャンヌはこちらに向け跳躍して来ました。
タイミングを合わせ、レイも跳躍します。
ジャンヌは剣を振るい、その剣圧で攻撃を加えて来ました。
一度その攻撃を受けていたレイは、出鱈目な回避軌道を描きながらそれを回避、ジャン
ヌの背後に短時間で回り込むと、飛行しながら溜め込んでいた気を用いてそれまでとは異
なる色の新たな光球を発射しました。
背後で何かが崩れ落ちる音がしましたが、レイは気にすることもありません。
飛行する能力を持たないジャンヌは、これを回避出来ませんでした。
否、回避する必要すら感じていなかったかもしれません。
彼女を守る障壁が自動的に展開、光球はそれに遮られました。
それを見て、レイの口元が緩みます。
光球は爆発することなく、障壁の周囲を包み込むとやがてそれは炎となりました。
炎は消えることなく、障壁を包み込んで燃えさかっていました。
炎の球体となったまま、ジャンヌはレールの上に着地しようとしました。
しかし、彼女が着地する筈のレールは、既に消滅していました。
そのまま、ジャンヌは海へ向かって転落して行きました。
海面に着水しても、彼女を包む炎は消えることはありませんでした。
(第172話・つづく)
後は休み無しで話が続く…筈です。^^;;;;
では、また。
--
Keita Ishizaki mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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