【インド政府が「問題人物」と告発する人物からの平和賞】

「聖教新聞」は、この 「G・ラマチャンドラン賞」の受賞を「仏教発祥の地インドの平和賞」
との大見出しで一面トップで報じたが、「聖教新聞」の熱の入れ方とは裏腹に、インドでは
「G・ラマチャンドラン賞」など、まったくと言っていいほど知られていない。

知られていないどころか、「G・ラマチャンドラン賞」を制定、授与している「開発教育ナショ
ナルセンター」を主宰するN・ラダクリシユナン氏は、昭和五十七年にインド政府から「問題人物」
として告発を受けている、いわば〝いかがわしい人物″なのである。
昭和五十七年二月にインド政府がまとめた英文で五六ページにのぼる調査報告書には、ラダク
リシユナン氏がインド政府所有の財団である
ガンジー財団の名前を無断で使用し、ガンジー財団の便箋、封筒をもって、諸外国の有力者に
寄付を募る手紙を送り、
多額の金を集めて私腹を肥やす問題のある人物だと、厳しく指摘している。
さらにはラダクリシユナン氏は、「開発教育ナショナルセンター」以外にも二十種類ほどの諸
団体を主宰しており、寄付の見返りとしてせ賞を濫発する人物として、インドの有識者の間で
はよく知られた人物だというのである。

創価学会はこれ以後も、ラダクリシユナン氏を重用し、SGIインドの顧問的な存在に祭り上げる
ばかりか、「聖教新聞」が池田氏を宣揚する諸外国の知識人の特集記事を掲載する際には、
必ずといっていいほど登場させている。知らぬは学会員ばかりなりなのだが、まさに創価学会
〝御用達″のインド人、それがラダクリシュナン氏なのである。

池田大作の顕彰のカラクリ
http://otarunounga.hp.infoseek.co.jp/kunsyo02.htm