遠隔操作巨大ロボットの第一人者、横山光輝先生が急逝されました。
実写映画「鉄人28号」の公開前だったのが残念です。
ご冥福をお祈りします。
皆さん、タバコには気をつけましょう。


「新・科捜研の女」、チラチラですが観てみました(内藤氏があまり好きじゃない
ので・・・)。
謎が多くて、つかみ所の無かったたっくんに比べ、今度の半田君は刑事という判り
易い役なので、安心感があります。
おばちゃんがたっくん(違)にコーヒーを持ってきて、「熱いからフ〜フ〜してね
!」が爆笑!
脚本家の仕業か、それとも役者さんのアドリブか?
溝呂木君は啓太郎そのままな感じ。友達に「また弱い役か」と言われたそうな・・
・。
泉君は、今度もまじめな役なので、こちらも安心感があります。
ホームページの「オフショット写真館」のコメント。
「ビールうまそう」(泉)・・・って、青酸カリ入りですぞ。



では、グランセイザー 第28話「美しき逃亡者」です。聞いた風なサブタイトルだ
なぁ。

○国防省 開発センター格納庫
内部透視図からその姿を見せる、五式支援機士ユウヒ。
格納庫でハスに構えてるんじゃない!
「全高58メートル。総重量17000トン。
12万馬力低速ディーゼルエンジン4基。3万馬力中速ディーゼルエンジン1基を
搭載。
総排気量は、45000リットル。
主武装は、120ミリ滑腔砲2門。6連装ロケットランチャー2基装備」
「五式支援機士ユウヒ。まもなく完成する」

やっぱり東宝。アニメロボットに比較して、重量が重い。
しかし、機龍が全高が同等で、重量が4万トンですか。
ちなみに90式戦車は、重量50トン、排気量40リットル(だったかなぁ?)、
出力1500馬力。
まあ、駆動方式が歩行と無限軌道なので、単純に比較はできませんけどね。

○オープニング
山口粧太さんは、一世風靡のメンバーだった人。
久我 栞役の竹本聡子さんは、時代劇中心の女優さんのようです。

○街
夜の街を走る女性。追われているようだ。
追いかける黒い影は、ジャンプして彼女の前に回り、行く手を遮った!
彼女を組み伏せようとするのは異星人?!カリンに似ているが?
彼女の手には、青い結晶が握られている。それを奪おうよしているのか?
そこへ通りかかるバイク。お約束の天馬だ。
「おい!何やってるんだ!・・・!宇宙人!」
早速変身して対抗。
「装着!セイザー、タリアス!!」久々に決めポーズ。
カリンと同じく、光線で攻撃を掛けるアケロン人!
「ファルコンボウ!」アケロン人の左肩に傷をつけ、撃退した。

落とした結晶を拾う女性。
「大丈夫か?」
「ありがとうございました」
「あれは一体、何なんだ?」
「あれは、アケロン人」
「え?!」

○堀口研究室
天馬は、例によって女性を研究室へ連れてきた。

バイクにはジェット便の箱が載ってたが、どうやって連れて来たんだろう?

未加ちゃんが傷の手当てをし、自分たちはグランセイザーだと自己紹介する。
「あなたたちが?」
「知っているのか、グランセイザーの事を?
天馬たちはな、地球を守る使命を持った・・・いやぁ、見た目は頼りないが、これ
でも戦士なんだ」
そういわれて、お互いを指差す天馬と未加ちゃん。
(おまえ?)(違う。あんた)
彼女の名は久我 栞。それ以上の事は話そうとしない。

○国防省 開発センター格納庫
完成間際であまり装置が動いてない割りには、随分ドカドカ派手に音がしてる
なぁ。

御園木課長がユウヒを視察していると、同期の椿が訪ねてきた。
彼は、国防省科学分析本部長だ。
ユウヒが完成に漕ぎ着けたのは、椿本部長がダイロギアンの解析データを提供して
くれたからだった。
「みようみまねと言った所だが・・・」
御園木課長は、ユウヒを異星人対策に限定使用するべきだと、国防長官に進言し
た。
「気を付けた方がいいぞ。省内に妙な噂が流れてる。
お前がこいつを、私物化しようとしているとな」
「それは誤解だ」
「国外からライセンス供与の依頼も来ている。我々国防省の人間にとって、一番大
切なのは、この国の利益だ」
「今は宇宙人から地球を守ることが、最優先事項なんだ」
「お前の足元をすくおうとしている人間がいる。肝に銘じておけよ」

椿本部長と入れ替わりに沖田隊長が来た。
「科学分析部の椿本部長には、不穏な動きがあります」
極秘の研究をしている宇宙生物細胞分析チームを、密かに移動させたと言うのだ。
同期として椿をよく知っている御園木課長は、彼を信頼していて、沖田には特に指
示を出さなかった。

やはりオーバーテクノロジーの応用はあったのね。
すると付き物の、暴走も・・・。

○堀口研究室
栞さんは研究室で翌朝を迎えた。
彼女のことを天馬と話し合う妖怪博士は、御園木課長に警護を依頼することにし
た。
だが、国防省と言う言葉を聞いた途端、彼女は部屋を飛び出した!

天馬が追う。
「栞さん、どうして逃げるんだ?俺たちと一緒にいれば、安全だって言ってるの
に」
「そんなの分からないわ!」
「俺たちはグランセイザーなんだ。それにもうすぐ、国防省の御園木さんが!」
「だからだめなのよ!!・・・私は、国防省から逃げてきたのよ」
彼女は国防省の科学分析部で、アケロン人の細胞を研究していた。
それがいつの間にか、細胞を培養して生態兵器を製造することになってしまった。
昨夜彼女を襲ったのは、その第1号だったのだ。
「とにかく御園木さんに会おう。あの人がそんな恐ろしいことにかかわっているは
ずが無い」
天馬は彼女の身の安全を保障し、納得させようとした時、昨夜のクローンが襲い掛
かってきた!
「出たな!栞さん、逃げるんだ!」
林の中に逃げ込む栞さん。
彼女に飛び掛るクローン!変身したタリアスが阻止する。
脳細胞がどうなってるのか解らんが、すばやい格闘術でタリアスを圧倒するクロー
ン!
タリアスは未加ちゃんを呼んだ。

栞さんの行く手を阻む黒服の男。
もう一人が後ろから彼女に薬をかがせ、黒の日産セレナに乗せて連れ去る。

オリジナルと同じく、腕を伸ばしてタリアスを攻撃するクローン!
弾き飛ばされるタリアス!
2度目の手がタリアスに届く瞬間、スワンセクターが割り込んで阻止した!
「未加!」
「大丈夫?」
クローンは光線攻撃に切り替えた!
ミトラスがスワンセクターで光線を防ぎ、彼女の後ろからジャンプしたタリアス
が、「バーニング・ファルコン!!」を放つ!
爆砕するクローン。

敵を倒し、栞さんを探す天馬たち。
「研究室にも戻ってないって」
「・・・まさか!」

今日の戦いは、二人のコンビネーションが見事。

○アイキャッチ
今日はタリアス。やはり内容と関係あるのか?

○国防省 科学分析センター
黒のセレナが乗り付け、目隠しをされた栞さんが降ろされた。

一室に連れ込まれた栞さんは、その部屋に一つだけある椅子に座らされ、目隠しが
外された。
ドアが開き、椿が現れた。
「久我君、どうして逃げ出したりしたんだ?」
「私たちがしようとしていることは、恐ろしいことです。宇宙人をクローン培養し
て、生態兵器にするなんて!」
「より強力な兵器を手にした国家が、世界をリードするんだ。
国益のためなら、たとえそれがどんな手段であろうと」
「危険すぎます!クローン培養に成功したからと言って、アケロン人の生命力の謎
が全て解明されたわけじゃ無いんです!」
「君が盗み出したものを、返してもらおう!」
拒否して部屋を出ようとした栞さんから、強引に結晶体を奪い返す椿。
「これでクローンアケロン人は、完全なものになる。
君はここで、頭を冷やしたまえ」
椿は部屋を出て行った。
武装した警備兵が、強引に彼女を座らせる。

イラク人質問題で大騒ぎしているこのご時世に、この描写はヤバくないか?
非難の投書とか、来てなきゃいいけど・・・。

○堀口研究室
駆けつけた沖田隊長が、御園木課長にアケロン人のクローンについて報告を入れ
る。

「・・・椿か?まさか・・・」

栞さんを取り返すため、科学分析センターに行こうとした天馬を、沖田が制した。
「待ってくれ。今そこに御園木さんが向かっている。この件は、我々に任せてく
れ。
これは、国防省内部の不祥事だ。これ以上、君たちに迷惑はかけたくない!」
「なに言ってるんだ!俺は栞さんを助けなきゃ!!」
再度、沖田を振り切ろうとする天馬。
「聞いてくれ、天馬君!俺は、この国の人々を守るため、自分で希望して国防省へ
入った。
だから、どんな危険も覚悟している。しかし、君たちは違う。
望んでグランセイザーになった訳じゃないだろう」
「・・・それは・・・」
「本当なら、宇宙人からみんなを守るのは、俺たちプロの仕事だ。
しかし、今は残念ながら、君たちの力を借りるしかない。
俺も、御園木さんも、申し訳ないと思ってるんだ」
「・・・そんなこと・・・」
黙って聞いていた博士が、腰を上げた。
「確かに、天馬たちは自分の意思に関係なく、グランセイザーに選ばれた。
だが沖田君、平和を守りたいと思う気持ちは、あなたたちと変わらんのだ!」
「・・・堀口博士」

どんな危険も覚悟していれば、過去の世界でも戦えるんだな(違)。

○国防省 科学分析センター
御園木課長が到着した。
整列して儀仗で迎える警備兵たち。

課長の立ち位置が自動ドアに近すぎて、ドアが無駄に開閉するのがちょっと間抜
け。

椿本部長が執務室で待っていた。
「椿、アケロン人をクローン培養していると言うのは、本当か?」
「ああ。既に実用段階に入っている。実験体の第1号は失ったが、まもなく第2号
が完成するはずだ」
「危険すぎる!宇宙人の力を侮るな」
「俺に出し抜かれたのが、そんなに悔しいか?俺は、この国の未来のためにやって
いるんだ。
貴様に文句を言われる筋合いは無い!」
「お前はどうかしている。逃亡した研究員を、アケロン人に襲わせただろう!」
「・・・彼女が水晶体を盗み出したからだ」
「何?」
「宇宙船の残骸から回収した、超高純度の水晶体だ。
アケロン人は、そのエネルギーを与えられることで、不死身になる」

同じ頃、実験室では、栞さんから取り返した水晶体のエネルギーが、クローン第2
号に注ぎ込まれようとしていた。
専用の放射装置に水晶体がセットされ、赤紫色の光線がクローンに照射される・・
・。

「完成すれば、クローンアケロン人は、グランセイザーをしのぐ戦闘力を持った生
態兵器になる!」
「椿、バカな真似はやめろ。宇宙人から地球を守るのは、グランセイザーの役割だ
!」
「それならなぜ、貴様はユウヒを造った?!」
「ユウヒはグランセイザーを助けるために!」
「都合のいい事を言うな!!」

椿の声を具現化するように、実験室で巻き起こる爆発!
クローン2号が水晶体を手に入れ、暴れだしたのだ!
逃げ惑う研究者たち。

「なんだと!!・・・わかった。すぐに行く」
クローン逃亡の報告は、直ちに椿にももたらされた。

警報が鳴り響く科学分析センターは、上を下への大騒ぎになった。
全隊員が動員され、クローンを追跡する。
銃声を聞きつけ、栞さんの監視をしていた兵士も飛び出した。

○堀口研究室
御園木課長の連絡を受け、沖田隊長が科学分析センターへ召喚された。
「俺たちも行くぞ。いいな?」有無を言わさず、天馬と未加ちゃんも同行する。

○国防省 科学分析センター
隊員たちを薙ぎ倒し、暴れまわるクローン2号!
通路で待ち伏せて.223の一斉射撃をかけるが、全く効果が無い。
反対側から来た別の隊を、光線で一蹴して逃げる!

栞さんは、警備の隙を突き脱走した。
実験室に行き、破壊された装置をチェックする。
「水晶体が無い・・・」

そう。それはクローンの手の中にあった。
椿と御園木課長も現場に到着した。
「自分のしたことがどれだけ危険か、よく解っただろう!」
「行動制御用のインプラントが、故障しただけだ!あいつを回収し、原因を調べれ
ば!」
「まだそんなことを!!」
隊員を一人ずつ光線で倒してゆくクローン!
負けずに集中射撃を叩き込む隊員たち!
その一発が左手に持っていた水晶体を弾き飛ばした!
転がった水晶体を、栞さんが回収する。
彼女に襲い掛かるクローン!
その時タリアスが飛び込んできて(どこから?)、ドロップキックを見舞う!
「大丈夫か!?」
「弓道さん!」
彼女を隊員に任せ、ミトラスと共にクローンに挑む!
「未加、油断するな!」
「わかってる!」
久しぶりのクロスボウパンチを叩き込むタリアス!


人類は、自らの手で恐ろしい敵、クローンアケロン人を創り出してしまった。
天馬たちは、この強敵を倒すことができるのだろうか?


警備隊の装備がバラバラですな。
パッと見ただけでも、M−16系・SIG550・H&K G3系等。
弾丸の規格でも2種類。
ほとんど東京マルイ社の長物大集合。


タリアスとクローン2号の会話。
「なぜこんなことをするんだ!?」
「・・・私は多分、3人目だから」

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
アットマークの前にアルファベット小文字でタイプRと加えてください。