《守れ守れといっても何を守るのかハッキリしない》


『国を守る体制を確立せよ』

と、憲法改正を主張する読売新聞。

大新聞のすぐれた使命感を感じるが?


主張が矛盾しているじゃないか。


守れ守れといっても何を守るのかハッキリしない。



《領土領海や主権などのほかに、独自文化》


何を守るのか?


中国に言ってみよ、たちどころに判明する。

中国に支配され隷属させられている少数民族を見たらよいのだ。

彼らは、占領され支配されつつも?

烈しい弾圧を受けつつも?

独自文化を失うまいと必死だ。


中国という人口大国に飲み込まれまいと必死で文化を守っている。


守るべきは、領土領海や主権などのほかに、独自文化とハッキリわかる。

(中国の少数民族は厳しい弾圧の中、独自言語、独自文字、独自文化を死守している。) 





《主義主著意がハッキリせず、ぼんやりしているのが読売新聞》


ひるがえって、日本の独自文化。


神社宗教、天皇制だ。

後はまねっこ文化で、中国では漢字を使うのでさえ恥ずかしい。


この独自文化である神社宗教をすてよ、靖国参拝は止めろ。

『無宗教の施設にせよ』

というのが読売新聞だ。

『憲法を改正せよ』
『国を守れ』

といいながら、主義主著意がハッキリせず、ぼんやりしているのが読売新聞だ。