"東風" <sanny411@d1.dion.ne.jp> wrote in message 
news:MbGhi.36$qK.18@news6.dion.ne.jp...
>  アメリカ人から視れば日本人は決して投降しない、死ぬまで戦う人種と思われていたのだろう。 この考え方は防御よりも攻撃力を重視した航空機や、後半の神風特攻隊や挺身隊思想に現れている。

確かに硫黄島や沖縄での日本人の戦いぶりを見たら通常のやり方では容易に降伏しないだろうと
考えるのは自然です。ショック療法として原爆でもやらない限り降伏しないだろうと考えたんでしょう。

日本人ってのは昔から

 ”痛い目に遭うまで行動を改めない”

という点では現在でも一貫してます。

これだけ失態が続いているにも関わらず自民党政権を支持し続ける国民ですから。(笑) 


だからといって、防衛大臣という立場で”原爆はやむをえなかった”と捉えられるようなことを
言ってしまったら、日本政府の立場を考えたらまずいとしか言いようがないですね。

大臣たるものその言葉がどう独り歩きするかまで考えて発言しないと、どんなとんでもない
自体に発展するかもわからないわけですから、発言は慎重にしてもらいたいものです。 


久間氏はそんなに悪い人ではないと思いますが、今までの発言を見る限りでは
かなり軽率な人ですよね。マスコミが虎視眈々と手薬煉引いているときに彼らに
餌をやるようなことをわざわざ言うってのも脇が甘い感じがします。

この人はアメリカにへつらって”原爆はやむをえない”と言ってるわけじゃないですよね?

要は当時の日本人の状況とソ連の南下を前にアメリカが焦ってやってしまったと解釈
しているわけでしょ。それはそうじゃないの。間違ってないですね。

我々日本人の側にも原爆を落とされてしまうような脇の甘いところがあったわけで
当時の戦争指導部がアメリカ側ときちんと停戦交渉をやってればこんなことには
ならなかったんじゃないの?

状況があまりにも悪いにも関わらず玉砕などという選択をしようとしていた
当時の戦争指導部の対応が原爆のような最終兵器の使用を呼び寄せて
しまったことこそ反省すべきです。

だからと言ってアメリカによる市民に対する無差別爆撃等を肯定するわけでは
ありません。厳しく糾弾すべきです。しかし、当時の戦争指導部の失態が招いた
一面もあるのだからそれは真摯に反省すべきだと思います。

市民は悪くありません。悪いのは当時の戦争指導部です。