この種の記事を眺めるたびに(いつもはSubjectだけ)、どうにもならな
い地域間格差を痛感します。P2Pが流行るわけだ。

In article <Fky1i.3$1P4.1@news7.dion.ne.jp>,
hidero@po.iijnet.or.jp says...
>事前情報を入れずに驚きたい方は、この先は読まない方が幸せです。
# 「地球へ」のフィシスの髪の色の件。

原作を昔読んだっきりで、旧アニメは見ていない、現在放送中のやつも
途中の1話くらいを見ただけの私。

>OPにもそれらしきカットがあるので、恐らく変更しては来ないであろう
>重大な秘密があって、それが判った時に“成程、だからか”となる
>ネタが1つスポイルされてしまうんですよ、黒髪じゃないと。

たぶん、最後のほうで明かされるあのネタだと思うんですが、考えてみ
ると原作のフィシスにしてからが黒髪じゃなかったような気もします。
まあ、細かい設定は覚えてませんが、とりあえず絵柄的には。
# たぶん、「虎よ!虎よ!」のアルビノのお嬢様がモデル(容姿だけ)じゃ
# ないかとにらんでいるので、その意味でも黒髪は似合わない。

あと、設定上の整合性とかそゆことを考えても、別に黒髪じゃなければ
いけないこともないのではないかと。組み合わせの問題もありますし。

さて。
話は変わりますが、以前、光瀬龍の作品についてネットを検索してて、
「地球へ」後に竹宮・光瀬コンビで描かれた(ことになっている)「アン
ドロメダ・ストーリーズ」という作品のことを知りました(表記上は、
原作・光瀬、絵・竹宮)。

んで、某サイトの解説によると、その大雑把な構造は竹宮氏の代表作の
ひとつ「ファラオの墓」とよく似てるんだそうで。
それから古本で「アンドロメダ」を途中まで読んでみたところ、なんか
「地球へ」とも似てるんですな。
体制側と反体制側の2人の主人公がいて、どちらも決して悪というわけ
ではなく、でも戦わずにはいられなくて、とかそんなとこ。
ライフワーク的なテーマっつーか、持ちネタみたいなもんなんでしょう
か(物語の後半になって出てくるあたり)。
# 「ファラオ」はまったく読んでないけど。

全体のベースが「スラン」ってのは一目瞭然なわけですが、体制側の状
況というかキースのありようが「火の鳥」未来編のロックに似ているこ
とは、最近になって気がつきました。
どっちも「地球へ」のほうを先に読んじゃったんだけど、だからって別
にネタバレになるわけじゃないので、あまり気にはなりませんでした。
ただ、「エイリアン」を訴えて勝ったヴァン・ヴォクトだけに、事情が
知れたら「地球へ」も危ないかな、という気はしています。
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AMAUMA