「仮面ライダーブレイド」のDVD、第1巻は8/6発売。
クウガ・アギトの頃は12月スタートだったのに・・・。
まだファイズが完結してないというのに、前倒ししないで欲しいんだが・・・。


最終回まであと10話、さて、どうなるか・・・。
グランセイザー第42話「甦える!古代生命」です。

○兜山遺跡
ここはドルクルスが発見されたところ。
この物語が、始まった場所ともいえる。
『貴様らは何も知らんのだ。あの水晶板の記憶が、真実なのかどうかもな・・・』
ロギアの言ったことが気になる博士は、再調査を行うことにした。

同じ頃、発掘現場に青白い光が軟着陸した。
・・・女だ。お尻がなかなか・・・(^^♪。

○オープニング
ルカ役の乙黒えりさんは、帰国子女で、主に香港で活躍。
芝居はちょっと?だが、ルックスはOK(私見)。

○兜山遺跡
女はブレスレットで通信する。
「ベルゼウス様。ルカ、ただいま地球に到着しました」
『ルカ。お前の力を存分に使い、使命を果たすのだ』
「必ずや、ご期待に応えてみせます」

目を青白く光らせ、何かを探すルカちゃん。
やがて岩壁の前で立ち止まり、「間違いない。ここだ」。
ブレスレットから光線を発射し、壁面に穴を開け、中に入っていった。

テントの中では、天馬と博士が議論している。
「博士はロギアの言うことを信じるんですか?あいつは俺たちの敵ですよ?」
「敵だからこそ、我々の知らないことを知っているということもある。
この水晶板からは、まだ全ての情報を引き出せていないのかも知れん」
しかし蘭ちゃんなら、隠されている情報を取り出せるかもしれないと考え、彼女を
連れてきた。
「お前なら、絶対にできる!」・・・蘭ちゃんの肩に手を置く博士、セクハラ・・
・。

翌朝、遺跡の上で水晶板に手をかざす蘭ちゃん。
「どうだ?何か感じないか?」
「どうなんだ?」
「何か、感じる?」
「・・・なにも」
「もっと集中するんだ。体全部を使って、感じ取るんだ」
・・・ますますセクハラ・・・(違)。
結局、新しいことは、何もわからなかった。
そこへ警備員がすっ飛んできた。
「堀口博士!新たな洞窟を発見しました!」

行って見ると、ルカちゃんの開けた穴だ。
「こんなところに洞窟なんて、無かったよな?」
「ここにはきっと、何かがあるぞ」
蘭ちゃんのほうは、依然反応なし。
「どうします、博士?」
「行ってみよう!」
真っ暗な洞窟の奥へ、入っていく博士たち。

中には石造りの祭壇のような物があり、人の頭ほどの大きさの、球状の物体が祀ら
れていた。
その前にはルカちゃん。・・・夜も明けたというのに、あれからずーっといたの?
中に入ってくる人の気配を察し、奥へ隠れる。

祭壇の前にやって来た一同は、感嘆の声を漏らす。
未加ちゃんたちが止めるのも聞かず、球体に触る天馬。
その瞬間、球体が光を放ち、天馬の手には射手座の紋章が浮かび上がった!?
「ナックルライザーが、反応している!」
「まさか、この近くに新しいグランセイザーがいるのか?」
突如、蘭ちゃんが頭を押さえると同時に、謎の物体が電光を放った!
衝撃で博士と蘭ちゃんが、気を失った。
二人を連れ出し、病院へ向かう天馬たち。

静かになった祭壇の前に戻ったルカちゃんは、ブレスレットから放ったビームで物
体を持ち上げた。
「お前に、我が生命の力を与える」
彼女が両腕を動かすと、暖かな黄色い光が発生し、球体がそれを吸い込む。
やがてその球体から、漆黒の体を持つ戦士が誕生した!?
「誰だ、貴様!」
たまたま巡回してきた警備員が、彼の最初の犠牲者になった!
胸から警備員を吸い込む謎の戦士?!

○路上
病院へ向かう車中で、急に蘭ちゃんが意識を取り戻し、頭を抱えて悲鳴を上げた!
車を止める未加ちゃん。
「どうしたの?」
「恐ろしい者が・・・、恐ろしい者が甦ってしまった!」
博士が抱えている水晶板が光っている。
「蘭、何が見えたの?」
「・・・ボスキート・・・。そいつの名は、ボスキート!発掘現場に戻って!!」
バイクで先行していた天馬も、異常を察して引き返してきた。
「天馬、今すぐ発掘現場に戻って!」
「?」
「早く戻って!ボスキートが!!」
「なんだよ、それ?そいつが13人目のグランセイザーか?」
なんだかわからないまま、兜山へ戻る天馬。

ボスキート・・・蚊の親分?
吸うのは血だけじゃないけどね。

○兜山遺跡
ルカちゃんはボスキートに追われていた。

灰色のタリアスといった風貌に、コウモリの羽・・・。

追い詰められ、ギグファイターを放つ!
「ベルゼウス様、あいつは絶滅者ボスキートです!
私たちウォフマナフの敵です!」
『ルカ。お前の使命は、ボスキートを甦らせる事だったんだ』
「なんですって?!」
『ボスキートが欲しがるのなら、その命をボスキートに与えよ』
「そんな・・・」
ボスキート、強い!
あっという間に5体のギグファイターを撃破し、ルカちゃんに襲い掛かる!

おお、ルカちゃん、スタント無しでアクションやってる。香港にいたからか?

まったく相手にならず、さらに5体のギグファイターを放つ。

持ってるんなら、いっぺんに使えよ。逐次投入はよくないぞ。
・・・そうか、着ぐるみが5体しかないのね。

「私は、絶滅者を復活させてしまった・・・」
そこへ天馬が到着!
「なんだ、あいつは?」
左手の紋章が光る。
「あいつが13人目のグランセイザーなのか?」
ギグファイターと戦っている。敵の敵は味方?
とりあえず、変身して加勢する。
「俺はセイザータリアス。力を貸すぜ!」
「・・・」
「やるじゃないか。お前もグランセイザーなんだろう?」
「・・・」
タリアスがクロスボウパンチでギグファイターをぶっ飛ばすと、ボスキートも同じ
技を使った!
「俺と同じ技が使えるってことは、炎のトライブなのか?」
「・・・」
「無口も程々にしろよな。仲間なんだぞ、俺たちは」
「・・・」
無反応なボスキートは一時保留して、ルカちゃんの方へ行くタリアス。
「大丈夫か?怪我は?」
逃げようとするルカちゃんを、引き止めるタリアス。
「おい、ちょっと待てよ!」
「・・・」

未加ちゃんと剣ちゃんが戻ってきた。
「お姉ちゃん!あれ!あいつがボスキート・・・」

ボスキートは左腕に炎の弓を生じさせ、矢ではなく弓そのものを放った!
「危ない!」
ルカちゃんをかばって吹っ飛ぶタリアス!変身が解けた!
今度は本格的に、ルカちゃんを狙う!
だが炎は再び、生身の天馬によって阻止された!
「天馬!」
「天馬さん!!」
変身する二人!
ミトラスの、挨拶代わりのドロップキック!
「お前が蘭の言ってたボスキートね!」
「お前もグランセイザーなんだろう!」
「どうしてあんなことしたのよ!」
「・・・」
「話して解らない奴は、力で解らせるしかないわ!」

未加ちゃんも、ロギアと同じじゃないか・・・。
先週あれだけ非難してたのに・・・。

「剣、一緒に技を出して!」
「わかった!」
ブラントルネードと飛燕斬を同時に放つ!
ボスキートは、水流波(仮名)を放ち、炎の技を防ぐと同時に、水蒸気に紛れて姿
を消した。
ルカちゃんと天馬もいなくなっていた。

○ログハウス
売却物件を隠れ家にしているルカちゃん。
「この男が、グランセイザー・・・」
彼女は天馬を、ソファーに横たえた。
「そして・・・、我々の敵ボスキート・・・。
でも、この男は、私の命を救った・・・。
私は何を信じればいい?!」
天馬が意識を取り戻した。
「・・・無事だったんだ。・・・よかった・・・」
必死に起き上がろうとするが、だめだ・・・。
「お前は、もうすぐ死ぬ」

ルカちゃん、デリカシーが松坂以下・・・。

「・・・俺が、死ぬ?」
「私には判る。お前の命は、消えようとしている・・・」
「行かなきゃならないんだ」
「お前がグランセイザーだからか?」
「・・・そうだ」
「そんなに大事なのか、この星が?」
「あたりまえだ」
「しかし、お前たち人間は、星を汚し、人間同士で傷つけ合ってばかりいる」
「それでも俺は、この星の上で生きてる奴らが・・・好きなんだ・・・」
「お前は私を救ってくれた。その借りを返そう」
ルカちゃんはボスキートにしたように、天馬に光を注いだ。
そばの窓辺の鉢植えが、元気を取り戻す。
そして、ルカちゃんは倒れた・・・。

お前は命の貯金箱か?
「パタリロ」にこういう人がいましたね。同じ運命をたどるかな?

○堀口研究室
・・・病院へ連れて行かれたはずの博士と蘭ちゃんが、なぜか研究室に戻っている
?
そして、伝通院先生たち風の連中も来ている。
ナックルライザーで、未加ちゃんからの報告を聞く涼子さん。
水の技を使う13人目出現?
謎の女と共に、姿を消した天馬?
『天馬さんはひどい怪我を負ってる筈だよ』
『生身の体に、バーニングファルコンをもろに喰らったの』
「でもそれって、タリアスの技じゃないか?」
「炎のトライブの技も使えるってことね」
「もしかすると、他のトライブの力も兼ね備えているかも知れんな・・・」
謎の球体を回収した未加ちゃんたちは、天馬の捜索に。
ボスキートの追跡は、風のトライブが担当する。

生身にバーニングファルコンをもろに喰らって、何で即死しないんだ?
戦艦を設計する時は、自艦の持つ主砲に耐えられる装甲を付けるが(違)。

○兜村
実際は、東京都西多摩郡奥多摩町大丹波って所です。
ちなみに、HPはこちら。
http://nakaichiwaki.at.infoseek.co.jp/index.htm

先生の車でボスキートの捜索に向かう3人。
山間の農村に入っても、誰もいない・・・。
「みんなどこ行っちゃったんだろうねぇ?」
「分かれて捜索しよう」

秤谷は大きな屋敷に入っていった。
土間から声をかけてみたが、返事は無い。
ふと見ると、縁側に服と履物が置いてある。
それも、着ていた状態で、人の形に・・・。
門の外の、畑にも・・・。

涼子さんは「釜めし なかい」の看板を見つけ、行ってみた。
坂を上がったところで「!」物音に振り向くと、立派なニワトリ。
「はぁ〜。脅かさないでよ」
だが、ニワトリの先を見ると、子供の服や靴が不自然に脱ぎ散らかしてあった。
他に虫かごや、たも網も。

伝通院先生も、誰にも行き会わなかった。
どこへ行っても、服だけが落ちている。
「人だけが消えた・・・。そんなバカなことが・・・」
その時、バイクのエンジン音が聞こえた。
郵便配達のバイクだ。
「おい、君!!」
呼んでも聞こえないようなので、あとを追いかけてみる。

バイクは雑貨屋の前で停まった。
「こんにちわ〜、郵便で〜す」
「た、助けてくれー!!」
「?」
店の中では、男がボスキートに襲われていた!
顔と手首から、ボスキートの胸に吸い込まれていく男・・・。
「うわぁ〜〜!!」
驚いて逃げ出す郵便屋さん!
男を吸い尽くしたあと、ちゃぶ台の前に座ってるテレビをザッピングするボスキー
ト。
メトロン星人か、お前は?
テレビは懐かしいダイヤル式のチャンネルなのに、こいつ手を触れずに回してるし
・・・。
その上、どこのチャンネルも、風景しか映ってない・・・?
田舎なのに、VHFばかりだし?やたら局数が多いし。

「誰もいないわ」
「こっちもだ」
3人が橋の上に集合すると、さっきの郵便屋さんが走ってきた。
「助けて!!化けもんが、人間を!!」

こういうとき「人間」って表現するかなぁ・・・。

3人が彼の来た方へ向かおうとすると、郵便屋さんが涼子さんを引き止めた。
「行っちゃダメだ!今すぐ俺を連れて逃げてくれ!」
「そうは行かないの。ここに居て」
「行っちゃダメだって・・・」
絶望した郵便屋さんが振り向くと、ボスキートはそこにいた!!
叫ぶ間もなく、吸い取られる・・・。

ゴロっとヘルメットが転がる演出が、なかなか・・・。

3人が雑貨屋の前に着いた。
「ボスキート、そこにいるのは判っている」
「出て来なさい!」
「出て来いよ!」
「俺たちは敵じゃない」
意表をついて、店の脇から現れるボスキート。
「お前がボスキートか?」
「あなたもグランセイザーなの?」
「俺たちはグランセイザーだ」
いきなり叫び声を上げ、襲い掛かるボスキート!

なぜか不自然に、電柱によしずが立てかけてある。
看板でも隠してるのかな?

○ログハウス
ルカちゃんに命を分けてもらって、容態が落ち着いた天馬。
彼女のブレスレットに、ベルゼウスから通信が入った。
『グランセイザーはウォフマナフの敵だ。グランセイザーを抹殺しろ!
そしてお前の生命の全てを、ボスキートに与えるのだ!』
「しかし、奴は絶滅者です」
『私に逆らうのか!』
突然、ブレスレットから電撃!!
『お前はウォフマナフを、敵に回すつもりか?』
「・・・わかりました」
決意して天馬にブレスレットを向ける・・・。

○兜村
ボスキートと戦う風のトライブ。

絶滅者ボスキートが、ついに甦ってしまった。
果たしてグランセイザーは、ボスキートを倒すことができるのだろうか?
がんばれ天馬!ルカちゃんをたらしこめ!(違)

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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