基本的人権は、
国家などなくても人間は生きていけるという思想によって生まれました。
ですから、基本的人権を制限するような国家が出れば、
そのような国家は革命により転覆し、基本的人権を守る害のない国家を作れと
いうのがロックやモンテスキューの思想です。
近代市民法体系はこのような過激なところから生まれ、こうして絶対王政を倒
したわけですね。
共産主義の暴力革命も、このような近代史民法体系に至った経緯を真似てはい
ますが、似て非なるものです。なぜなら、基本的人権がまったく蹂躙されてい
るからです。基本的人権を守るなら、民主集中制はあってはならないのです。
反対派はあくまで反対の意思を貫いてよいのです。国会であろうと、国会の外
であろうと。

それでは党がスパイでつぶされる?
ええ、つぶれていいのです、もし、反対派が多くて成り立たないならばね。
その結果、新しい政党に集合していけばよいのです。
しかし、今回の自民党は、反対派は賛成派に大分寝返りました。自民公認をも
らえないということで。寝返るほうもなさけないですが、しかし、脅迫が一番
いけないわけです。犯罪ですね。

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Fumimaro mailto:nonomura_f@hotmail.co.jp