民主党の政策子ども手当てに対する与謝野の批判は、岡田に分があると思う。
 与謝野は、配偶者控除を廃止して、それを子ども手当てに回すのは、不公平だ、というものである。
 しかし、足りない財源をやくりくして、効率良く使うためには、優先順位と、それによるプラス、マイナスのバランスに配慮せねばならない。
 その角度から考えてみると、夫婦だけで、専業主婦の納税所帯のみが負担増になるが、全体では4%くらい、それに対して、この政策では1100万所帯が恩恵をうけることになる民主党案は、理に叶っており、この論争は岡田に分があるものと思う。
 村上新八