真木子です。

てつたろさんもなかなか復帰できないようで。
ほとんど恵畑さんと二人の往復書簡みたいになっちゃってますねえ(^^;
時々反応があるので、ROMはけっこういるみたいですが・・・


第12話「走れタロス!」

ツタ男を見逃した電王アックスフォーム。
なぜとどめを刺さなかったのかと訊かれ、
「親父さんがどんな思いでイマジンと契約したか、確かめるんや!」
でもハナちゃんに責められて、キンタロス退場。
「やっぱりお父さん、私のこと・・・」
「それは、確かめてみないとわかんないよ」
イマジンの解釈は、本人の意図に合致してないことが多いですからね。
だが、カスミは「むだだよ!」と去ってしまった。

父親の店(定食屋かな?)を訪ねた良太郎とハナ。
カスミとは親でも子でもない、イマジンのことも知らないと言い張る。
怒るハナに代わって、「カスミ草のひと」のことを持ちだす良太郎。
「僕、カスミ草のひとは、あなたじゃないかって思ってました」
無言で背を向ける父。
だが、2人が去ったあと、思い返すのはイマジンとの出会い。
「まさかあの時のことが。夢だと思っていたが」 なんかわざとらしいセリフ。

デンライナーに戻った良太郎、キンタロスに意見を求めるが、
例によっていびきをかいている。
「へっ、冬眠中だ」
「なんか言うたかモモヒキ」
腹を決めた、というキンタロス。「信じることや!」
言い放って、また大いびき。狸寝入りじゃないのか?
とっても不安げな良太郎。

その晩のミルクディッパー。
「良ちゃん、むずかしい顔してる。幸せの星が逃げちゃうわよ」
親子が突然憎しみあうなんてことがあるのかと相談すると、
愛理さんの答えは
「星はね、そう簡単に位置を変えたりしないの」
だったら逃げちゃうこともないのでは:-)
今日の元気ジュースは、ニンニクたっぷりのレモネード。
コーヒー以外のセンスは、ちょっと問題あるかも・・・
そこにカスミから電話。明日がパリ・コレへの出発の日。
「お父さんから守ってね」

何を思ったか、尾崎に運転させてる良太郎。勝手にマスコミ関係者を
近づけていいの?
前を行くカスミの車の屋根に、ツタ男が!
大事故寸前で止まる2台の車。出てきた面々に怪我はなさそう。

「来た来た! イマジンだぜ!」
モモタロスの出鼻をくじくウラタロス。「たまには僕も運動しようかな」
その2人を押しのけて、結局来たのはキンタロス。
蔓で車を持ち上げる(バランス的に無理がある・・・)ツタ男を殴り飛ばし、
「俺がやる!」
代わって車を持ち上げる?
「親父さんが娘によくないことを契約するはずがない。それを証明したる!
親父さんはカスミを愛しとる。俺はそう信じるーっ!!」
K良太郎が車を海に投げ込んだところに、カスミの父が現れた。
「やっぱりお父さんがやらせてたの? そんなにわたしが憎いの!?」
答える前に、ツタ男が。
大槻マネージャーを急かして、カスミを空港に向かわせる父。
「もう遅い。これで娘の仕事は全部つぶした。契約完了!」
過去に飛ぶイマジン。
父親に責められて、当惑するK良太郎。
家の手伝いのため、モデルをあきらめようとしていたカスミ。
その夢をかなえさせるため、父はあえて縁を切った。
以後、顔を合わせることはなく、こっそりカスミ草を預けるだけ。
それでイマジンに望みを訊かれ、カスミに会いたいと願ってしまった。
もうパリ・コレに間に合わない。カスミの夢をつぶしてしまった。
父もK良太郎も、自分を責める。
キンタロスが去り、遅まきながらチケットを手にする良太郎。

・・・うーむ、「一緒に暮らしたい」ぐらいかと思ったんですが。
「会いたい」だけで仕事をつぶすとは。さらってくれば済むやんか。
それに、予定の飛行機に乗れなくても、次の便でなんとかしようと
努力するのが普通じゃないの? 雰囲気だけで現実性に欠けるのは
相変わらずか。

2006年11月8日。
「おまえがいると、仕事のじゃまだ。おまえは社長さんの家にでも
住まわせてもらえ」
カスミが父のことを心配して反対すると、出て行けと宣告される。
黙って荷物をまとめ、家を出るカスミ。
一連の流れが、なんかすごく不自然なんですけど。
そこに現れるイマジン。

デンライナーから降り立つ良太郎。
「すまん! 体貸してくれ」
コキッと首を鳴らしたK良太郎、一声叫ぶと、目の前のイマジンを無視して
走り出す。
カスミを父親に会わせようというのだ。ハナの制止も聞かない。

暴れるツタ男。ビームまで出すのか・・・
また謎の男が時間を計っている。

カスミの乗ったバスが発進する。
建物をぶち抜いて近道するK良太郎・・・おいおい(^^;

「キンタロス君。イマジンに加担した上、時の運行を変えようと言うのなら、
乗車拒否です」
喜ぶモモとウラ。
追放されたら、永遠に時間の中をさまようことになる。
「それでもいいの!?」
「俺のせいやからな!」

バスに追いつき、併走するK良太郎。
カスミに窓を開けさせ、バスを降りろと呼びかける。
「あんた何なの?」
「俺は、未来の、友だちや!」
親父さんはカスミを憎んでない、夢を叶えさせるためにわざと
突き放したのだと説得するK良太郎。
窓を閉められても、叫ぶ。
「親父さんはおまえを愛しとる。とことん信じるんや。もいちどやり直せ!」
バスは行ってしまった。

デンライナーに戻ったキンタロスに、オーナーがステッキを突きつける。
「あなたを追放します」
「おおきに」

暴れているツタ男。
良太郎が到着したのを見て、謎の男は立ち去る。やっぱり
到着までの時間を計っているのか。
「いくよ、キンタロス。変身」
アックスフォーム登場。
「俺の強さにおまえが泣いた。涙はそれで拭いとけ!」
「ふん、バカの一つ覚えが」 鋭いツッコミ:-)
「ごっつ泣けるで! これが俺の、電王としての最後の戦いや!」
なぜか破壊光線は使わず接近戦のツタ男。
斧が飛んだ。チャンスとばかり攻め込む。
だが、電王は必殺技体勢。
ジャンプして上空から一刀両断!「ダイナミックチョップ」

戻った良太郎に、キンタロスの追放を告げるオーナー。
「でも・・・」
「これはすでに、決定事項です」
「ええって、良太郎。ありがとう」
モモとウラも、さすがに気の毒顔。
「おっと、停止信号のようですね」

開いた扉から見えた光景は、良太郎がカスミと出会う直前。
取材中、急に立ち上がって駆け出すカスミ。
今回の行き先は良太郎ではなく、父親がカスミ草の花束を預けるところ。
「やっぱり、カスミ草のひとはお父さんだったのね」
知っていたのかと驚く父に、信じろと言った人がいたから、と。
「信じてよかった」

泣いているキンタロス。
「涙はこれで拭いたら?」
良太郎のハンカチで、盛大に鼻をかむ。
ほんなら、とキンタロスはデンライナーを降りようとする。ここで降りたら
普通にこの時代に存在しちゃったりしないのか?
だがオーナーは、「その必要はなくなりました」
カスミと父親が仲直りしたので、イマジンと契約することはなく、
良太郎と出会うこともなく・・・キンタロスの暴走もなくなった。
「でも、それって変じゃない?」 珍しくもナオミちゃんの突っ込み。
良太郎とカスミが出会わなければ、過去に飛ぶこともなく・・・典型的な
タイムパラドックス。
「そう。変です」おー、言い切っちゃった。「だから、時の運行を
変えてはならない。このようなことは、これっきりにしてください!」
「ありがとうございます」
「私は何もしてませんよ〜」

一件落着したら、もう寝てるキンタロス。
「起きろ! 季節はもう春だぞ! 起きろ熊公!!」
出番なしで欲求不満のモモタロスが暴れるが、反応なし。
まあ、春眠暁を覚えず、ってのもあるし・・・


「わたくし、巨大戦の実況命!」蝿
でも今回はギガンデスが出なかったから、10話の映像ね。


次回はもう4人目、竜の子太郎。
# 残念、太陽の塔が歩く姿に期待したのに:-p(まだ言ってる)

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp