猫間です。2007年春新番組個人評価です。
例によって5段階評価です。

番組リストは芳賀さんのTVアニメ新番組案内やアニメ誌・公式サイト等を参考に、
地上波(在京キー局)及びBSの放送曜日順に並べました。
UHF・CS等は後ろにまとめています。


<日曜日>

◆天元突破グレンラガン                      (日 8:30 テレ東、水19:00 BSJapan)
客観的評価/5  主観的評価/5

カミナの兄貴っぷりに惚れました(笑)
ドリルにこだわった台詞回しがステキ過ぎて涙が出てきそうです。
作画も演出も今期随一の正統派熱血ロボットアニメ。
この調子で最後まで突き進んで欲しいですね。
スナイパーヨーコの際どいアングルもグッジョブ。


◆ゲゲゲの鬼太郎                            (日 9:00 フジ)
客観的評価/3  主観的評価/3+

(ねこ娘を除いて)特に現代風のアレンジはしていない様子。むしろ懐古的な雰囲気。
ねこ娘が思いのほか可愛かったので視聴は続けようと思います。


◆おねがいマイメロディ すっきり♪           (日 9:30 テレ東)
客観的評価/3  主観的評価/3

15分に縮小されてしまったアニメには良い思い出がないのですけれど、今のところギャグの
キレは鈍っていないようです。
しかし、柊サマが登場しないと物足りないのは自分だけでしょうか……。


◆ロビーとケロビー                          (日 9:30 テレ東)

興味対象外のためノーコメント。


◆ハヤテのごとく!                          (日10:00 テレ東、木19:30 BSJapan)
客観的評価/5- 主観的評価/5

原作既読。アニメでもギリギリなパロディネタ盛り沢山で満足しています(笑)
個人的には若本皇帝陛下のナレーションにも大笑いなのですが、うざったいという意見も
確かに一理あるかも知れません。


◆ヒロイック・エイジ                        (日25:30 テレ東)
客観的評価/4+ 主観的評価/5-

どこかファンタジーのような雰囲気を併せ持った、不思議なSF作品。
今回は『蒼穹のファフナー』スタッフに最初から冲方丁さんが加わって死角なし。
元々SFは好きですし、コメディ色もあって、色々と楽しめそうです。


◆瀬戸の花嫁                                (日26:00 テレ東)
客観的評価/4  主観的評価/4+

秘密を知ってしまい強制的に婚約させられるというプロットは特段珍しくありませんが、
人魚+極道という二つの設定を組み合わせたのは面白い。
ラブコメの雰囲気も良い感じですし、何より、ちょっと照れている燦ちゃんが可愛い。
「ファーストキスの人」には大笑い。


<月曜日>

◆ミュータント・タートルズ                  (月18:00 テレ東)
客観的評価/2  主観的評価/2+

懐かしさで第一話は視聴しましたが継続視聴はしない方向で。
ストーリーが大味だなぁ(苦笑)


◆桃華月憚                                  (月25:30 BS朝日)
客観的評価/?  主観的評価/?

評価不能です(汗)
作画は良いので切るに切れません。


◆エル・カザド                              (月25:30 テレ東)
客観的評価/4  主観的評価/4-

『NOIR』『MADLAX』と共に、真下監督の美少女ガンアクション三部作、らしいです。
ガンアクションが減ってコメディ色が強くなっているようですが (^^ゞ
主役コンビの他に癖のありそうな脇役も豊富なので、一筋縄ではいかない物語になるはず。
『NOIR』や『MADLAX』は好きな方だったので、この作品もたぶん面白くなるだろうと期待して
継続視聴するつもりです。


<火曜日>

◆キスダム -ENGAGE planet-                  (火25:00 テレ東)
客観的評価/4+ 主観的評価/4+

タイトルに騙された人は多いんじゃないでしょうか?(苦笑)
水着姿でうろちょろしている娘さんもいますけれど、基本的にはハードな物語らしい。
今のところ謎だらけで物語の終着点が見えてきませんが、この類の謎は嫌いじゃないです。
ところで、シャワーシーンにガッカリしたのは自分だけではないはずだ。
#男かよっ!


◆CLAYMORE                                  (火25:26 日テレ)
客観的評価/4  主観的評価/4

中世風の世界で魔物退治していくバトルヒロインの物語、かな?
絵柄はともかく作画は良好で、中世の雰囲気も良く出ているように感じます。
どうせなら身体に不釣合いなほど巨大な剣を振り回すくらいのインパクトが欲しかったところ
ですが、それだとモロに『ベルセルク』になってしまうので駄目か。
#大きな武器を振り回すヒロインって好きなんですよ。剣でも銃でも。


◆OverDrive                                 (火25:30 テレ東)
客観的評価/3  主観的評価/3-

いじめられっ子がスポーツを通じて変わっていく、良くあるパターンっぽい。
主人公の妄想力はナイスですが、積極的には視聴しないことにします。


◆神曲奏界ポリフォニカ                      (火28:15 TBS)
客観的評価/3+ 主観的評価/4

精霊が普通に存在する世界で、ちょっとした事件を解決していく話なのかな?
作画が緩いのが気になりますが世界観は良さげな雰囲気。継続視聴します。
できればコーティが変身しないままの話を希望。育っちゃ駄目だ。


<水曜日>

◆ながされて藍蘭島                          (水25:20 テレ東)
客観的評価/4+ 主観的評価/4

これぞハーレムアニメだ!と言わんばかりの作品ですね。
いや、それも嫌いではありませんが (^^ゞ
お色気はもちろんコメディも楽しめそう。深く考えず気楽に見ていこうと思います。


◆機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ     (水25:50 テレ東)
客観的評価/3- 主観的評価/3

一瞬、それなんてガンダムファイト?と思ったのですが、真正面からぶつかり合うような、
熱いロボットバトルに期待してはいけなかったようです。
また、各国のロボットのデザインを別の人が担当しているらしく、統一感がないのは狙った
演出なのだろうと思いますが、あまりにもまとまりがなさ過ぎます。
過去のロボットアニメのパッチワークのような展開だけでは終わらないものと思いたい。
あと、エンディングの映像だけ別作品ですね。何故そっちのキャラデザを本編で使わない?
#2012年12月22日という日付に、マヤ暦かよっ!と思ったのは自分だけかな?


<木曜日>

◆爆丸 バトルブローラーズ                   (木17:30 テレ東、水19:30 BSJapan)
客観的評価/3  主観的評価/3

この手のアニメには食傷気味だったので切り捨てる予定だったのですが、メインキャラの
男女比が同じ(男3人+女3人)という点が気に入りました。
玩具に閉じ込められた竜の場違いな口調には思わず苦笑い。


◆鋼鉄神ジーグ                              (木23:30 WOWOWスクランブル枠)

視聴不可のためパス。


◆おおきく振りかぶって                      (木25:25 TBS、木24:30 BS-i)
客観的評価/4+ 主観的評価/4+

正直言うと野球には余り興味が湧かないのですが、これは面白かった。
一球一球の駆け引きが見事で、ついつい引き込まれてしまいました。


◆怪物王女                                  (木25:55 TBS、木25:00 BS-i)
客観的評価/4- 主観的評価/4-

てっきり吸血鬼モノかと思っていたのですが、吸血鬼の王女ではないらしい。
雰囲気はそんな感じですけどね。
姫の性格が掴みきれていないので「ふふん」という口癖が鼻についてしまうのはまだ良いとして、
家政婦の姉が巨乳のためメイド服が似合っていないのが非常に残念。
EDのようなエキセントリックな演出は好きなんですけどね。


◆鋼鉄三国志                                (木26:15 テレ東)
客観的評価/3  主観的評価/3

これは……腐女子向けだったのかな? 女性キャラも登場するみたいですけど。
なんとなく話に入り込めなかったので視聴は切る予定。


<金曜日>

◆かみちゃまかりん                          (金17:30 テレ東、火19:00 BSJapan)
客観的評価/4- 主観的評価/4-

女児向けアニメなのかなー……と思っていたら、OPがALI PROJECTで驚きました。
絵柄が可愛いけれど、物語は暗く重くなりそうな予感。
とはいえ、花鈴の性格とコメディ調の演出のおかげで憂鬱な雰囲気にはならないでしょうね。


◆DARKER THAN BLACK 黒の契約者              (金25:55 TBS)
客観的評価/4+ 主観的評価/4+

主人公が正義の味方でないことは分かりましたが、別人を演じる彼が内心で何を考えているのか、
台詞どころか表情からも全く読み取れないので、ちょっと取っ付き辛いですね。
わざとそういう演出にしているのだろうとは思いますが。
たぶん、序盤は契約者の起こす事件のエピソードを重ねながら徐々にキャラクターを描いていき、
終盤には壁の向こうにあるというヘルズゲートの謎が明かされるストーリー構成なのでしょうね。
契約者が能力を使う対価が人間の常識では理解できない行動というのも面白い。
物質交換型テレポーテーションで心臓抜きなど、鮮血描写に遠慮が無いのは良くやった。


◆ロミオ×ジュリエット                      (金26:25 TBS)
客観的評価/4+ 主観的評価/4+

シェークスピアの『ロミオとジュリエット』が原案。原作ではなく原案。
そりゃあ確かに、普通にアニメ化したんじゃ無難過ぎて面白くないわけですが、まさか男装した
ジュリエットが街で正義の味方をやっているとは思わなかったよ(笑)
舞台が空中大陸だとか、ロミオがペガサスに乗っていることより、そっちの方に驚きました。
ロミオがジュリエットの男装を知らないなど、色々と面白い物語になりそうです。
目下の懸念材料は、結末が原案通りの悲劇で終わるのか否か。
待っているのが悲劇だと分かっているとコメディも素直に楽しめないもので……。


<土曜日>

◆風の少女エミリー                          (土 7:25 NHK教育)
客観的評価/3- 主観的評価/3-

うーん……。悪くはないんですけどね。
薄幸の少女は、今は『レ・ミゼラブル 少女コゼット』で充分かな。


◆精霊の守り人                              (土 8:06 NHKBS2)
客観的評価/4  主観的評価/4

戦うヒロインは昨今珍しくありませんが、もう若くないと自嘲するような姐さんが主役という
アニメは珍しいですね。
上辺だけではない彼女の風格には惚れ惚れしました。
他のアニメとは一味違った物語が見られそうです。


◆ブルードラゴン                            (土 9:00 テレ東、金18:30 BSJapan)
客観的評価/3  主観的評価/3-

ありがちな設定で真新しさが感じられませんでした。
これくらい単純な方が、低年齢向けアニメとしては正しいのですが……。
鳥山明さんの相変わらずのキャラデザインは、女の子は可愛らしくて好きです。


◆ラブ★コン                                (土17:30 TBS)
客観的評価/?  主観的評価/4-

最初から最後まで漫才でもしているようなノリで、聞いているだけで楽しいです。
関西弁の細かいアクセントは良く分からないのですが、自分は特に気になりませんでした。


◆地球へ…                                  (土18:00 TBS)
客観的評価/4  主観的評価/4+

話が丁寧に作られていて好印象。
ジョミーの日常をしっかりと描いていたので、いざ記憶を消されそうになる場面の思い入れが
深まりました。
それにしても、とても原作が30年前のものと思えないですね。
昔の作品なのに古臭さを感じさせないのは見事です。


◆電脳コイル                                (土18:30 NHK教育)

未スタートのため評価保留。


◆REIDEEN                                   (土19:00 WOWOWスクランブル枠)
◆MOONLIGHT MILE                            (土25:00 WOWOWスクランブル枠)

視聴不可のためパス。
#1話のみ視聴できた『MOONLIGHT MILE』は、なかなかの出来だったと記憶しています。


◆スカルマン                                (土 深夜 フジ)

未スタートのため評価保留。


<帯番組>

◆ゼロ デュエル・マスターズ                 (月〜金 6:45 テレ東)

おはスタ内のショートアニメ。
帯番組で、しかも実写パートを飛ばして見るのが煩わしいのでパスします。


<UHF・CS・ネット配信・他>

◆ケータイ少女
客観的評価/3  主観的評価/3+

ネット配信されているショートアニメ。
キャラに独自性が感じられないものの、1話5分足らず(OP/EDを除く)では深いところまで
描きようがないので、これは仕方ないですね。
軽快な作風やキャラデザは好みなので見続けるつもりです。


◆アイドルマスター XENOGLOSSIA
客観的評価/?  主観的評価/5

これは良いな。
元々の『THE IDOLM@STER』(原作ではなく原案と書かれていますね)は、映像を見たことが
あるだけで未体験ですけれど、知らなくても充分に楽しめます。
むしろ知らない方が楽しめるのかも知れませんが(汗)
アイドル育成物語が、崩壊した月の破片が降ってくる世界で隕石を破砕する巨大ロボットの
パイロットになるストーリーに改変された……かと思いきや、何か別の敵対組織との戦いが
主眼になるのかな?
『舞-HiME』(いや、既存キャラで別の話を作るのだから『舞-乙HiME』か)を思わせるような
作品のテンポは非常に良いです。
もちろんヒロインたちが可愛く描かれているのもポイントを外していません。


◆一騎当千 Dragon Destiny
◆ひとひら
◆大江戸ロケット
◆セイント・ビースト 〜光陰叙事詩天使譚〜
◆シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド
◆この青空に約束を― 〜ようこそつぐみ寮へ〜
◆魔法少女リリカルなのはStrikerS
◆ウエルベールの物語 〜Sisters of Wellber〜
◆陸上防衛隊まおちゃん [30分アニメとして再編]
◆英國戀物語エマ 第二幕
◆らき☆すた
◆sola
◆ぼくらの
◆風の聖痕
◆スパイダーライダーズ 〜よみがえる太陽〜

自分の環境では視聴不可。
#『風の聖痕』はBS朝日、『ウエルベールの物語』は無料ネット配信で視聴予定です。


<総評>

現在の私的期待度は以下のようになりました。

本命:ハヤテのごとく!
対抗:天元突破 グレンラガン
単穴:アイドルマスター XENOGLOSSIA
連下:ヒロイック・エイジ
注意:桃華月憚

『ハヤテのごとく!』は、原作のパロディネタをアニメでどこまでやれるのだろうかと半ば
諦めていたので、良い方向に裏切られました。まさか『BLACK LAGOON』まで持ってくるとは。
『天元突破グレンラガン』は、終盤に壮大な物語が待っているのではないかと予想。
女の子+ロボットという組み合わせで『アイドルマスター XENOGLOSSIA』も期待。
また、個人的にSFっぽい話が好きなので『ヒロイック・エイジ』も外せません。
『桃華月憚』は全く予想が付きませんが、切ったら後悔しそうなので録っておきます。

その他、自分が視聴できない新作アニメでは『ひとひら』が気になっているところです。
#何やら『らき☆すた』が話題になっているのは『涼宮ハルヒ』と同じ現象でしょうか?

では。
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猫間 鈴秋 / NEKOMA SUZUAKI
mailto:nekoma@mvj.biglobe.ne.jp
http://www5e.biglobe.ne.jp/~nekosuzu/index_n.htm