情報衛星の効用が国民には気になるが
情報収集衛星H2Aロケットが打ち上げられた。これで4基の偵察衛星が、地球上のすべての箇所を日に一回は撮影できることになるという。
日本の近隣や、特に、朝鮮半島の38度線以北を詳しく偵察するなら、その意味は分かるが、地球上のすべての箇所を見ることにどんな意味があるのか、分からない。
衛星にもいろいろある。他の惑星を探査する探査衛星や天気予報目的の気象衛星、電波を地球の裏まで送るための通信衛星などは、その用途がはっきり分かるが、偵察衛星は、目的は分かるが、その用途も効用もさっぱり分からない。
これは、軍事機密だから、その用途や効用を詳しく解説するわけにはゆくまいが、税金はただだと思って、ムダなことをするのが得意な官僚のやることだから、国民には気になることではある。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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