In article <e54k0n$j0o$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp> kodera_m@cool.odn.ne.jp writes:
>最近、上町線帝塚山3丁目〜高野線帝塚山乗換えをした際(神ノ木と
>住吉東が乗換駅ということになってるが、これがまた納得行かない距
>離^^;)
この「乗換」は、今ではほぼ無意味ですが、
元々は、ここでの乗換を前提とした通しの乗車券があったんです。

軌道線が別会社に分離されたのは平野線廃止の時なので
1980年末のことになりますが、
その数年前に運賃体系が分離されるまでは、
鉄道線と軌道線とが一体の運賃体系でした。
運賃体系分離以降は、省力化の意味もあって、
運行系統と密接に連携した運賃区間になっていますが、
元々は、天王寺駅前〜阿倍野〜今池〜恵美須町で1区なんて設定もあり、
平野からだと、今池→萩之茶屋ないし南霞町→新今宮で乗り換えて難波までが、
天王寺駅前や恵美須町までと同列で2区でした。

他には浜寺公園〜浜寺駅前も乗換駅でしたし、
住吉公園駅は軌道線と鉄道線で一体の1つの駅でした。
(運賃体系分離の際に、混乱を防ぐという理由で
 鉄道線部分だけが住吉大社駅に改称された)
今は亡き天王寺線絡みもあったと思いますが、使ったことがありません。
素直に至近距離にある駅で乗換できたと思いますが。
(今池町〜今池、天王寺〜天王寺駅前)

#阪堺線と高野線の乗換駅ってあったっけ?

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp