真木子です。

始まりました、『ゴーオンジャー』。
最初からとばしてますなー。脱力ポイントも満載ですが。
口調や言葉遣いが変な奴が多いのは、ジャン語で味をしめたかな?
主題歌は、なんだか懐かしい印象。
エンディングで踊るのは、すっかり恒例になりましたね。しかし、「前しか見
えない炎神戦隊」って・・・


キバは第4話、「夢想 f ワイルドブルー」
fで代用したけど、フォルテ記号です。

○2008年、紅家
夏川弁護士が訪ねてきたが、渡はすっかり落ち込んでいる。もっと調べようと
言う静香に、「もうやだ。これ以上父さんのことを悪く言われたくないもん」
思い出すのは、名護の姿。「父さん、あんな人だったらよかったのに」

その名護は、キバの出現を隠していたことで、嶋に文句を言う。人類の敵にな
る可能性があるなら早くつぶすべきだという主張に対し、嶋は許可を出さない。
「キバよりも、私のライダーシステムのほうが優れている」
言い捨てて去ろうとするのを呼び止めた嶋、「仲良くしてくれよ、麻生恵と」
「もちろんですよ。大好きです」

一人でマル・ダムールに来た渡、恵の姿を見て逃げ腰に。恵を避けながら、店
内をキョロキョロ。
「もし、悩みがあるんだったら、あたしが聞いてあげてもいいわよ」
だが、そこに名護が入ってくると、渡はまっすぐに駆け寄って挨拶し、さっそ
く相談。無視された恵は、「あたしと、彼、どっちを選ぶつもり?」訊くまで
もないと思いますが(^^;
「ちょっと!こんなに面倒みてるのにぃ」
「そのお姉さんも仲間に入れてあげたらどうかな。いじけるとめんどうなんだ、
その人」

山中で若者がモス・ファンガイアに襲われた。

恵を避けたのか?別の店で渡の話を聞いた名護。
「悩むより行動じゃないかな。お父さんが迷惑をかけた方たちのために、何が
できるかを考えなさい」
そう言って立ち上がったとき、支払いをしようとしている男が目に入った。
クレジットカードを受け取る男の手を掴んでねじりあげる。「いけませんね。
また偽造カードですか?」
男が立川裕二と呼ばれたのを聞いて、渡がファイルを開く。その間に名護は立
川のボタンを奪った。
反撃する立川。でっぷりした体格のわりに意外にいい動きで、思い出しました、
この人『ガイファード』の悟道だわ。
だが、とうとう叩きのめされた。
「生まれ変わりなさい。新しい人生を歩みなさい」
そこに渡が近づく。「あの、すみません。もしかして、紅音也という名前に心
当たりが・・・」
回想――
中華料理店での35万円の飲食代を、またバイオリンでごまかす音也。前と違う
のは、立川がその演奏に惚れ込み、コンサートを開かせようとしたこと。
そして音也はコンサートをすっぽかし、立川は破滅。詐欺師になるしかなかっ
た・・・
またまた土下座して額を打ちつける渡。

○1986年、回想場面の続き。
なぜか店で働いてる(ここに来ると知ってたのか?)ゆりに、しつこく声をか
ける音也。顔面にぐーパンチを受けてダウン。
「ばーか」ますますハナちゃんに似てきたぞ。

音也はおなじみの風呂で、「女に殴られるのも、悪くはない。・・・痛ぇ」

○2008年、同じ風呂でぼやいている渡。
「わかってるよ。僕は、自分にできることをやる」

というわけで、被害者の男たちの仕事を代わってあげたり。
そこに来た恵、渡にはそんな義務はないと呼びかける。
一方、名護も来て、これは彼の気持ちの問題なんだからと、手伝いを続けさせ
た。
見送った恵は名護に、「さぞ気持ちがいいでしょうね」
「なんのことかな」
「知ってるわ。あなたは弱い者が必要なのよ。弱い者の面倒を見るとこで、自
分が上に立てるからね。あ〜、気持ち悪い」

深夜の道路工事現場で働く渡。
静香が、被害者の男たちにその姿を見せて、嘆願する。

父のバイオリンを弾く渡。
『父さん・・・会いたい。ねえ教えて、父さん。ほんとはどんな人だったの?』

○1986年。
ゆりが嶋に報告書を渡す。
「なるほど。想像以上に面白い男だな」
組織に加えるという案は、没。

○2008年。
被害者たちは、渡を許すと夏川に告げた。渡に罪はない、欲に流された自分た
ちにも責任があったのだし・・・
「甘いな。私は許さない。決して」
夏川はモス・ファンガイアに変化して、男たちの生気を吸い取った。

バイオリンが反応し、現場に駆けつけた渡。
ファンガイアの目の前で変身。隠す気はないのね。ファンガイアのほうも驚い
てないし。
戦って殴り倒されたファンガイアは、夏川の姿に。渡も変身を解く。
「夏川さん・・・どうして」
「紅音也は、一つだけいいことをした」
温室の花のために、バイオリンを弾いていた音也。花を咲かせたってこと?
「私は、彼を愛した」
だが、音也にとっては、声をかけては捨てた女の一人にすぎなかった。もしか
して、偶然通ったんじゃなくて、声をかけてほしくて近づいたのかしら?
「私は、花にはなれなかった。許せなかった、私の前で立ち止まらなかった、
紅音也を」
ふたたび変化。一方的に殴られる渡に、キバットがくっついてふたたび変身さ
せるが、やっぱりやられっぱなし。
「まったく、なにやってんだ!」
手を借りずに青いフエッスル(これもふざけた名前だ)をくわえたキバット、
「ガルル・セイバー!!」

お屋敷竜、発進。
「娑婆の空気でも吸いに行くか」2話で出てきたのに前回は出番がなかったザン
キ(字幕だと「次狼」と書いてあったような)が、笛を聞いて立ち上がる。
床に線を一本引いてから、遠吠えと共に変なトロフィーみたいな物体(そう見
えたんだもん(^^;)に変化し、竜の口から飛んでいく。
それをキバが掴むと、剣に変形し、キバは青く変化する。
唸り合い、にらみ合う、キバとファンガイア。
剣戟の後、距離をとると、剣についている狼の顔から音波攻撃。
「今だ、キバ!」
キバットの呼びかけに、剣を噛ませる。
「ガルル・バイト!」何でも名前を付けりゃいいってもんじゃないでしょ(^^;
満月の草原で、剣をくわえて無意味にポーズをとってから、走り出して高々と
ジャンプ、一気に叩き切る!
青空が戻ると、お屋敷竜がファンガイアの魂を食って去っていった。

渡はバイオリンを弾き続ける。
思い浮かべるのは、花のためにバイオリンを弾いていたという音也。
『聞こえるよ、父さん。父さんの音が、父さんの心が・・・』

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp