Lamiaさんの<dduioj$37q$1@nwall2.odn.ne.jp>から
>今回の郵政法案で、「民主党」は以下のような卑劣な党議拘束をかけました。
>
> 党議拘束が犯罪ならば、このような卑劣な犯罪を行った「民主党」こそ許すわけには
>いかないでしょう。
> それとも民主党の犯罪は、「きれいな犯罪」だからかまわないと主張されるのでしょ
>うか?

おっしゃるとおり民主党なんてろくなものではありません。
あの党は、自民党がもう先が長くないがしかし、ここで、日本国民が真実に目
覚めては困るというこの世を操る勢力と便乗する政治屋の画策があって誕生し
たことは見え見え。ですから顔ぶれも自民党の双子たち。ろくなものではあり
ません。人権侵害もよって同レベル。
それがどうかしましたか?

おっしゃるようにろくなものではないのですが、
あなたは政治というものを理解するには「潔(ケツ)」が青すぎます。限りな
く透明に近いブルーです。

政治は道徳ではありませんし、ましてや倫理などではありません。
政治は、資本の運動と同じです。ええ、運動法則をもった運動です。
いいとか悪いとか断罪し合っていては、国民の人権も生命も守れません。国民
の生命と財産を守るのが政治。人権は言うまでもなく。

で、現時点において、ろくでもない自民政権政党と官僚支配体制の日本食い
つぶし国家体質を変えなければならない、これが改革。
で、小泉の改革でなにも改革できない。民に移しても、現政治屋と官僚の癒着
は看板換えして財務省+金融庁+運輸省と拡散します。さらに、軍産複合体産
業への投資が、民という衣をきて平然と進みます。すでに法律は軍需産業を支
える立法ができました。
結局、官僚は生き残り、末端の民主党支持基盤の低賃金公務員が切り捨てられ
るのみで、国家支配体制は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」。

まず、蜘蛛を叩き潰さねばならないのですが。
で、政権交代という運動は必須。

この政党はろくなものではないが、ろくでないものはやがて党を割ってさらに
動き出すのはみえみえ。
で、そういう延命政治運動がいつまでもつのかということですが、
国家財政の破綻という運動法則の前には、もう持ちません。
無論、似非看板の改革などまったく進めようもなく頓挫します。

なにが希望の端緒かといえば、国民が、ロックとモンテスキューに目覚める方
向に大きく前進することのみです。政権交代はこの方向にあるといえるでしょ
う。

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Fumimaro mailto:nonomura_f@hotmail.co.jp