"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message news:ed843q$e9l$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  利息制限法の上限金利は20%、出資法では29.2%、その間のグレ−ゾ−ン金利幅を利用して、20%以上の金利をとっている消費者金融
が問題になり、裁判でもこのグレ−ゾ−ン金利は無効との判決が出ていることからも、金利の上限を20%に統一する法案が検討されていた。とこ
ろが、これはどうやら9年先に先送りされそうである。
>  20%を越えてもよいという特例を、他に借り入れのない借主や一定額(50万円)以下の借主、短期の借主には認めよういうのである。
>  これでは、消費者金融の借主の殆どが特例適用対象になってしまうのではないか。短期の生活資金ショ−トや病気入院費などの使途が多いのだ
ろうから、この特例対象となる比率が高いと思われるからである。これでは、グレ−ゾ−ン金利の廃止は有名無実化してしまう。
>  これは推測だが、消費者金融が金融庁官OBの受け皿になっているために、その天下りOBや天下りを予定している官僚どもが、消費者金融の意を
受けて、改正案を捻じ曲げた結果ではないか。
>  その点の調査も行なって、当初のねらい通りに正すことを強く求めたい。
>  村上新八

こういったことを根っこからなくすには天下り禁止法案を通すことだな。そうすれば
官僚が自分が辞めた後に企業に天下りするために業界に便宜をはかろうとする
モチベーションを根こそぎなくすことができる。

基本的にそれがない限り、国民の利益に反するおかしな行政はなくならないでしょう。

つまり、官僚さんの自己保身があらゆるところで企業への便宜供与につながっている
わけだから、その本質を改善して国民の利益のために官僚が堂々と働けるような
力学が働くような仕組みを作るべきだと思うね。