安倍普三が4月15日まだ明けきれぬ早朝6時に密かに靖国参拝したことが分かった。秘書と護衛官2人しか知らないことだから、自分の馬鹿げた「ぶれ」のなさを証明するために、自分で公表する気になったのだろう。
 「靖国に参拝するとか、したとかは言わない」と発言していた直後の公表だった。
 夜這いまがいの参拝は、外交問題化することを避けたかったのだろう。そうでなければ、極秘にする必要はないからだ。
 つまり、普三本人は、靖国参拝は、国益を損じることになるし、外交上まずいことはよく分かっているのだ、それならキッパリと止めるべきで、隠密裡にでも参拝したい、ということは、靖国参拝にそれほど強い執念を持っていると、思われても仕方がない行為なのだ。
 中韓はこのことから、普三は、小泉以上に腹の底から「歴史認識」が欠如している奴だと思われるのが落ちである。それでまた、近隣外交の壁が一層高くなるのである。
 こういう輩を、小泉に続いて次期首相にしたら、アジアにおける日本の孤立化は完全定着することになるのだ。それは同盟国米国も望んではいないはずである。アジアにおれる米国の走狗の役割を果たせなくなるからである。
 村上新八