米下院外交委員会は18日、慰安婦問題で、日本政府に対して、首相の公式謝罪を求めた決議案を26日に採決する日程を決めた。
 民主党多数だから本会議でも可決されるであろう。
 この決議案提出は一旦は、引っ込める方向に収まりかけたのだが、そのム−ドを一転させたのが、「慰安婦強制の証拠はなかった」という、日本の国会議員有志による米紙に掲載された意見広告だった。それによって、この決議案には必ずしも賛成でなかった議員まで、賛成する決意を固めさせてしまったのだという。
 素直に過ちを認め、謝罪すれば大目に見るが、下手な弁解などすると、容赦なく攻撃してくるのがアメリカ人気質なのだ。
 意見広告を出した有志議員は、それを知らずに、日本人の名誉のためだと短絡してやったものであろうが、「やぶ蛇」もいいとこであった。
 こんな外交センスでは、日本が世界のリ−ダ−の一員になろうなどチャンチャラ可笑しい。その元凶となった大バカは安倍普三だ。
 村上新八