北朝鮮のミサイル問題についての安保理の決議は、中ロの反対で実現せず、米国も譲歩して「議長声明」に止まることに決着するのであろう。
 これについては、麻生と温家宝との直談判でも温家法は「6者協議への悪影響を避けるために北朝鮮を刺激しないほうがよい」と言うだけで、麻生は折れざるをえなかったのだ。
 それなら、せめて、「北朝鮮のロケット発射は国連決議違反であり、厳しい批難に値すること」「今後は絶対にロケット発射をやめること」「今回のロケット発射に対する制裁の加重は避けられないこと」この3点を「議長声明」に明記すべきである。
 それくらいしないと、「ならず者国家」北朝鮮を付け上がらせるだけで、その責任は一切中国が負うべきである。
 日本もそろそろ、防衛と正当防衛のための「攻撃型中距離ミサイル」と、その「移動型発射トレ−ラ−」を製作、配備する段階に来たようである。
 これは憲法違反にはならないと思う。
 村上新八