スカイガールズ 第8話
携帯@です。
スカイガールズ第8話「温泉へ行こう!」について雑感など。
^L
●全体を通して
タイトル通りの温泉話です。と同時に、ワームと戦うということを知らされて、動
揺する音羽達…ということですが、一番動揺したのが可憐で無くて音羽だというのは
意外でした。…で、自分達が先の大戦で父親を亡くした、母子を守るために、今戦う
力を持つ自分達が戦うのだ…ということで、覚悟を決め直すのが、この作品では何時
もの事ながら速っ。
それはともかく、月夜の下での入浴シーンと(含七恵の一人入浴シーン)は、中々
良い作画でした(お約束)。
●ご招待
音羽「美人スカイガールズ湯煙温泉ツアー」
可憐「何ですか、それは」
瑛花「な、何馬鹿なこと言ってるの。第一、そんな理由で休暇取るなんて、冬后中佐
が許可する訳ないでしょ?」
音羽「う〜でもでも〜」
先日救助した丹沢地区の母娘を初めとした皆さんから、お礼と温泉のご招待の手紙
と絵画を送られた音羽達。温泉と聞いて音羽は、早速お休みを取り温泉に出かけよう
と妄想するのですが……。
三人が温泉に入る妄想している音羽がナイスです。
災害の状況は判っているだろうに、そのことも考えずに早速出かけようとしている
のが何とも。まさか、直ぐにでも来るとは、先方も思ってはいなかったでしょうし。
ところで、紙は貴重なものじゃ無かったっけ?
●昇進
幹部「本日付を以て、横須賀基地所属のソニックダイバー隊は、第18特殊空挺師団
に配属されることとなった。なお、それに伴い、冬后蒼也中佐は大佐に昇進、
引き続き、ソニックダイバー隊の指揮官を命じる」
本部に呼び出され、ソニックダイバー隊が正式に部隊に組み入れられること、大佐
への昇進と部隊指揮官への任命を告げられた冬后。
きちんと制服着て敬礼していると、まるで本当の軍人みたいです。
●こう言う時だけ軍人らしく
音羽「ですから、休暇をお願い致したく、よろしくであります。冬后中佐」
冬后「こういう時だけ中佐かよ」
音羽「駄目…ですか?」
瑛花「だから言ったでしょ。こんなの許可してくれる訳無いって」
冬后「良し。許可する」
三人「は?}
冬后「だから休暇を認めるって言ってるんだ」
追浜基地に戻って来た冬后の前に現れた音羽、可憐、瑛花。
音羽は、「直訴」と書かれたクリップ止めの書類を突き出す。
その中は、「スカイガールズ 湯けむり温泉ツアー」の企画書。
こういう時だけ敬礼して、冬后「中佐」にお願いする音羽達。
意外にも、冬后は休暇の申請をあっさりと受諾。
ただし、自分が一緒に行くことという条件をつけて。
自分も温泉に行きたいだけと呆れる可憐達。
音羽、温泉の妄想に、冬后が混浴で入っているシーンを想像しているのが何とも。
そして、企画書に「ぷらすオッサン一人」と付け加えているのも律儀。
丹沢程度であれば、一泊二日で行けるのだから、土日で行こうという話にはならな
いのでしょうか。やっぱり、月月火水木金金で働いているように見えます。
●流石に緋月少尉でも
緋月「判りました。それでは、本部に届けを出しておきます」
冬后「嫌味の一つ位出ると思ってたんだがな」
緋月「ま、今後は休暇どころか、外出もままならなくなりますから」
緋月少尉に休暇届を出しに来た冬后。冬后の方が立場上なんだから、緋月少尉の許
可も無いとは想いますが、緋月はあっさりと許可。確かに、これから特務艦で海に出
ると聞けば、それも無理はありませんな。
●ツアー参加者は更に増加
音羽「でね、やっぱり温泉入った後は、コーヒー牛乳だよね」
可憐「どんなお料理が出るんでしょうね」
瑛花「温泉。何年振りかな」
(中略)
瑛花「大戸さん、ここを空にする気ですか?」
大戸「ま、偶には良いじゃねぇか。それに、どうせその内、空になっちまう」
余計な参加者が増えたとはいえ、今から温泉が楽しそうな音羽達。
温泉の後はコーヒー牛乳って、それは銭湯でしょう。
どんなお料理が…って、可憐も未だ災害から復旧していないとは考えないんですな。
その話を聞きつけた大戸は、音羽達が休暇を取ったと知ると、僚平達にも特別休暇
を与え、温泉に行くように言う。
人が増える度に一々妄想している音羽。企画書まで律儀に書き直さなくても。
基地を空にする気かと言われ、その内空になっちまうと呟く大戸。この人もどうや
ら、攻龍の話を聞いている模様。
●残る爪痕
娘「ようこそ。スパイガールズ」
音羽「スカイガールズ」
僚平の運転する車で丹沢に向かうスカイガールズ他ご一行様。
各所で山が抉れていたり、クレーター跡が湖となっていたりと、ワームとの戦いの
爪痕は、こんな田舎にも。嵐子、車酔いする体質なのか。
到着してみると、ロッジの近くまで土砂崩れが迫っているという状況。
寝場所と、温泉だけは無事ということで、お世話になることにした音羽達。
娘さんの「ようこそ、スパイガールズ」と、スカイガールズのことを間違える繰り
返しのギャグがこの後出て来ます。
音羽の台詞から、予約はきちんとしているようですが、まだ災害の後片づけが済ん
でいないのにそれを受けてしまい、来てから「すいません」は無いような気が。
音羽達が泊まることになったロッジは埃が溜まっていて、要するに大分長いこと使
われていなかったんですね。
釣り竿を持って渓流釣りに出かけてしまった冬后。誰も相手にしていない所をみる
と、普段から釣果は殆ど無かったんでしょうね。
くじで仕事を分担した音羽達。たくみと可憐が二人で食事当番なのは、まぁお約束
ですな。
その頃、お留守番の七恵は残業中。温泉、楽しんでるかなという七恵。
同じ仕事のたくみも旅行に参加しているのだから、七恵も参加出来た筈。残って仕
事をしているのって、やっぱり温泉は恥ずかしいのかな?
●その手つきが怖い
たくみ「機械いじりが好きで、追浜基地で働くことにしたんだけど、将来は、母のや
っている食堂を手伝いたいと思ってるんだ」
可憐「お母様の…」
たくみ「うん。母の作った料理を食べて、喜ぶ人達の顔が忘れられなくってね。僕も
いつか、あんな風に人を喜ばせるような料理を作りたいんだ。まだまだ半人
前だけどね。ハハハ…」
可憐「ううん。とっても素敵だと思います」
たくみと二人でカレー作りの準備をしている可憐。
男性が苦手だからというよりは、たくみのことを意識しての可憐の手つきが怖すぎ
ます。
たくみは機械好きだから、追浜基地で働くことにしたらしい。もっとも、整備班で
無いので機械を直接弄る機会は無いですが…。
●何かあると直ぐに犯人
音羽「そっか。頑張ってね」
娘「うん。又ね。相撲ガールズ」
音羽「スカイガールズ」
掃除を済ませた音羽、嵐子、晴子は温泉へ。
露天風呂は綺麗。でも、竹製の仕切りが不安…。あまりにもベタ過ぎる伏線ですが。
こっそり入浴しようと、服を脱ぎかけた時の物音に、僚平だと決めつける音羽。ひ、
酷すぎる。
しかし、物音は花を摘みに行っていた母娘。
……で、今度は相撲ガールズですか(汗)。
●動揺する音羽
音羽「嘘つき」
冬后「あ」
音羽「嘘つき。ワームと戦うなんて、私は聞いて無い。こんなの酷いよ!」
可憐「音羽さん」
音羽「可憐ちゃんも、瑛花さんも言ってやってよ! こんなのずるいよね! 勝手に
決めるなんて」
瑛花「命令であれば、私はそれに従います」
音羽「瑛花さん」
瑛花「軍属である以上、命令に従うのは当然よ」
音羽「でも…」
瑛花「音羽!」
音羽「あ…。ワームと戦うなんて、私は聞いてなかった。そんなことの為に、私はこ
こに来たんじゃない!」
夕食の準備が出来上がった頃になっても渓流釣りから戻って来ない冬后を呼びに行
った音羽達。
釣りをしながらも、音羽達にこれからのことについてどう説明すれば良いのかを悩
んでいた冬后。
呼びに来た音羽達に、もうすぐ大物をと誤魔化すものの、瑛花は冬后と大戸の様子
から、何かを隠していると追求。
冬后は、本当は休暇が終わってから話すつもりだったソニックダイバー隊が正式に
対ワーム戦のための特務部隊に配属され、ワーム殲滅のために特務艦攻龍に配属とな
ることをワームが復活したという事実と共に話すのだった。
三人の中で、最初に聞いていた話と異なりワームと戦わなくてはならないという事
実に音羽は激しく動揺。その場から走り去ってしまう。
軍人である瑛花が覚悟を最初から決めているのはともかく、戦うことに一番動揺し
たのが、剣術使いで戦うことを恐れなさそうな音羽だというのは意外な展開。一番動
揺しそうな可憐が割と冷静だったことも意外でしたが。
●もっと肝心な事があるとは言え…
冬后「すまなかった。本来なら、指揮官である俺がびしっと言わなきゃならなかった
が…」
瑛花「いえ」
冬后「俺も薄々気づいてたんだ。けど、止められなかった。全ては俺の責任だ。すま
ん」
瑛花「何を言うのですか!」
冬后「う…」
瑛花「私は既に、命を預ける覚悟は出来ています。今更そんな弱気なことを言わない
で下さい」
冬后「そうだな…。済まない。全くその通りだ。今のは忘れてくれ」
瑛花「ご命令であれば、忘れます」
音羽のことを追いかけた可憐。二人きりとなったところで、瑛花に自分が音羽に強
く言えなかったことを謝る冬后。
17歳の女の子に命を預ける覚悟を語らせ、逆に叱咤されてしまう冬后大佐…。
ところで、旅行に行く前に「中佐」と呼びかけられていたのに、自分が大佐に昇進
したことは言ってなかったんですね>大佐殿。
……と真剣な話をした後で、釣果が坊主だったと謝る冬后。そっちの方が大佐にと
っては大事なのかも。
●先に知っていた整備班
音羽「だったら、どうしてそんな平気な顔でいられるの!? 訓練やパフォーマンスじ
ゃない。ワームと戦うんだよ?」
晴子「それは…そやけど」
嵐子「なぁ」
娘「あ、スーパーガールズ!」
音羽「あ…。スカイガールズ。あ?」
座り込んでいる音羽を追いかけ、声をかけた可憐。
音羽は、可憐も瑛花も何故何も言わないのかと言い、涙を浮かべる。
夕食後、遼平達整備班が特務部隊の話を知っており、一緒に特務艦攻龍に配属され
ることを聞かされた音羽は、どうして平気な顔でいられるのかと言うのだが。
そんな時、母娘が又現れる。
……で、今度はスーパーガールズですか。
●今できることを精一杯
僚平「きっと、俺は、こんな人達を守りたいんだと思う」
音羽「僚平」
嵐子「せやな。うちらかて、戦いたいって訳やない」
晴子「けど、うちらには、やれることがある」
たくみ「今できることを精一杯やる。それが、一番大切なんじゃないかな」
音羽「今、出来ること…」
僚平「コホン。ついでに言うと、今回の件は冬后さんも最近まで知らされて無かった
らしい」
音羽、可憐「え!?」
音羽「そうなの?」
僚平「ああ。だから、あんま責めると可哀想だぜ」
音羽達の前に現れた母娘は、昼間摘んだ花を持って墓参りに行く途中だった。
墓は娘の父親のもの。ワームとの大戦で亡くなっていたのだった。
こんな人達を守りたいと思うという僚平。
みんなも戦いたいという訳では無いが、今やれることを今やる。
みんなの想いを知り、そして冬后大佐もこのことを最近まで知らなかったことを音
羽は知る。
●温泉ではタオルを使わないのが常識
音羽「さっきは、ごめんなさい。私だけ、我が儘言って」
瑛花「良いのよ。優柔不断な上官にも、責任があるんだし」
瑛花「とにかく、今やれることを精一杯やりましょう」
探しに来た冬后に迎えられ、温泉に浸かる音羽達。
瑛花に、我が儘を言ったことを謝る音羽。
流石本作品と言いますか、どんなお悩みも5分で解決(笑)。命がかかっているの
に、それで良いんでしょうか。
それは兎も角、女性陣が誰もタオルで身体を隠していないのが偉いですな。
肝心なところはしっかり隠れた作画ではありますが。
「よーし、頑張るぞ〜」と、音羽が立ち上がるのですが、瑛花の前で裸を思いっき
り晒していることに。瑛花のブラ如きで慌てていた音羽とは思えません。
……で、勢い余って仕切りを倒してしまうのはお約束ですな。
いや、定番だと覗こうとしていた男共が仕切りを倒してしまうのか。
男性陣には全く責任が無いのに、一方的に変態扱いされてしまう遼平達が哀れすぎ
ます。
ラストシーン。七恵の一人入浴シーンで〆ですか。やっぱり、胸が大きいなぁ…。
「次は、絶対行きましょうね」なんか、こんな台詞を聞くと死亡フラグにも見えてし
まいますが……。
●次回予告
瑛花「ワームと戦う使命を背負うことになった、私達、ソニックダイバー隊。戦闘の
ための特別訓練に明け暮れる中、ついにワーム撃滅指令が下った。次回、デル
タロック」
では、また。
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